ノートの入力をしていてたら、短大の時の授業のメモを見つけたw
この講師は、生徒をほぼ無視した、ほんとに退屈な授業をしていて嫌いだったけど、
英米文学は今も好きで図書館では必ずチェックするコーナーの1つ。
こうして見ると、参考図書として挙げられた名作は、まだほとんど読んでないことが分かる
******************************アメリカの国民性
ピューリタリズム→ヤンキーイズム
フロンティア・スピリット
●植民地の歴史や地誌
「The History of New England」ジョン・ウィンスロップ著
●アメリカ最初の詩人
「10番目の詩神」アン・ダドリー・ブラッドストリート
●ピューリタニズム衰退を挽回しようとした作家
「Freedom of Will」ジョナサン・エドワーズ
「Sinners in the Hands of an Angry God」
●もっと合理的に考えた作家
「自叙伝」ベンジャミン・フランクリン
●独立戦争中ベストセラーとなった小冊子
「Common sense」トマス・ペイン
●独立以後の最初の作家
「ウィーランド」チャールズ・ブロックデン・ブラウン
******************************ロマンティシズム
「スケッチ・ブック」ワシントン・アーヴィング
「リップ・ヴァン・ウィンクル」
「鹿殺し」ジェームズ・フェニモア・クーパー
「ヘレンへ(To Helen)」エドガー・アラン・ポー
「黒猫 (The Black Cat)」
「黄金虫 (The Gold Bug)」
「ユリイカ(Eureka)」→哲学的宇宙論
●ヨーロッパ文化からの独立を説いた
「Nature」ラルフ・ワルド・エマーソン
「緋文字」ナサニエル・ホーソーン
「白鯨」ハーマン・ メルヴィル
●古い保守的なアメリカを代表する国民詩人
「エヴァンジェリン」ヘンリー・ロングフェロー
●革新的なアメリカを予言する国民詩人
「草の葉」ウォルト・ホイットマン
「Song of Myself」
●時流とは全く関わらず、自分の詩の世界をつらぬいた女流詩人
エミリー・ディケンソン
******************************リアリズム
●イニシエーション(成長の過程)を描いた
「ハックベリー・フィンの冒険」マーク・トウェイン
“すべての現代アメリカ文学は「ハックベリー・フィン」というマーク・トウェインの1冊の本に由来する”ヘミングウェイ
「トム・ソーヤーの冒険(The Adventures of Tom Sawyer)」
「王子と乞食」
「人間とは何か?("What is Man?")」
「ミシシッピの生活(Life on the Mississippi)」
「デイジー・ミラー」ヘンリー・ジェイムズ
「ある貴婦人の肖像(The Portrait of a Lady)」
「ねじの回転(The Turn of the Screw)」
「The Education of Henry Adams」ヘンリー・アダムズ
“電気のような人力を超える力は信仰の対象となり、人間を1個の分子に化してしまう恐ろしいものである”と説いた。
******************************アメリカの短編小説の特徴
モーパッサン型:起承転結、「落ち」がある。
チェホフ型:突然ある場面から入って、終わり方も淡々としているが読後考えさせられる。
「An Occurrence at Owl Creek Bridge」アンブローズ・ビアス
「悪魔の辞典(The Devil's Dictionary)」←これは持ってたな。全部読めなかったけど
「賢者の贈り物(The Gift of the Magi)」オー・ヘンリー
「After Twenty Years」
******************************自然主義文学(Naturalism)
「本街道」ハムリン・ガーランド著
「街の女マギー」スティーヴン・クレイン
「赤い武功章」
「タコ」フランク・ノリス
●色彩象徴
「野生の呼び声」ジャック・ロンドン
●ナチュラリズムの完成者
「シスター・キャリー」シオドア・ドライサー
「アメリカの悲劇」
●シカゴ・ルネッサンス
「物語作者の物語」シャーウッド・アンダーソン
「グロテスクの書」
******************************中西部出身の作家
●ロスト・ジェネレーションの生みの親
ガートルード・スタイン女史
●戦後の繁栄の華やかさと、その崩壊のはかなさを代表する行動の作家
「グレート・ギャッツビー」F・スコット・フィッツジェラルド
「われらの時代(In Our Time)」アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ
「インディアンの村(Indian Camp)」「ニック・アダムズ物語」→“暴力的な死”(violent death)を主題とする。
「日はまた昇る(The Sun Also Rises)」
「武器よさらば(A Farewell to Arms)」→シンボリズム
「誰がために鐘は鳴る(For Whom the Bell Tolls)」
「老人と海(The Old Man and the Sea)」
●生と死の表裏一体性〜Separate Peace
「マンハッタン乗換駅」ジョン・ドス・パソス
コラージュ手法:たくさんの登場人物の生活断面をモザイクのように組み合わせる手法。
「U・S・A」→前衛芸術的
******************************南部出身の作家
●徹底して南部文学を見つめる、旧家の没落物語が主
「The Bear Light in August」ウィリアム・フォークナー
意識の流れ(stream of consciousness)の手法
●貧乏白人をユーモラスに描く(poor white invitation)
「タバコ・ロード」アースキン・コールドウェル
******************************カルフォルニア出身の作家
「二十日鼠と人間(Of Mice and Men)」ジョン・スタインベック
「怒りの葡萄(The Grapes of Wrath)」→original sin、primitive(動物的生活)
「エデンの東(East of Eden)」
●反知性主義(anti-intellectualism)
「わが名はアラム(My Name Is Aram)」ウィリアム・サローヤン
「ヒューマン・コメディ(The Human Comedy)」
「君が人生の時(The Time of Your Life)」
「北回帰線 (Tropic of Cancer)」ヘンリー・ミラー
「南回帰線 (Tropic of Capricorn)」
「わが町(Our Town)」ソーントン・ワイルダー→戯曲、普遍性、永遠性を追求
「孤独な娘」ナサニエル・ウェスト
「楡の木陰の欲望(Desire Under the Elms)」ユージン・オニール
「喪服の似合うエレクトラ(Mourning Becomes Electra)」
詩の運動(imagism)、逃亡者(詩のグループ、Fugitive)、新批評(New Critisism)
ロバート・フロスト→アメリカ国民詩人
******************************黒人文学(ニグロ・ルネサンス)
●黒人の「アメリカの悲劇」
「アメリカの息子」リチャード・ライト
「見えない人間」ラルフ・エリソン
「山に登りて告げよ」ジェイムズ・ボールドウィン
******************************ユダヤ文学
●ノーベル文学賞受賞
「宙吊りの男」ソール・ベロー
「助手(The Assistant)」バーナード・マラマッド
「さようならコロンバス(Goodbye Columbus)」フィリップ・ロス
「奴隷」アイザック・バシェヴィス・シンガー
「馬鹿のギンペル(Gimpel the Fool)」
「遠い声 遠い部屋(Other Voices, Other Rooms)」トルーマン・カポーティ→20世紀の傑作。鬼才と呼ばれた作品。
「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」
●禅その他の東洋思想
「ライ麦畑でつかまえて」J・D・サリンジャー
「ナイン・ストーリーズ」
なんだか、唐突に終わってるから、まだ先があったのかも?
こうやって書き出してみても、ほとんど知らない作家ばかりで、映画でしか観たことがないものも多い。
上記にある中で、私のお気に入りは、サリンジャー、カポーティくらいだな。
この講師は、生徒をほぼ無視した、ほんとに退屈な授業をしていて嫌いだったけど、
英米文学は今も好きで図書館では必ずチェックするコーナーの1つ。
こうして見ると、参考図書として挙げられた名作は、まだほとんど読んでないことが分かる
******************************アメリカの国民性
ピューリタリズム→ヤンキーイズム
フロンティア・スピリット
●植民地の歴史や地誌
「The History of New England」ジョン・ウィンスロップ著
●アメリカ最初の詩人
「10番目の詩神」アン・ダドリー・ブラッドストリート
●ピューリタニズム衰退を挽回しようとした作家
「Freedom of Will」ジョナサン・エドワーズ
「Sinners in the Hands of an Angry God」
●もっと合理的に考えた作家
「自叙伝」ベンジャミン・フランクリン
●独立戦争中ベストセラーとなった小冊子
「Common sense」トマス・ペイン
●独立以後の最初の作家
「ウィーランド」チャールズ・ブロックデン・ブラウン
******************************ロマンティシズム
「スケッチ・ブック」ワシントン・アーヴィング
「リップ・ヴァン・ウィンクル」
「鹿殺し」ジェームズ・フェニモア・クーパー
「ヘレンへ(To Helen)」エドガー・アラン・ポー
「黒猫 (The Black Cat)」
「黄金虫 (The Gold Bug)」
「ユリイカ(Eureka)」→哲学的宇宙論
●ヨーロッパ文化からの独立を説いた
「Nature」ラルフ・ワルド・エマーソン
「緋文字」ナサニエル・ホーソーン
「白鯨」ハーマン・ メルヴィル
●古い保守的なアメリカを代表する国民詩人
「エヴァンジェリン」ヘンリー・ロングフェロー
●革新的なアメリカを予言する国民詩人
「草の葉」ウォルト・ホイットマン
「Song of Myself」
●時流とは全く関わらず、自分の詩の世界をつらぬいた女流詩人
エミリー・ディケンソン
******************************リアリズム
●イニシエーション(成長の過程)を描いた
「ハックベリー・フィンの冒険」マーク・トウェイン
“すべての現代アメリカ文学は「ハックベリー・フィン」というマーク・トウェインの1冊の本に由来する”ヘミングウェイ
「トム・ソーヤーの冒険(The Adventures of Tom Sawyer)」
「王子と乞食」
「人間とは何か?("What is Man?")」
「ミシシッピの生活(Life on the Mississippi)」
「デイジー・ミラー」ヘンリー・ジェイムズ
「ある貴婦人の肖像(The Portrait of a Lady)」
「ねじの回転(The Turn of the Screw)」
「The Education of Henry Adams」ヘンリー・アダムズ
“電気のような人力を超える力は信仰の対象となり、人間を1個の分子に化してしまう恐ろしいものである”と説いた。
******************************アメリカの短編小説の特徴
モーパッサン型:起承転結、「落ち」がある。
チェホフ型:突然ある場面から入って、終わり方も淡々としているが読後考えさせられる。
「An Occurrence at Owl Creek Bridge」アンブローズ・ビアス
「悪魔の辞典(The Devil's Dictionary)」←これは持ってたな。全部読めなかったけど
「賢者の贈り物(The Gift of the Magi)」オー・ヘンリー
「After Twenty Years」
******************************自然主義文学(Naturalism)
「本街道」ハムリン・ガーランド著
「街の女マギー」スティーヴン・クレイン
「赤い武功章」
「タコ」フランク・ノリス
●色彩象徴
「野生の呼び声」ジャック・ロンドン
●ナチュラリズムの完成者
「シスター・キャリー」シオドア・ドライサー
「アメリカの悲劇」
●シカゴ・ルネッサンス
「物語作者の物語」シャーウッド・アンダーソン
「グロテスクの書」
******************************中西部出身の作家
●ロスト・ジェネレーションの生みの親
ガートルード・スタイン女史
●戦後の繁栄の華やかさと、その崩壊のはかなさを代表する行動の作家
「グレート・ギャッツビー」F・スコット・フィッツジェラルド
「われらの時代(In Our Time)」アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ
「インディアンの村(Indian Camp)」「ニック・アダムズ物語」→“暴力的な死”(violent death)を主題とする。
「日はまた昇る(The Sun Also Rises)」
「武器よさらば(A Farewell to Arms)」→シンボリズム
「誰がために鐘は鳴る(For Whom the Bell Tolls)」
「老人と海(The Old Man and the Sea)」
●生と死の表裏一体性〜Separate Peace
「マンハッタン乗換駅」ジョン・ドス・パソス
コラージュ手法:たくさんの登場人物の生活断面をモザイクのように組み合わせる手法。
「U・S・A」→前衛芸術的
******************************南部出身の作家
●徹底して南部文学を見つめる、旧家の没落物語が主
「The Bear Light in August」ウィリアム・フォークナー
意識の流れ(stream of consciousness)の手法
●貧乏白人をユーモラスに描く(poor white invitation)
「タバコ・ロード」アースキン・コールドウェル
******************************カルフォルニア出身の作家
「二十日鼠と人間(Of Mice and Men)」ジョン・スタインベック
「怒りの葡萄(The Grapes of Wrath)」→original sin、primitive(動物的生活)
「エデンの東(East of Eden)」
●反知性主義(anti-intellectualism)
「わが名はアラム(My Name Is Aram)」ウィリアム・サローヤン
「ヒューマン・コメディ(The Human Comedy)」
「君が人生の時(The Time of Your Life)」
「北回帰線 (Tropic of Cancer)」ヘンリー・ミラー
「南回帰線 (Tropic of Capricorn)」
「わが町(Our Town)」ソーントン・ワイルダー→戯曲、普遍性、永遠性を追求
「孤独な娘」ナサニエル・ウェスト
「楡の木陰の欲望(Desire Under the Elms)」ユージン・オニール
「喪服の似合うエレクトラ(Mourning Becomes Electra)」
詩の運動(imagism)、逃亡者(詩のグループ、Fugitive)、新批評(New Critisism)
ロバート・フロスト→アメリカ国民詩人
******************************黒人文学(ニグロ・ルネサンス)
●黒人の「アメリカの悲劇」
「アメリカの息子」リチャード・ライト
「見えない人間」ラルフ・エリソン
「山に登りて告げよ」ジェイムズ・ボールドウィン
******************************ユダヤ文学
●ノーベル文学賞受賞
「宙吊りの男」ソール・ベロー
「助手(The Assistant)」バーナード・マラマッド
「さようならコロンバス(Goodbye Columbus)」フィリップ・ロス
「奴隷」アイザック・バシェヴィス・シンガー
「馬鹿のギンペル(Gimpel the Fool)」
「遠い声 遠い部屋(Other Voices, Other Rooms)」トルーマン・カポーティ→20世紀の傑作。鬼才と呼ばれた作品。
「ティファニーで朝食を(Breakfast at Tiffany's)」
●禅その他の東洋思想
「ライ麦畑でつかまえて」J・D・サリンジャー
「ナイン・ストーリーズ」
なんだか、唐突に終わってるから、まだ先があったのかも?
こうやって書き出してみても、ほとんど知らない作家ばかりで、映画でしか観たことがないものも多い。
上記にある中で、私のお気に入りは、サリンジャー、カポーティくらいだな。