★タイトル
■大河ドラマ「おんな城主 直虎」第31回~35回
第1回~5回
第6回~10回
第11回~15回
第16回~20回
第21回~25回
第26回~30回
もうすでに但馬が壮絶な死を遂げたと、ネットでもインスタでも知ってしまったが仕方ない
大人の事情で言えば、次の朝ドラの準備もあるだろうしねぇ
高橋さん抜きで視聴率が続くか?!なんて記事も見かけたけど、
ムロさん&柳楽優弥くんもいるから大丈夫では?
・・・と高をくくっていたら、まさかの展開に
ほんとうに戦争なんてまっぴらだ
なぜヒトはこうも戦うものか
第31回 「虎松の首」
徳政令は望まないと願い出る農民らの前に、但馬は直虎が仕組んだことかと問い詰める
徳政令を受け入れ、土地を手放すと皆の前で言い、農民の命請いをし、証明書を書かされる
井伊家取り潰しに動揺する千賀ら
早速、立ち退けと但馬が言いに来て、直虎は虎松らを連れて逃げる
亥之助は叔父がやったことと知り傷つく
但馬:不服ならなつと共に出ていくがよい
藪の中を逃げ、隠し里の廃屋に入ると、皆がいる
(いつかの検地の時に隠し通した所か これはCGではなく本物?
直虎:
1、2月には井伊を甦らせる すぐに戦が始まる 井伊には徳川が攻め込んでくる
その徳川と井伊はすでに通じておる 関口の首をあげ徳川に差し出す
但馬は実は知っておる 敵のフリをして盾になってくれている
虎松:隠し里を守らねばなりませぬな 井伊のために
関口は今川氏真に報告し、但馬を守ろうとするが
氏真:井伊を断絶せよ
虎松を隠そうとするとイヤだと言い、傑山が矢を向けるとお漏らししてしまう
傑山:戦場とはこういうものです
直虎:
かつて父(直親)が戻ったことで井伊に光を授けてくれた
大将が生きるのは皆の光となる
今することは逃げること そして我は取り返す
虎松:こんな大将でよいのか(かあいいねえ
六左に守りを頼む
六左:歩く盾となりまする!
関口は、虎松の首と引き換えに但馬に駿府の上代になってくれと頼む
但馬:お安い御用にございます
(ムリして悪役を引き受けて、笑ってみせる但馬 どんどん追い詰められていくなあ
虎松を引き渡せと但馬が来る
但馬:
太守様が虎松さまのクビをご所望じゃ
虎松さまのクビが出せぬ時は、直虎の首でご満足いただく
但馬:案ずるな 地獄へはオレが行く
(別の子を殺した? 敵を欺くには味方からとは言え、なんということを
虎松のクビをあらためさせられる直虎
但馬:疱瘡を患っておいででしたので、かようにするのが礼儀かと(どうなってる?
子どもの首を抱きしめ、経を唱える直虎と和尚
木の根元に首を埋葬しようとしている直虎
龍雲丸:
その子の親は売ったんだ もう長くもねえって
その子は、迷惑ばかりかけた親に銭を渡せてよかったと思った
あの人(但馬)はその子を斬ったことを悔いちゃいませんよ
あの人は守りたいから守ったんだ
その後、但馬は井伊家を手に入れた
岩に豊作を願った
井伊家に年貢をおさめていた地域 井伊家家臣の末裔がいると言われる
第32回「復活の火」
傑山に徳川への文を渡す直虎 「戦の始まる前に届けねば」
徳川:あと10日で戦が始まる!
徳川は気賀に目をつけるが、向かう途中で家臣・酒井は何者かに襲われて戻って来た
井伊が今川に取り潰されたと耳に入る
瀬名に「井伊の3人の目付けに但馬を討ち取れという話をもちかけた」と話す徳川
瀬名の母・佐名の恨みもあり、徳川「せめてもの井伊へのわしからの手向けじゃ」
やっと直虎から書状が届いて驚く
虎松は三河の鳳来寺で修行している 国衆に入れてくれと頼む内容
但馬と裏で手を組んでいたと知る
徳川:思い切ったことをする 一度会ってみたいものだ
【甲斐】
徳川は調略に手間取っている
北条と上杉、井伊は今川につくと言う
徳川から返事が来てホッとする
但馬(なぜ髷をおろしてる? おろすと意外に長髪なのね/驚):
関口は武田に寝返ったのだ
小野の家来は、ニセ首は小野が井伊を乗っ取ろうとしてやったことだと思っているだろう
直虎:
もし主に留まりたいならそれでいい やはり我はこの役目に向いているとは思えぬ
但馬:
商人、農民、盗賊までがひと肌脱いでくれる かような領主が日の本のどこにおりますか
(なんだか、これが最後の笑顔、最後の逢瀬になりそうな予感が絶えない
但馬も差し迫っているのを知っているのでは?
月明かりの下で碁を打つ
直虎:もうじき日の光のもとで打てるようになるのう
なつ:徳川が来れば、私の役目も終わりますね
但馬:
こたびのことが終われば、オレと一緒にならぬか? もちろん形ばかりの夫婦だが
なつ:
事が成れば、次郎様の還俗も叶うが、よろしいのですか?
ずっとそれをお望みになっておられたのでは?
但馬:
私は幼き頃からのびのびと振る舞うおとわ様に憧れていた それは今も変わらぬ
それを身を挺してお守りしたい それは生涯消えることはあるまい
なれど、そなたにはそばにおって欲しいと思う そなたを手放したくはないのだ
なつ:
私がお慕い申し上げているのは左様な兄上さまにございますゆえ
井戸でこれまで亡くなった者に酒を捧げる直虎
直虎:
こたびのことがうまく運べば、ようやく今川に振り回される日々が終わります
どうか、ご加護を
鈴木らは徳川への道案内だけで済むと安心するが、近藤だけはこれまでの恨みがある
【永禄11年】
武田が破竹の勢いであっという間に今川館のそばまで攻め入る
氏真は追い詰められ、援軍を待つ間、関口らは武田側に寝返った
徳川は陣座峠まで来た
菅沼、鈴木、近藤も来る
徳川ののろしがあがったのを見て
中野に城で但馬の手助けしてほしいと頼むが、中野はまだ信じていない
但馬:
これより小野は、徳川に城を明け渡す
徳川につき井伊家を再興する 共に参る者はおるか?
にわかには信じられぬと思うが、井伊と小野は2つで1つである
憎み合い、生き延びるほかなかったのだ それも今日で終わりだ
皆、これまでよく耐え忍んでくれた
家臣:とうに存じておりましたよ 我らは殿を欺いておったのです
近藤は、但馬が狡猾ゆえ、井伊が徳川と組む話は眉唾だと言う
中野と直虎は但馬に会いに行くと近藤らが立ちはだかる
酒井:開門せよ!
嫌な予感がする直虎 「但馬、罠じゃ! 門を閉めよ!」
どこからか矢が大量に降ってくる
今川館が焼け落ち、氏真らは逃げる
目付けの3人衆のお蔭で、家康は難なく井伊谷に侵攻した
これを境に井伊家は戦国の世を生き抜いていく
その影には菅沼一族の大きな働きがあった
第33回「嫌われ政次の一生」
但馬は家臣を川名の隠し里へ向かわせ、なつと亥之助を逃がす
酒井:但馬が矢を放ったのでは?
中野が一人捕え、近藤の家来だったが自害する
家康は井伊谷城に入り、襲われた話を聞く
鈴木は捕えた直虎を助けてほしいと頼む
家康:この騒ぎどうも胡散臭い
武田より駿府を落とし、掛川に逃げた氏真を追えと書状が来る
家康がとうとう直虎に会に来る
直虎は、近藤に諮られたかもしれないと話すが
家康は土下座したまま去るって・・・あんな武将いる?w
但馬はなつには自然な笑顔を見せるのね
家康はすぐ出立し、井伊谷には近藤の軍が残った
近藤は、但馬と引き換えなら直虎を返すという
和尚は直虎に「井伊のために何をなすべきか落ち着いて考えよ」と言ってメモを渡す
そこには「但馬と気賀に逃げよ」とある
龍雲丸らに牢破りして直虎を気賀に連れて欲しいと頼む(頼りになるねえ!
和尚:政次が死んでしまえば、あれ(直虎)は死んでしまう 翼が1つでは鳥は飛べぬ
夜に但馬を連れてくる近藤 寝所に忍び込み、手を斬られたとウソを言う
但馬:もう少しで首をとれたものを(直虎を助けるためにウソを受ける
直虎の代わりに政次が牢に入れられる
龍雲丸に政次を助けてほしいと頼む直虎
龍雲丸は政次から「碁石を渡せ」と言われて一人で戻ってくる
政次:オレ一人の首で済ませるのが一番血が流れずに済む
龍雲丸:あんたがいなくなったら、あの人は誰を頼ればいいんだよ
政次:和尚さま、お主もおるではないか
龍雲丸:悔しくないのか? 井伊のためにあんなに駈けずり回ってたのはあんたじゃねえか
政次:
それこそが小野の本懐 井伊に嫌われ、井伊の仇となる
おそらく私はこのために生まれてきたのだ 分からずともよい
龍雲丸:
あの人の言う井伊ってのはあんたのことなんだよ!
あんたを守るのを選んだから本懐だって言うんでさあ
直虎:(碁を見て)私に次の手を打てということでしょうか?
和尚:誰よりあやつのことが分かるのはそなただろう?
夜まで井戸で考える直虎 「我もそなたを上手く使う」という言葉が繰り返し頭に流れる
和尚:今日、政次が磔になる 行くか?
直虎:政次が逝くというなら私が送ってやらねば
(これまで散々いろんな案を考えてきたのに、
ここでは何もいい案が思いつかないの、竜宮小僧様?
なんと! 磔にされた但馬を槍で刺したのは直虎!
直虎:
地獄へ堕ちろ、小野但馬 ようもここまで我を欺いてくれたな
日の本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやるわ!
但馬:
笑止 もとよりおなご頼りの井伊に未来などあると思うのか
家老ごときにたばかられる者など 地獄の底から見届け・・・
(地獄に行く業を共に背負った永劫の愛情か
いつの世も戦争とはなんと非情なものよ
愛する者を自らの手で殺さねばならない世とはいかに/涙
小野一族は、室町時代は井伊谷で暮らし、朝廷に仕える由緒ある家柄だと伝わる
小野家の菩提は、井伊家の菩提寺・龍潭寺にある
玄蕃の墓はあるが、但馬の墓は見当たらない
井伊家の仕置き場だったとされる蟹淵 但馬はこの辺で処刑されたと言われる
蟹淵の近くに但馬のものと言われる供養塔がある 地元の人が鎮魂のために建てたと伝わる
井伊家の筆頭家老として尽力した小野但馬守は、井伊家の歴史とともに語り継がれている
第34回「隠し港の龍雲丸」
近藤は井伊谷を手に入れた 但馬の死で落着だとする
直虎は政次を待ち、一人で碁を打つ
直虎:
今宵あたり但馬が来るかも知れませぬ
なんとしても近藤殿を留めねば・・・
龍雲丸:本人は案外幸せなのでは? 憐れというのは、こっちの勝手な見方でさ
和尚:ともに考えるか次郎
傑山:和尚さまはともに迷うことで、ゆっくり手を引いてあげようとしているのでは
方久は、種子島などの貢物を家康に持ってくる
(ムロさん久しぶり! 阿部ちゃんと共演する日が来るとはねえ
中村屋:
方久はすでに徳川様への内通を始めている こたびは徳川様についたほうが得策だと
井伊のような憂き目にはあうまい
家康は、堀江城と掛川城を攻めていたが、戦況は膠着
大沢は領地を次々と奪還し、とうとう気賀も攻める
方久も刀を向けられ、気賀は大沢に落ちる
中村屋は民を船に乗せて外海に出て、徳川側に行く
鈴木が来て、但馬の辞世の句を直虎に渡し、それを読んでようやく思い出す
直虎:ああ、おらぬのでしたね、但馬は 私が・・・ やっと泣ける
昊天:
(但馬の句を見て)良い詩ではないですか あの世でゆるりと待っているから案ずるなと
大沢城には気賀の民が集められる
酒井:
城主は逃げた 見捨てられたのだ 徳川は鬼のような奴らだ うぬらにはもう後はないのじゃ!
【引間城 徳川】
中村屋:民を乗せ、はせ参じました 船、兵糧などご用意いたします
方久に聞いて、潮の満ち引きを利用して、民を助け、大沢軍だけにして攻める案を出す家康
龍雲丸:侍は侍同士で戦えや 人のフンドシで相撲とってんじゃねえよ!
民を船に乗せると かがり火が見えて、援軍だと思ったら違う
酒井:そのまま攻め落とせ 見せしめがいる(曲者だなあ
龍雲丸の仲間も次々殺られる
徳川の兵が来て、龍雲丸はギリ助かったと思ったら、え・・・?
また直虎が槍で刺したって・・・夢落ちかあーーーい!
直虎:人を殺す夢!
和尚:朝が来れば夢は終わる
方久:気賀が徳川に襲われました!
(まさか正夢? これ以上人が死ぬのはもう見たくない でもここは戦争の時代
堀川城はわずか1日で落城し、大勢が死んだ
山村修理は民を率いて城から脱出 燃える城を見て自害したと伝わる
捕虜が後に処刑された場所
当時の住民の半数が犠牲になったと言われる堀川城の戦い
ここには多くの首が晒され「獄門なわて」と呼ばれた
第35回「蘇えりし者たち」
気賀はめちゃめちゃ 死体があちこちに散乱
直虎:我が気賀に城など建てるから
龍雲丸は生きてる! 寺に連れて帰る
薬草を口うつしに飲ませる直虎
方久:
徳川さまは民を逃がしてからと言っていたが、城に乗り込み
大沢を下らせるには見せしめが必要と言い・・・
大沢は降伏 気賀は近藤に任せるという酒井
民の命まで奪ったことにショックの家康
鈴木重時は徳川攻めにて討ち死に、跡取りの重好(シゲヨシ)が次郎に経を読んで欲しいと来る
その経で意識が戻る龍雲丸
近藤家臣が館の怪我人を診て欲しいと来る
龍雲丸:尼小僧さんが行ったほうが恩を売れるのでは?
直虎:近藤の者など一人残らずのたれ死ねばよいのじゃ!
脚に深手を負って苦しむ近藤を診る
直虎:
戦に勝つとは何であろうの 勝ったところでまた戦に駆り出され
声変わりもせぬ跡継ぎが戦に出る まことに勝ちなのであろうかの
徳川は今川に和睦の意を伝える
徳川:
戦に嫌気がさしまして 好き好んでしてるわけではない
せねばならぬよう追い込まれるだけで
今川:
揉め事があれば、大名は蹴鞠で勝ち負けを決めればよいと思うのじゃ 人も銭もかからん
それでも戦になる 奪い合いが起こり、ひきがねとなり、また同じことが起こる 和睦は有り難い!
(なんだ、戦争が嫌いないい人じゃん
昊天は西国でクスリの知識を学んだと傑山から聞いた方久にまたひらめく「カーン」
(今の切ったり貼ったりの西洋医学より、薬草のほうがいいかも
龍雲丸:井伊は負けてないのでは? 民、百姓は戦に連れていかれなかったし
直虎:しかし但馬を失った
中野が来て皆からの文を渡す
女性たちは薪割りなどしている
亥之助らは石を拾って碁石にして勝負したが手が進まない
共に但馬から碁を習ったからと気づき、皆泣いた
それからは但馬のモノマネが流行っている
直虎:但馬は生きておったのか
中野:残念ながら、虎松さまの中にもしぶとく生き続けましょう
方久は頭を丸めちゃった
方久:
昊天さまにクスリを学ぼうと もう戦道具は売りませぬ たとえいかに儲かろうとも
戦道具と同様に儲かり、しかも人を助けるもの これよりはクスリを商います
ない所にはばら撒き、ある所からはふんだくる そして再び巨万の富を得る!
(けして仏教徒になったわけじゃないのねw
龍雲丸は気賀で寝ている 仲間を探していた
龍雲丸:どうしていつもオレだけ生き残っちまうんでさあねえ
直虎:
われもじゃ こたびもなぜ但馬ではなく、役立たずのわれが生き残ったのかと思う
なれど、そなたを助けることが出来たことだけは良かった
(天国で但馬がまた嫉妬するぞ
今川:
肩が軽くなった 桶狭間から10年 わしは身の丈に合わぬ鎧をつけられていた
これからはわしのやり方でも舵がとれる気がする
家康は掛川城に入って支配する
酒井:武田は怒り狂いましょう
家康:きっとなんとかなる
武田は激怒
霧吹き井戸から出た霧が徳川軍から守ったという伝説がある
家康は龍尾神社に本陣を構え、青田山砦を築き、大軍で掛川城を攻めたが
膠着状態は半年に及び、最後は講和を結んで開城させ、今川氏は終焉を迎えた
■大河ドラマ「おんな城主 直虎」第31回~35回
第1回~5回
第6回~10回
第11回~15回
第16回~20回
第21回~25回
第26回~30回
もうすでに但馬が壮絶な死を遂げたと、ネットでもインスタでも知ってしまったが仕方ない
大人の事情で言えば、次の朝ドラの準備もあるだろうしねぇ
高橋さん抜きで視聴率が続くか?!なんて記事も見かけたけど、
ムロさん&柳楽優弥くんもいるから大丈夫では?
・・・と高をくくっていたら、まさかの展開に
ほんとうに戦争なんてまっぴらだ
なぜヒトはこうも戦うものか
第31回 「虎松の首」
徳政令は望まないと願い出る農民らの前に、但馬は直虎が仕組んだことかと問い詰める
徳政令を受け入れ、土地を手放すと皆の前で言い、農民の命請いをし、証明書を書かされる
井伊家取り潰しに動揺する千賀ら
早速、立ち退けと但馬が言いに来て、直虎は虎松らを連れて逃げる
亥之助は叔父がやったことと知り傷つく
但馬:不服ならなつと共に出ていくがよい
藪の中を逃げ、隠し里の廃屋に入ると、皆がいる
(いつかの検地の時に隠し通した所か これはCGではなく本物?
直虎:
1、2月には井伊を甦らせる すぐに戦が始まる 井伊には徳川が攻め込んでくる
その徳川と井伊はすでに通じておる 関口の首をあげ徳川に差し出す
但馬は実は知っておる 敵のフリをして盾になってくれている
虎松:隠し里を守らねばなりませぬな 井伊のために
関口は今川氏真に報告し、但馬を守ろうとするが
氏真:井伊を断絶せよ
虎松を隠そうとするとイヤだと言い、傑山が矢を向けるとお漏らししてしまう
傑山:戦場とはこういうものです
直虎:
かつて父(直親)が戻ったことで井伊に光を授けてくれた
大将が生きるのは皆の光となる
今することは逃げること そして我は取り返す
虎松:こんな大将でよいのか(かあいいねえ
六左に守りを頼む
六左:歩く盾となりまする!
関口は、虎松の首と引き換えに但馬に駿府の上代になってくれと頼む
但馬:お安い御用にございます
(ムリして悪役を引き受けて、笑ってみせる但馬 どんどん追い詰められていくなあ
虎松を引き渡せと但馬が来る
但馬:
太守様が虎松さまのクビをご所望じゃ
虎松さまのクビが出せぬ時は、直虎の首でご満足いただく
但馬:案ずるな 地獄へはオレが行く
(別の子を殺した? 敵を欺くには味方からとは言え、なんということを
虎松のクビをあらためさせられる直虎
但馬:疱瘡を患っておいででしたので、かようにするのが礼儀かと(どうなってる?
子どもの首を抱きしめ、経を唱える直虎と和尚
木の根元に首を埋葬しようとしている直虎
龍雲丸:
その子の親は売ったんだ もう長くもねえって
その子は、迷惑ばかりかけた親に銭を渡せてよかったと思った
あの人(但馬)はその子を斬ったことを悔いちゃいませんよ
あの人は守りたいから守ったんだ
その後、但馬は井伊家を手に入れた
岩に豊作を願った
井伊家に年貢をおさめていた地域 井伊家家臣の末裔がいると言われる
第32回「復活の火」
傑山に徳川への文を渡す直虎 「戦の始まる前に届けねば」
徳川:あと10日で戦が始まる!
徳川は気賀に目をつけるが、向かう途中で家臣・酒井は何者かに襲われて戻って来た
井伊が今川に取り潰されたと耳に入る
瀬名に「井伊の3人の目付けに但馬を討ち取れという話をもちかけた」と話す徳川
瀬名の母・佐名の恨みもあり、徳川「せめてもの井伊へのわしからの手向けじゃ」
やっと直虎から書状が届いて驚く
虎松は三河の鳳来寺で修行している 国衆に入れてくれと頼む内容
但馬と裏で手を組んでいたと知る
徳川:思い切ったことをする 一度会ってみたいものだ
【甲斐】
徳川は調略に手間取っている
北条と上杉、井伊は今川につくと言う
徳川から返事が来てホッとする
但馬(なぜ髷をおろしてる? おろすと意外に長髪なのね/驚):
関口は武田に寝返ったのだ
小野の家来は、ニセ首は小野が井伊を乗っ取ろうとしてやったことだと思っているだろう
直虎:
もし主に留まりたいならそれでいい やはり我はこの役目に向いているとは思えぬ
但馬:
商人、農民、盗賊までがひと肌脱いでくれる かような領主が日の本のどこにおりますか
(なんだか、これが最後の笑顔、最後の逢瀬になりそうな予感が絶えない
但馬も差し迫っているのを知っているのでは?
月明かりの下で碁を打つ
直虎:もうじき日の光のもとで打てるようになるのう
なつ:徳川が来れば、私の役目も終わりますね
但馬:
こたびのことが終われば、オレと一緒にならぬか? もちろん形ばかりの夫婦だが
なつ:
事が成れば、次郎様の還俗も叶うが、よろしいのですか?
ずっとそれをお望みになっておられたのでは?
但馬:
私は幼き頃からのびのびと振る舞うおとわ様に憧れていた それは今も変わらぬ
それを身を挺してお守りしたい それは生涯消えることはあるまい
なれど、そなたにはそばにおって欲しいと思う そなたを手放したくはないのだ
なつ:
私がお慕い申し上げているのは左様な兄上さまにございますゆえ
井戸でこれまで亡くなった者に酒を捧げる直虎
直虎:
こたびのことがうまく運べば、ようやく今川に振り回される日々が終わります
どうか、ご加護を
鈴木らは徳川への道案内だけで済むと安心するが、近藤だけはこれまでの恨みがある
【永禄11年】
武田が破竹の勢いであっという間に今川館のそばまで攻め入る
氏真は追い詰められ、援軍を待つ間、関口らは武田側に寝返った
徳川は陣座峠まで来た
菅沼、鈴木、近藤も来る
徳川ののろしがあがったのを見て
中野に城で但馬の手助けしてほしいと頼むが、中野はまだ信じていない
但馬:
これより小野は、徳川に城を明け渡す
徳川につき井伊家を再興する 共に参る者はおるか?
にわかには信じられぬと思うが、井伊と小野は2つで1つである
憎み合い、生き延びるほかなかったのだ それも今日で終わりだ
皆、これまでよく耐え忍んでくれた
家臣:とうに存じておりましたよ 我らは殿を欺いておったのです
近藤は、但馬が狡猾ゆえ、井伊が徳川と組む話は眉唾だと言う
中野と直虎は但馬に会いに行くと近藤らが立ちはだかる
酒井:開門せよ!
嫌な予感がする直虎 「但馬、罠じゃ! 門を閉めよ!」
どこからか矢が大量に降ってくる
今川館が焼け落ち、氏真らは逃げる
目付けの3人衆のお蔭で、家康は難なく井伊谷に侵攻した
これを境に井伊家は戦国の世を生き抜いていく
その影には菅沼一族の大きな働きがあった
第33回「嫌われ政次の一生」
但馬は家臣を川名の隠し里へ向かわせ、なつと亥之助を逃がす
酒井:但馬が矢を放ったのでは?
中野が一人捕え、近藤の家来だったが自害する
家康は井伊谷城に入り、襲われた話を聞く
鈴木は捕えた直虎を助けてほしいと頼む
家康:この騒ぎどうも胡散臭い
武田より駿府を落とし、掛川に逃げた氏真を追えと書状が来る
家康がとうとう直虎に会に来る
直虎は、近藤に諮られたかもしれないと話すが
家康は土下座したまま去るって・・・あんな武将いる?w
但馬はなつには自然な笑顔を見せるのね
家康はすぐ出立し、井伊谷には近藤の軍が残った
近藤は、但馬と引き換えなら直虎を返すという
和尚は直虎に「井伊のために何をなすべきか落ち着いて考えよ」と言ってメモを渡す
そこには「但馬と気賀に逃げよ」とある
龍雲丸らに牢破りして直虎を気賀に連れて欲しいと頼む(頼りになるねえ!
和尚:政次が死んでしまえば、あれ(直虎)は死んでしまう 翼が1つでは鳥は飛べぬ
夜に但馬を連れてくる近藤 寝所に忍び込み、手を斬られたとウソを言う
但馬:もう少しで首をとれたものを(直虎を助けるためにウソを受ける
直虎の代わりに政次が牢に入れられる
龍雲丸に政次を助けてほしいと頼む直虎
龍雲丸は政次から「碁石を渡せ」と言われて一人で戻ってくる
政次:オレ一人の首で済ませるのが一番血が流れずに済む
龍雲丸:あんたがいなくなったら、あの人は誰を頼ればいいんだよ
政次:和尚さま、お主もおるではないか
龍雲丸:悔しくないのか? 井伊のためにあんなに駈けずり回ってたのはあんたじゃねえか
政次:
それこそが小野の本懐 井伊に嫌われ、井伊の仇となる
おそらく私はこのために生まれてきたのだ 分からずともよい
龍雲丸:
あの人の言う井伊ってのはあんたのことなんだよ!
あんたを守るのを選んだから本懐だって言うんでさあ
直虎:(碁を見て)私に次の手を打てということでしょうか?
和尚:誰よりあやつのことが分かるのはそなただろう?
夜まで井戸で考える直虎 「我もそなたを上手く使う」という言葉が繰り返し頭に流れる
和尚:今日、政次が磔になる 行くか?
直虎:政次が逝くというなら私が送ってやらねば
(これまで散々いろんな案を考えてきたのに、
ここでは何もいい案が思いつかないの、竜宮小僧様?
なんと! 磔にされた但馬を槍で刺したのは直虎!
直虎:
地獄へ堕ちろ、小野但馬 ようもここまで我を欺いてくれたな
日の本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやるわ!
但馬:
笑止 もとよりおなご頼りの井伊に未来などあると思うのか
家老ごときにたばかられる者など 地獄の底から見届け・・・
(地獄に行く業を共に背負った永劫の愛情か
いつの世も戦争とはなんと非情なものよ
愛する者を自らの手で殺さねばならない世とはいかに/涙
小野一族は、室町時代は井伊谷で暮らし、朝廷に仕える由緒ある家柄だと伝わる
小野家の菩提は、井伊家の菩提寺・龍潭寺にある
玄蕃の墓はあるが、但馬の墓は見当たらない
井伊家の仕置き場だったとされる蟹淵 但馬はこの辺で処刑されたと言われる
蟹淵の近くに但馬のものと言われる供養塔がある 地元の人が鎮魂のために建てたと伝わる
井伊家の筆頭家老として尽力した小野但馬守は、井伊家の歴史とともに語り継がれている
第34回「隠し港の龍雲丸」
近藤は井伊谷を手に入れた 但馬の死で落着だとする
直虎は政次を待ち、一人で碁を打つ
直虎:
今宵あたり但馬が来るかも知れませぬ
なんとしても近藤殿を留めねば・・・
龍雲丸:本人は案外幸せなのでは? 憐れというのは、こっちの勝手な見方でさ
和尚:ともに考えるか次郎
傑山:和尚さまはともに迷うことで、ゆっくり手を引いてあげようとしているのでは
方久は、種子島などの貢物を家康に持ってくる
(ムロさん久しぶり! 阿部ちゃんと共演する日が来るとはねえ
中村屋:
方久はすでに徳川様への内通を始めている こたびは徳川様についたほうが得策だと
井伊のような憂き目にはあうまい
家康は、堀江城と掛川城を攻めていたが、戦況は膠着
大沢は領地を次々と奪還し、とうとう気賀も攻める
方久も刀を向けられ、気賀は大沢に落ちる
中村屋は民を船に乗せて外海に出て、徳川側に行く
鈴木が来て、但馬の辞世の句を直虎に渡し、それを読んでようやく思い出す
直虎:ああ、おらぬのでしたね、但馬は 私が・・・ やっと泣ける
昊天:
(但馬の句を見て)良い詩ではないですか あの世でゆるりと待っているから案ずるなと
大沢城には気賀の民が集められる
酒井:
城主は逃げた 見捨てられたのだ 徳川は鬼のような奴らだ うぬらにはもう後はないのじゃ!
【引間城 徳川】
中村屋:民を乗せ、はせ参じました 船、兵糧などご用意いたします
方久に聞いて、潮の満ち引きを利用して、民を助け、大沢軍だけにして攻める案を出す家康
龍雲丸:侍は侍同士で戦えや 人のフンドシで相撲とってんじゃねえよ!
民を船に乗せると かがり火が見えて、援軍だと思ったら違う
酒井:そのまま攻め落とせ 見せしめがいる(曲者だなあ
龍雲丸の仲間も次々殺られる
徳川の兵が来て、龍雲丸はギリ助かったと思ったら、え・・・?
また直虎が槍で刺したって・・・夢落ちかあーーーい!
直虎:人を殺す夢!
和尚:朝が来れば夢は終わる
方久:気賀が徳川に襲われました!
(まさか正夢? これ以上人が死ぬのはもう見たくない でもここは戦争の時代
堀川城はわずか1日で落城し、大勢が死んだ
山村修理は民を率いて城から脱出 燃える城を見て自害したと伝わる
捕虜が後に処刑された場所
当時の住民の半数が犠牲になったと言われる堀川城の戦い
ここには多くの首が晒され「獄門なわて」と呼ばれた
第35回「蘇えりし者たち」
気賀はめちゃめちゃ 死体があちこちに散乱
直虎:我が気賀に城など建てるから
龍雲丸は生きてる! 寺に連れて帰る
薬草を口うつしに飲ませる直虎
方久:
徳川さまは民を逃がしてからと言っていたが、城に乗り込み
大沢を下らせるには見せしめが必要と言い・・・
大沢は降伏 気賀は近藤に任せるという酒井
民の命まで奪ったことにショックの家康
鈴木重時は徳川攻めにて討ち死に、跡取りの重好(シゲヨシ)が次郎に経を読んで欲しいと来る
その経で意識が戻る龍雲丸
近藤家臣が館の怪我人を診て欲しいと来る
龍雲丸:尼小僧さんが行ったほうが恩を売れるのでは?
直虎:近藤の者など一人残らずのたれ死ねばよいのじゃ!
脚に深手を負って苦しむ近藤を診る
直虎:
戦に勝つとは何であろうの 勝ったところでまた戦に駆り出され
声変わりもせぬ跡継ぎが戦に出る まことに勝ちなのであろうかの
徳川は今川に和睦の意を伝える
徳川:
戦に嫌気がさしまして 好き好んでしてるわけではない
せねばならぬよう追い込まれるだけで
今川:
揉め事があれば、大名は蹴鞠で勝ち負けを決めればよいと思うのじゃ 人も銭もかからん
それでも戦になる 奪い合いが起こり、ひきがねとなり、また同じことが起こる 和睦は有り難い!
(なんだ、戦争が嫌いないい人じゃん
昊天は西国でクスリの知識を学んだと傑山から聞いた方久にまたひらめく「カーン」
(今の切ったり貼ったりの西洋医学より、薬草のほうがいいかも
龍雲丸:井伊は負けてないのでは? 民、百姓は戦に連れていかれなかったし
直虎:しかし但馬を失った
中野が来て皆からの文を渡す
女性たちは薪割りなどしている
亥之助らは石を拾って碁石にして勝負したが手が進まない
共に但馬から碁を習ったからと気づき、皆泣いた
それからは但馬のモノマネが流行っている
直虎:但馬は生きておったのか
中野:残念ながら、虎松さまの中にもしぶとく生き続けましょう
方久は頭を丸めちゃった
方久:
昊天さまにクスリを学ぼうと もう戦道具は売りませぬ たとえいかに儲かろうとも
戦道具と同様に儲かり、しかも人を助けるもの これよりはクスリを商います
ない所にはばら撒き、ある所からはふんだくる そして再び巨万の富を得る!
(けして仏教徒になったわけじゃないのねw
龍雲丸は気賀で寝ている 仲間を探していた
龍雲丸:どうしていつもオレだけ生き残っちまうんでさあねえ
直虎:
われもじゃ こたびもなぜ但馬ではなく、役立たずのわれが生き残ったのかと思う
なれど、そなたを助けることが出来たことだけは良かった
(天国で但馬がまた嫉妬するぞ
今川:
肩が軽くなった 桶狭間から10年 わしは身の丈に合わぬ鎧をつけられていた
これからはわしのやり方でも舵がとれる気がする
家康は掛川城に入って支配する
酒井:武田は怒り狂いましょう
家康:きっとなんとかなる
武田は激怒
霧吹き井戸から出た霧が徳川軍から守ったという伝説がある
家康は龍尾神社に本陣を構え、青田山砦を築き、大軍で掛川城を攻めたが
膠着状態は半年に及び、最後は講和を結んで開城させ、今川氏は終焉を迎えた