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『エルマーのぼうけん』(福音館書店)

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『エルマーのぼうけん』(福音館書店)
原題 MY FATHER'S DRAGON by Ruth S. Gannett
ルース・スタイルス・ガネット/作(1948 N.Y.) ルース・クリスマン・ガネット/絵 渡辺茂男/訳
初版1965年(1995年72刷) 1000円

※1997.10~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト1」カテゴリーに追加しました。

ルース・スタイルス・ガネット
化学者として研究所で働いていたが、のちに児童図書協議会職員となり、今作を書いて評価される

ルース・クリスマン・ガネット
著者の母 現代アメリカ挿絵画家の有名な1人
1947年ニューベリー賞、America Graphic Art協会優秀作品受賞 1979年没


長野の友だちオススメ 小さい頃、大好きだったらしい

児童文学として有名だから試しに読んでみた
3冊で一連のシリーズなのか
図書館にはこれ1冊しかなくて続きが気になる

こういう冒険ものに今年ハマった、その締めくくり

母親の描く挿絵がなんとも愛らしい
とくにリボンを結んだライオン



▼あらすじ(ネタバレ注意

エルマーは、著者(主人公、話し手)の父という設定

拾った野良猫から「どうぶつ島」の川渡しに使われている
空から落ちたかわいそうな子りゅうの話を聞いて
エルマーは助けに行く

みかん島でとったみかんだけ食べて、恐ろしい「どうぶつ島」に渡り、
トラに会い、チューインガムをあげて逃げ

角が汚くて泣いているサイには、歯ブラシとチューブをあげ、
たてがみがグシャグシャなライオンには、ブラシとリボン、
ノミが痒いゴリラには虫眼鏡

やっと川にたどり着き、ペロペロキャンデーでワニを釣って橋をかけ
りゅうの網を切ってあげる

どうぶつたちは怒って追いかけてくる
皆エルマーのおかげで有り難く思わなきゃいけないのに侵入者扱いなのね

このつづきは『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』でお楽しみ


(『エルマーと16ぴきのりゅう』をまだ読んでいないんだな 2017



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