過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回はヴィヴィアン・リーの切り抜きが貼ってある透明なルーズリーフからご紹介。
photo1:オーランドのディズニー・ワールド、ユニヴァーサル・スタジオに行った。
photo2:なぜかオードリーと、ジミーの切り抜きが貼ってある。
photo3:仕事を変えるたびに派遣にいろいろ登録してて、求人の切り抜きがいっぱい!
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『ホワイトアウト』(2000)機内にて
監督:若松節朗 出演:織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市 ほか
ハリウッド的スケールとストーリーでなかなか面白かった。
■『60セカンズ』(2000)劇場にて
監督:ドミニク・セナ 出演:ニコラス・ケイジ、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デュヴァル ほか
なぜか日系女性がとろいドライヴァー役でちょっとムカつく。
ラストは和気藹々のパーティでめっちゃハッピーエンディング
おいおい、犯罪者の集まりがこんなハッピーでいいのか!?
これほど女みたいに車を愛する車オタクじゃないと務まらないプロ集団。
渋いクラシックなロックを聴いて「よし、やろう!」ってシーンもイイ。
スピードびゅんびゅんのカーアクションに目がついていかないほどの迫力!
あえて余計なロマンスシーンもカットしてあるのがクール。
■『ムーラン』(1998)
監督:バリー・クック、トニー・バンクロフト 声出演:エディ・マーフィ ほか
基本的なストーリー展開、キャラ構成がほとんど同じなんだけど、
誰と観ても一様に楽しめるエンタテインメント性はさすが。
「一番の誇りはムーランなのだよ」泣
Aの声をエディ・マーフィが担当。ユーモア担当を見事にこなしてる。
これでパレードをもう一度見たら意味が分かるかも(もう2度見たが
昔の中国の男女差別をけっこー批判的に描いているのが特徴。
ディズニー映画のヒロインらしくないアジアンの顔は欧米の子どもらにどう受け留められただろうか?
■『eXistenZ』(1999)
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:ジュード・ロウ、ジェニファ・ジェイソン・リー、イアン・ホルム、ウィレム・デフォー ほか
ゲーム業界が日々3Dだなんだとリアルに発展していく中、
いつか現実と区別のつかないヴァーチャルゲームが出来るというのは夢・・・のような本当のような。
爬虫類の変異グチャグチャを存分に使って、どこまでもリアリティに近い非現実を描いて危機感をえぐり出してる。
「これもゲームなのか?」
飛行機シュミレーションゲームのつもりでハイジャック、現実との区別ができない若者の犯罪が増えている。
すべてゲーム業界のせいともいえないが薄暗い恐怖感は否めない。
リーのクールでダークな魅力が出てる。
■『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)
監督:ポール・バーホーベン 出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、マイケル・アイアンサイド、デニス・リチャーズ ほか
10/14公開の『インヴィジブル』を撮った同監督作品をチェック。
噂通り突然変異BUG軍団の脅威と、次々切り刻まれてゆく兵士のCGがスゴイ。頭の中がすっかり軍事一色。
宇宙戦争になったら地球中が軍事一色になるのだろうか?
近未来にすっかり男女区別がなくなってるのは、むしろ中性のアリの群衆みたいに見える。
とにかくデカくなっちゃった虫の集団。巨大カブトムシみたいのも気味悪い極致だけど、
終始わざとらしい健全さをアピールした映像がより不気味。
■『シュリ』(1999)
監督・脚本:カン・ジェギュ 出演:ハン・ソッキュ、キム・ユンジン ほか
爆発的ヒット作となった今作。フタを開けたらあまり目新しくなかった。
長ーーーーい銃撃戦、敵同士の恋人etc...
分断された国事情を背景にしたのが話題性か?
南北に別れてしまったのか? よほど貧富の差が大きいらしい。
冒頭の弱肉強食の訓練で血しぶきもものともせず勝ち残る女の姿がスゴイ。
が、やはりいくら殺人マシンとて女のフツーの幸せがほしかったってこと。
■『アメリカン・ヒストリーX』(1998)
監督:トニー・ケイ 出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング ほか
『ファイト・クラブ』に続いてぶっちぎりのノートン。目立たない俳優と思っていたら、あれよあれよの快進撃!
人種差別問題、その根深い根底と終わらなく続く憎しみと怒り。
一度爆走し、道を誤った者に真の平和と平凡な幸福は閉ざされる。
こーゆーエンディングになることは分かってた。
「怒りをぶちまけるには人生は短すぎる」
「怒りがお前の生活を幸せにしたか?」
Dのレポートは「敵を作るな。皆仲間なのだから」で締めくくられる。
デレクの人種差別思考は、他でもない父親から洗脳されたものなんだ。
こうして無意味な争いの種が新しい無垢な命に刻まれ、結果的に憎み合い、犯罪となっていく。
■『SF巨大生物の島』(1961)
監督:サイ・エンドフィールド 特殊効果:レイ・ハリーハウゼン
出演:マイケル・クレイグ、マイケル・カラン ほか
ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』を原作に撮った作品だが、いろいろ混ざったり、削られたりしてる。
わざわざお色気をとってつけなくてもいーのになぁ
最先端技術の天才ネモ艦長の潜水服はともかく、ボンベが巻き貝ってのもw
漂流した2人の女性が“私たちを守るのは男の役目よ”とばかり強気なのが変。
裁縫やインテリアには熱心だったようだが。
エレナはロングドレスからパンツ丸出しの超ミニワンピに着がえて
「私、彼と結婚するわ」なんて、のんきなこと言ってるし
巨大カニ、鳥、タコは食糧難を救う前にヒトが食われちゃうんじゃないか?
60年代パニック、アドベンチャーもののほのぼの感は嫌いじゃない。
(まだレイ・ハリーハウゼンに本格的にハマる前だな
■『スネイク・アイズ』(1997)
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ニコラス・ケイジ、ゲーリー・シニーズ、ジョン・ハード ほか
脂ののった2人の男優の競演。あらゆる角度から見た陰謀が絡み合って真実をうやむやにする。
ラストに光った赤いものは何だったのか?
その後はBとうまくいきそうなラスト。「とにかくTVには出れた」
ノリノリに切れまくる汚職警官、悪になりきれない善の男役にケイジがピッタリ。
■『ヘンリー・フール』(1997)
監督:ハル・ハートリー 出演:トーマス・ジェイ・ライアン、ジェームズ・アーバニアク ほか
さて、これがドタバタコメディだろーか? よくよく選んだ結果がコレ?
自称小説家の怪しい男に詩の才能を見出されたサイモン。
どこに逸材が眠っているか、それを呼び覚ますキッカケがなきゃ始まらない。
その役目を負ったこの男にも生きる意味があったワケだ。
今回はヴィヴィアン・リーの切り抜きが貼ってある透明なルーズリーフからご紹介。
photo1:オーランドのディズニー・ワールド、ユニヴァーサル・スタジオに行った。
photo2:なぜかオードリーと、ジミーの切り抜きが貼ってある。
photo3:仕事を変えるたびに派遣にいろいろ登録してて、求人の切り抜きがいっぱい!
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『ホワイトアウト』(2000)機内にて
監督:若松節朗 出演:織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市 ほか
ハリウッド的スケールとストーリーでなかなか面白かった。
■『60セカンズ』(2000)劇場にて
監督:ドミニク・セナ 出演:ニコラス・ケイジ、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デュヴァル ほか
なぜか日系女性がとろいドライヴァー役でちょっとムカつく。
ラストは和気藹々のパーティでめっちゃハッピーエンディング
おいおい、犯罪者の集まりがこんなハッピーでいいのか!?
これほど女みたいに車を愛する車オタクじゃないと務まらないプロ集団。
渋いクラシックなロックを聴いて「よし、やろう!」ってシーンもイイ。
スピードびゅんびゅんのカーアクションに目がついていかないほどの迫力!
あえて余計なロマンスシーンもカットしてあるのがクール。
■『ムーラン』(1998)
監督:バリー・クック、トニー・バンクロフト 声出演:エディ・マーフィ ほか
基本的なストーリー展開、キャラ構成がほとんど同じなんだけど、
誰と観ても一様に楽しめるエンタテインメント性はさすが。
「一番の誇りはムーランなのだよ」泣
Aの声をエディ・マーフィが担当。ユーモア担当を見事にこなしてる。
これでパレードをもう一度見たら意味が分かるかも(もう2度見たが
昔の中国の男女差別をけっこー批判的に描いているのが特徴。
ディズニー映画のヒロインらしくないアジアンの顔は欧米の子どもらにどう受け留められただろうか?
■『eXistenZ』(1999)
監督:デヴィッド・クローネンバーグ 出演:ジュード・ロウ、ジェニファ・ジェイソン・リー、イアン・ホルム、ウィレム・デフォー ほか
ゲーム業界が日々3Dだなんだとリアルに発展していく中、
いつか現実と区別のつかないヴァーチャルゲームが出来るというのは夢・・・のような本当のような。
爬虫類の変異グチャグチャを存分に使って、どこまでもリアリティに近い非現実を描いて危機感をえぐり出してる。
「これもゲームなのか?」
飛行機シュミレーションゲームのつもりでハイジャック、現実との区別ができない若者の犯罪が増えている。
すべてゲーム業界のせいともいえないが薄暗い恐怖感は否めない。
リーのクールでダークな魅力が出てる。
■『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997)
監督:ポール・バーホーベン 出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、マイケル・アイアンサイド、デニス・リチャーズ ほか
10/14公開の『インヴィジブル』を撮った同監督作品をチェック。
噂通り突然変異BUG軍団の脅威と、次々切り刻まれてゆく兵士のCGがスゴイ。頭の中がすっかり軍事一色。
宇宙戦争になったら地球中が軍事一色になるのだろうか?
近未来にすっかり男女区別がなくなってるのは、むしろ中性のアリの群衆みたいに見える。
とにかくデカくなっちゃった虫の集団。巨大カブトムシみたいのも気味悪い極致だけど、
終始わざとらしい健全さをアピールした映像がより不気味。
■『シュリ』(1999)
監督・脚本:カン・ジェギュ 出演:ハン・ソッキュ、キム・ユンジン ほか
爆発的ヒット作となった今作。フタを開けたらあまり目新しくなかった。
長ーーーーい銃撃戦、敵同士の恋人etc...
分断された国事情を背景にしたのが話題性か?
南北に別れてしまったのか? よほど貧富の差が大きいらしい。
冒頭の弱肉強食の訓練で血しぶきもものともせず勝ち残る女の姿がスゴイ。
が、やはりいくら殺人マシンとて女のフツーの幸せがほしかったってこと。
■『アメリカン・ヒストリーX』(1998)
監督:トニー・ケイ 出演:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング ほか
『ファイト・クラブ』に続いてぶっちぎりのノートン。目立たない俳優と思っていたら、あれよあれよの快進撃!
人種差別問題、その根深い根底と終わらなく続く憎しみと怒り。
一度爆走し、道を誤った者に真の平和と平凡な幸福は閉ざされる。
こーゆーエンディングになることは分かってた。
「怒りをぶちまけるには人生は短すぎる」
「怒りがお前の生活を幸せにしたか?」
Dのレポートは「敵を作るな。皆仲間なのだから」で締めくくられる。
デレクの人種差別思考は、他でもない父親から洗脳されたものなんだ。
こうして無意味な争いの種が新しい無垢な命に刻まれ、結果的に憎み合い、犯罪となっていく。
■『SF巨大生物の島』(1961)
監督:サイ・エンドフィールド 特殊効果:レイ・ハリーハウゼン
出演:マイケル・クレイグ、マイケル・カラン ほか
ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』を原作に撮った作品だが、いろいろ混ざったり、削られたりしてる。
わざわざお色気をとってつけなくてもいーのになぁ
最先端技術の天才ネモ艦長の潜水服はともかく、ボンベが巻き貝ってのもw
漂流した2人の女性が“私たちを守るのは男の役目よ”とばかり強気なのが変。
裁縫やインテリアには熱心だったようだが。
エレナはロングドレスからパンツ丸出しの超ミニワンピに着がえて
「私、彼と結婚するわ」なんて、のんきなこと言ってるし
巨大カニ、鳥、タコは食糧難を救う前にヒトが食われちゃうんじゃないか?
60年代パニック、アドベンチャーもののほのぼの感は嫌いじゃない。
(まだレイ・ハリーハウゼンに本格的にハマる前だな
■『スネイク・アイズ』(1997)
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ニコラス・ケイジ、ゲーリー・シニーズ、ジョン・ハード ほか
脂ののった2人の男優の競演。あらゆる角度から見た陰謀が絡み合って真実をうやむやにする。
ラストに光った赤いものは何だったのか?
その後はBとうまくいきそうなラスト。「とにかくTVには出れた」
ノリノリに切れまくる汚職警官、悪になりきれない善の男役にケイジがピッタリ。
■『ヘンリー・フール』(1997)
監督:ハル・ハートリー 出演:トーマス・ジェイ・ライアン、ジェームズ・アーバニアク ほか
さて、これがドタバタコメディだろーか? よくよく選んだ結果がコレ?
自称小説家の怪しい男に詩の才能を見出されたサイモン。
どこに逸材が眠っているか、それを呼び覚ますキッカケがなきゃ始まらない。
その役目を負ったこの男にも生きる意味があったワケだ。