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ドラマ『風のガーデン』(2008) (1〜11話)

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フジテレビ開局50周年記念ドラマ『風のガーデン』(2008) (1〜11話)
原作・脚本:倉本聰 監督・演出:宮本理江子
出演:中井貴一、黒木メイサ、神木隆之介、緒形拳、奥田瑛二、伊藤蘭、平原綾香、田中哲司 ほか
主題歌・挿入歌:♪ノクターン/カンパニュラの恋/平原綾香



第1〜2話はこちら。

ending theme



田中さんは二神を追う検事役。うっすらヒゲ生やしてるのは役作りのため?

神木くんは、難しい花の名前をスラスラと長いセリフでよく覚えたなあ!驚
陰惨な殺人事件やらもなく、普段の日常生活なのに、どうしてこんなに心の奥深くを揺さぶられるんだろう。
瑞々しい風景と平原綾香さんの歌がさらに心に染みる。風のガーデンはほんとうにこの世の天国だ
祖父の考えた花言葉が味わい深い詩のようで面白い。
さすがに質の高い映像でココロの和むいいドラマだった。緒方拳さんの遺作としても貴重な1作。


【第3話】タイム
二神はグリーンメーラーで、儲けた30億は霞ヶ関に流れてるのではないか?
検事は事情聴取したいというが、医者の立場としてダメだと断る。二神はステージ4B(一番悪化している状態
二神は余命短いと気づき、「痛みは嫌い、延命も断る。キャンピングカーに医療機器を積みたい」という。
取り巻きは消え、娘も遠ざける。

白鳥は昇進を断り内山を推薦する。
妻タエコは夫の浮気を知って駅から飛び降り自殺。父から絶縁を言われた過去を思い出す。
6月8日の「よさこいソーラン」でルイが踊るのを観に行く。



【第4話】ゲラニウム
よさこいを見て、ブロック注射をして、夜ルイと会う約束が、
不倫相手の宮内と最後に会えなかったショックで断られる。宮内は妻子のいる大阪に転勤が決まる。
白鳥もすい臓がんのステージ4Bだと内山、二神、院長に告げ、退職願を出す。


富良野はさすがに素晴らしい風景だなあ・・・まるで葉祥明さんの絵そのものだ。同じ日本とは思えない。
タクシーの上に雪だるまがのっかってるw
花屋店員がふせえりさん! 生徒?にも手を出してたってそーとーの女好きだな

スピリチュアルペイン



【第5話】カンパニュラ
養蜂家の息子シュウはルイにひと目惚れ。できたての蜂蜜おいしそう
全部の蜂の顔を覚えてて、名前付けてるってスゴイ
でもなぜ全員外国人名?w 体についてもはらわなければ刺さない?うそだー

在宅医療に反対する長男に「病院でだけは死にたくない」という患者のおじいちゃんの希望を話す。
管を気管に挿入とか絶対ムリ×∞
病院の完全看護だと家族は“何もしてあげられなかった”という悔いが残り、患者自身もゆっくり家族と過ごせない。

親友の内山は妻の浮気を知ってるのか?フシギな関係。
二神はキャンピングカーを白鳥に譲る。

日本尊厳死協会




【第6話】デルフィニウム
1週間有給をとり、キャンピングカーに泊まり、風のガーデンからガクを見ていた白鳥は見つかってしまったため、
大天使ガブリエルに勘違いされたままにしておく。「ガブと呼んでください」w
エリカ(美容院で働く、学生時代に白鳥と付き合ってた)には事情を話す。
白鳥の元カノはみんなサバサバしたいい人だな

ガブちゃんに会ったことを秘密にできず、祖父に話すガク。「天使には3つだけ質問できる」
♪乙女の祈り 母がよく弾いていた曲をピアノで弾くガク。神木くん練習したのかな。
チェロとピアノを合わせているところにルイがきて、ガブさんだと言うと去る。
二神が亡くなる。

家族同士でもキレイな言葉づかいなのがステキ。




【第7話】サポナリア
ルイはショウを連れて白鳥の行った道をたどり、車を見つける。
来年よく咲かせるために花を刈り取る10月まではいたいという白鳥に「じゃ、嘘に付き合う」と言うルイ。

亡くなったおじいちゃんに「ありがとう」と言って拍手で送るって1つの素晴らしい死の形だな。
看護婦さんが医者に言った「お疲れの出ませんように」て挨拶もステキだ。
がん臭を消すために匂いの強い花を飾るってゆうのも心遣いの1つ。
祖父は息子が富良野にいることを知る。

ターミナルケア




【第8話】フロックス
富良野の病院でも麻酔科医が不足しているため、緊急時だけでも手伝ってほしいと頼まれる白鳥。
麻薬の副作用で意識の混濁症状が現れ、車内で♪ガッツだぜ ♪リンダリンダ〜 を熱唱
末期の痛みに耐える中井さんの演技はさすがだな/辛
それにしても、人の口に戸は立てられないもんだね。どんどん噂が広まっていくのが早い。
同級生が歓迎会で生前葬をしてくれるのもなんだか皮肉

祖父は息子が富良野に帰れなくなったのは自分の心が狭かったせいだと悔やみ、会いにいくと、
点滴をしたまま眠る息子、麻薬パッチやレントゲン写真を見て、病状を知る。

「天国にもケータイがあるんですか?」てw “heaven call”ていいこと言うね。




【第9話】ラムズイヤー
祖父は姉に息子のがんのことを話しどうしたらいいかと相談する。
「一刻も早く家にいれておやりよ!」

ルイにも父の病気のことを話し、父と子を離してきたことを詫びる。
ガクから教えてもらったルイの大好きな花の球根を植え続ける貞美。同級生も病気のことを知る。
ガーデンには貞美にまつわる花言葉はない。

「会わせておきなさい。天使は無害です」

「地域の医療は惨憺たるもんだよ。慢性的な医師不足に悩まされている。
 老人たちは待合室に朝来て、順番が午後になる。
 医は仁術と言われるが、技術は上がっても、そうゆう哲学はまだ生きているかね?」

祖父「君が生きている間にやっておきたいことは何ですか?」
貞美「ルイと一緒にバージンロードを歩いてやりたかった」
緒方さんの肩にトンボがとまってて、なんとものどかだなあ。




【第10話】ユーフォルビア
二神に「早くこっちに来な。こっちは穏やかなもんだぞ」と誘われる夢を見る貞美。

天使が死ぬのはおかしいから、ガクを旭川の親類に預け、ガクの部屋を父に使ってもらうようはからう。
「なにか三流のドラマのようで、甚だ忸怩たるものがありますが」てw
父に病気のことを言えずに辛いと言うルイに「こうゆうことは自然に任せましょう」
ルイに逐一、感情も事情もちゃんと話しているのも素晴らしい

「あいつがこれまでしたくてもできなかったことを、何年分も取り戻させてやろうじゃないですか。
 少しでも家族の時間を、これからの時間で送ろうじゃないですか」

エリカは、誰かてきとーな奴と結婚式を嘘で挙げればいいと提案。なんだかノリが軽いな
9月3日大安日にルイとシュウの結婚式があると貞美に告げる。
お互い茶番だと知ってるのに、優しい家族だなあ。


ガクとの別れのシーンは泣ける/号泣


【第11話】ナツユキカズラ



「それらのすべてが芝居であることに僕は最初から気づいていながら、
 彼らの愛情に圧倒されて気づかぬフリをして道化を演じた。
 いや、僕が芝居だと気づいていたことに、すでに彼らも気づいていたのかもしれません。
 すべてが一場の優しさごっこでした。
 でも、僕は途中から次第に本気で感動し、涙で体が震えるのを抑えるのに必死だった」

“不埒な愛情をお許し下さい”ってなんだかカッコいい言い方でズルいよ。

心配でなにか手伝わせてくれと頼む内山に
「ほかの方のお手伝いはお受けしたくない」と丁寧に断る祖父。
「さあ、手を出しな、オレが連れていくよ」また二神が誘いにくる。
祖母が趣味だった押し花のカンパニュラをある人に贈って、自分の死を伝えてくれとルイに頼む貞美。

芋ほり:麻薬を使う患者は便秘になるため、患者のお尻から便をかき出す作業。



貞美は意識が混濁しながら昔の思い出を語る。
「小さい頃、テレビを買ってくれと頼み、ドリフを見て1人で笑った後、強烈な寂しさを覚えて
 家族のいる居間にいった。それが思えば家族から離れた日だった」

「医学は病気を治すだけじゃない、あらゆる苦しみを除くこと」
「死後の世界はどうもあるように思えてきた」
「もし守備よくあっちに行けたら、サインを送るよ」



乙女の祈り は、小さい頃、実家の留守電の音楽じゃなかったかなぁ?



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