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ドラマ『ガッタン ガッタン それでもゴー』(2015)(ネタバレ注意

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ドラマ『ガッタン ガッタン それでもゴー』(2015)(ネタバレ注意

“NHK岐阜放送局 開局75周年記念ドラマ”


出演:谷村美月、町田啓太、鶴見辰吾、国生さゆり、芳本美代子、松尾スズキ ほか

部長が出演すると聞いて、予録した 鶴見辰吾さんも好きだし

谷村美月さんは、朝ドラ『べっぴんさん』のアケミさん役の人だ/驚
ウィキ見たら、『八重の桜』『ラストマネー -愛の値段- 』ほか、多数出演していて
若いのに実力のある、いろんなメディアで活躍している方なんだ


泣けて、じんわりくるいいドラマだった

盆地って落ち着く 緑に囲まれていい所だねえ



▼あらすじ(ネタバレ注意

下北沢の劇場でコントを披露する2人組 音響を担当する伊藤カナ

 



仕事後、幸恵おばちゃんから、母親が今朝亡くなったと連絡がくる
上司から「実家に帰れ」と言われる

岐阜の奥飛騨の温泉旅館で働く信一と母・春子
信一はいつもカウボーイハットにデニム、部屋には馬だらけ
旅館経営そっちのけで観光アピールに専念している父とは険悪な仲

 

父・森田哲治は「奥飛騨特産品ブランド計画」の活動をしている

 

遅れて会議に来る木工所所長・小谷良夫は、鉱山のトロッコが面白いと推す

(松尾部長のTシャツかっけー 鉄道マニア?



電車からバスに乗り換え「奥飛騨小学校前」に着くと、15年前の夏を思い出す
カナは「バイキン」と呼ばれていじめられていた

裕美は化粧品屋を営む優しい母だった



神岡鉄道は廃線 「お化け列車」として開通した当時、母と乗ったことを思い出す

 

小谷は橋に水槽を作って魚を入れている
「公共物だから許可が必要だ」と警官に注意される
「許可とっても、許可もらえんもんでね」

 


母の葬儀に、疎遠の父は来なかった

その後、店に来るカナ
6年前、東京に行く時、駅までの見送りを断ると、手作りシュシュをくれる
カナは今でもそれを毎日身につけている

 

「頑張ってな こんな何にもない所に帰ってこんでいいんだからね
 楽しませるためにあなたを産んだんやけね」


常連さんが買いに来る
「これからも頼んますな ここいらに化粧品屋さんてここしかないで」


神岡鉱山のトロッコはまだ走る(いろんな場所に炭鉱があった歴史だね



「花ゆらの湯」の息子は「二代目、三代目は逃げようがないでな」と信一に話す
カナを見かけても、イジメられていた時に助けられなかったことを思い出し、無視してしまう


カナは小谷の仲間に誘われてクルマに乗る 哲治も誘われる
「ワケがあって、県外の人の感想が聞きたくて」
小谷さんて町に1人いるような発明好きなおじさんみたいな?



けっこー速い インディジョーンズのライドものみたい
暗いし、閉塞感が私にはムリだけど、カナは楽しむ

哲治:
子どもを育てるには放っておくのが一番なんですよ
いろんな責任を子どもが自分で負えるようにするために
まあ、子どもには理解してもらえんです 仕方ないですよ

カナ:
全然仕方なくないと思います
親に放置されて育つしかなくて育つのと
育つためだって理解しながら育てられるのと
まったく違うと思います


信一は夢の中でガンマンの父に撃たれ、カナに
「あの人、私たちも助けられないのに、お母さんも助けられなくてカッコ悪いね」と言われる

翌日、アメリカの格好を止めてる信一を見て、母は「人増やすで、アメリカ行っといで」
(写真があるのは一度行ってるのかな?

アメリカに負けない自然があるじゃん でも、あれはスギ・・・?



店に戻ると飛行機で小谷から手紙が来る(イラスト上手いな


今度は、自転車を改造して、廃線になった線路上を走らせるアイデアを出す
「東京の女、受付嬢なんかどうやろと思って」

 

自力でこぐんだw
お化け列車を作ったのは小谷だった「すごいろ」


15年前の夏 お化け列車に乗る母とカナ
真っ暗なトンネルの途中で止まって、ミイラとか出てきて怖すぎる

昔は髪が豊かだったのね、小谷さんw


トンネルの中でいろんな思い出がフラッシュバックして号泣する(まさに「いじめ後遺症」じゃん

 

カナ:これ、手伝わせてください

その後改造したりして、役場の許可もやっともらってオープンも決まる 「おくひだガッタン号」



「おくひだガッタン号」開業日には、大勢が集まる

(地域の人たちもたくさんエキストラ参加してるんだろうな


哲治:お前アメリカ行ってこい
信一:なんで、ただの憧れやもん

哲治は信一を連れてガッタン号に乗せてくれと頼み、メキシコの帽子を渡す

カナ:私と一緒に乗りませんか?

信一もお化け列車が好きだったと話す

信一:
こういうもの、どんどんなくなっていくんだよなあ
オレ、旅館三代目だし 逃げれんのですよ

カナ:逃げられないことなんかないんじゃないんですか

信一:口で言うのは簡単ていうか 現実ってもんがあるから


小さい頃イジメられたことを話すカナ

「いなくなっちゃいたかったんですよね
 よくお店の前を自転車で通りすぎる子がいて
 “どこ行くの?”て聞いたら、何て言ったと思います?」

 

信一は“アメリカーーー!”と叫んでいた

「それを聞いてほんとに羨ましくて すごいなあって
 だから私もいつかここから逃げ出せるんだと思って」

 


1ヵ月後 メキシカン帽をかぶって紙芝居をしている哲治 小谷と母も手伝っている
カウボーイ姿に戻った信一はアメリカへ旅立つ

 

空港も立派だねえ 子どもに「どこ行くの?」と聞かれて「アメリカ~」



カナは母の店を継ぐ
こういう商店街 日本中、たぶん世界中にあるよね

 


東京で働くPAは大勢いても、故郷に1つしかない店を継ぐのは
自分しかいないって納得したなら、帰るのもありだ

それにはコミュニティの助け合いあっての町づくり
小谷さんのような、ちょっと迷惑でも、面白いアイデアで引っ張ってくれるおじさんも必要
いろいろ事情を知ってる彼がカナを救ったんだな
いい役ではないですか、松尾さん!




町おこしというと、特産品を売るとか、イベントで客寄せってイメージだけど、
その町だけで自給自足とかの方向はないのかなあ???
なんだかお金を集める方法に傾いている気がしてきた






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