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茨城の被災者に聞く「今どんな豪雨対策してる?」@ZIP! ほか

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■茨城の被災者に聞く「今どんな豪雨対策してる?」@ZIP!

2015年9月に鬼怒川が決壊した
 

被災者は、その経験を生かして、今どんな対策をしているかを取材

水を備蓄

31歳女性:
500mlのペットボトルを約100本備蓄しています
断水の期間がけっこう長くて、トイレで1回用をたすのにすごく水が必要だと分かった
床上浸水した部屋の掃除にも必要だった

キャットフード
 

42歳男性:1ヶ月分くらいは、猫が大丈夫な量を買ってある

災害用リュック
 

52歳男性:避難所はトイレも混みますし、5人家族で1人1つずつ用意しました

思い出のモノを2階に移動
 

46歳男性:絶対なくしたくないものなので



●家が床上浸水したら、修復費用はいくらかかる?
茨城で被害を受けたある家の床上浸水は、一番落ち着いた時の水位が腰あたりまでだったことが
壁についた水のシミで分かる

床の修理 約100万円

専門家:堆積した泥水を放置すると、感染症の原因になるので外に出すこと

 


壁の修理 約300万円

専門家:
壁の中の泥水を吸った断熱材は、感染症、カビ、木材の腐敗の原因になり得るのですべて交換する必要がある

被害を受けた男性:壁を剥がして見たら、カビで全部真っ黒だった



※床上浸水だと、電気の配線(コンセント)にも影響するので、電気工事に約50万円

扉の修理 約100万円など合わせると、合計約550万円
その他、家電製品・家具の買い替えにも約100万円ほど

「支援金」(約100万円)ではまかなえない

※床上浸水で大事なのは「乾燥」

※火災保険に「水災補償」を加えることも検討する など


********

九州北部豪雨 今求められるボランティアの心得@あさイチ

各地域のボランティアセンター(詳細はHPにあり





●ボランティアで心がけること~服装




前原:
これから2、3ヶ月、さまざまな支援が必要になる
その時にそれぞれアクションを起こしてもらえばいい
今思っている熱いものを、ずっと温めていてほしい
ボランティアは1回より2回、3回と続けて来てくれたほうがいい


※ボランティアに行く際の高速料金は減免されるが、事前に手続きが必要
事前に各ボランティアセンターとやりとりをしてから
自分が住んでいる自治体に証明書を発行してもらう
詳細は各ボランティアセンターで確認


Q:物資を送ったほうがいいか?

前原:
人にモノを送るのも優しさ、人を思う気持ちだと思うけれども
それが空回りすることが災害地ではよくある

“物資地獄”モノがたまりすぎてしまい、
物資をはけるために行政の人手が必要となり、他に回らなくなる


●今は物資よりも「義捐金」や「支援金」

前原:
お金がいろんなものに化ける
その時に合ったものにかわって、経済が回ることにもつながる
それで地域の支援の展開ができることが一番の理想

「義捐金」
いったん1つに集約して→必要なところに分配される

「支援金」
どういう活動をしているかはそれぞれなので(子どもの支援など)
HPを見て、自分が支援したいところにお金を送る



<FAX>



電車で各地域まで来るのは難しい
ボランティアセンターまで自力で来られれば、そこから各地域へは送迎がある




単独で来る場合は、安全を考えて、高校生以上に限定しているセンターが多い
中学生の場合は保護者同伴




ボランティア保険に事前に加入しておくことをすすめる
今入ると、2018年3月末まで有効 約1000円前後かかる



●災害に遭った子どものココロのケア


「お母さんも不安だよ」と共感してあげる



「子どもの心のケアについての相談窓口」
福岡県 避難所を巡回する専門職員や、学校職員に相談してほしい
大分県 中津児童相談所 0979-22-2025


<FAX>







専門家:
災害に遭った子どもが、その後、トイレに行けなくなるのはよくある
通常は2、3週間で落ち着くが、その後も続くようなら専門の方に相談する
今は親が一緒にトイレに入り、流すのは親がやり、徐々に慣らしていく



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