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フィギュアスケート GPシリーズ アメリカ2017 男子フリー

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日本男子GPファイナル6連覇を託された宇野くんの4フリップ、4サルコウに注目



 

 

 


いつもは眠そうな感じだけど、地元でのGPファイナルってことで
リンクに入る前から引き締まった表情で、体を細かく動かしたりして集中している

宇野インタビュー:
(4サルコウについて)1回でも跳べたことのあるジャンプをずっと入れないのは、自分の中では「逃げ」


修造さんの圧も凄いww 宇野くんらを撮るカメラマンに対して自分の影を映さない配慮か?


ジュニア男子の結果


シニア男子シングルの結果



<リンクサイドの修造さんレポ>



修造さん:
ネイサン・チェンは誰より早く来てずーーーーーっと集中している
(そのネイサンはまたカメラの前で大あくびww

ほんとはここに羽生さんがいて欲しかった
でも、こういう姿を見るとより力にしていく選手だから


順位通りに滑る中、トップ3は後半に滑り、抽選で宇野くんは最終滑走を引き当てた もってるねえ!

修造さん:
宇野「ピョンチャンオリンピックは通過点でしかない」
修造「いや、通過点じゃないでしょ 金メダルもあり得るってみんな思ってますよ」
宇野「敢えてそう思わないようにしている 自分は先ではなく今を見るほど強い」
今できるベストを尽くす選手だと思います

織田:
6分間練習で決まらなくても、本番ではしっかり決めてくる選手
今、この1本に集中する力は誰よりも持っていると思う

修造さん:
忘れないのは織田さんが3年前に「宇野選手は絶対きますよ」と言ったの
彼は後半に4回転が跳べる 「疲れていてもタイミングだから、自分には後半とか関係ない」
これは特別な選手じゃないですか?

織田:後半に4回転を跳ぶのは高得点につながる それを可能にしているのは彼の練習量

修造さん:今回は4サルコウを入れる 「攻めるのと無謀とは絶対違う」と言っていた

織田:練習でも跳んでましたし、その挑戦が決まるかどうかで順位も決まる


山田コーチと、みどりさんが映った




修造さん:浅田真央さんがソチで戦ったのを観たのはとてつもない経験になっていると思う

織田:
伊藤みどりさんは誰しもが知るレジェンドですから、そういう方と一緒にいる
その方を指導したコーチに師事していることは大きな自信になっていると思う

修造さん:
僕がフィギュアスケートが好きになった理由は、アメリカにずっといたので
アメリカはフィギュアスケート大国で、そこから出てきたネイサン・チェンに対しては
インタビューに対しての冷静さは大きな武器になる気がします

織田:
ピョンチャンオリンピックでメダルを狙える選手として国内でも注目度が高い
インタビューでもそうですし、本番でも非常にスマートに演技する

宇野選手はランディングの際に少し回ってしまうので、
少し抑えて後ろに流れるようなランディングが成功すると
出来栄えで大きく伸ばせると思う

アナ:ネイサン・チェンも宇野選手も4回転5本ずつです

織田:超ハイレベル トップとは僅差


●アダム・リッポン(アメリカ 6位)


♪フラミンゴの飛来 ほか
4ルッツは転倒 3×3 ダブルアクセル フライングキャメルスピン
ステップシークエンス 思わず見入ってしまう美しさ 静かなストーリーを感じる
後半、トリプルアクセル×2×2 トリプルアクセル 3×3 3サルコウ
3ルッツ コレオシークエンス コンビネーションスピン 風を感じる リンクが浄化された

織田:
転倒の時、肩が痛そうでしたが、挑戦してきました 3ルッツの判定になります
3連続は少し回転不足 冒頭で転倒があってもきっちりプログラムを作り上げるのは素晴らしい

168・14 254.33


●セルゲイ・ボロノフ(ロシア 5位)


♪サラバンド
ニヒルな笑みを見せてポーズに入る美青年 4トゥーループ×3トゥーループ今回も決めた
トリプルアクセル 4トゥーループ単独は両足着氷とオーバーターン
前段階のステップとかなくても着実に決めることを目標にしているんじゃないかな

コレオシークエンス 後半、トリプルアクセル×2×2 3ルッツ 3×2片手を上げた
3ループ ダブルアクセル こっからが体力勝負 客席に猛アピール

力強く全力でのステップシークエンス 笑顔で滑ってる コンビネーションスピン
足換えシットスピン 今回はフィニッシュポーズも前大会より余裕 でも舌を出した
挨拶でも聞こえないよというパフォーマンスでお茶目



織田:
ジャンプに高さがあるので、決まればプラスがもらえるジャンパー
トリプルアクセルも高いですね

178.82 266.59


時々、バックヤードの宇野くんが映るけど、その先には必ずネイサンの鋭い視線があるのね
宇野くんはすでに汗を拭いながら、コーチとのコミュニケーションを欠かさない


●ジェイソン・ブラウン(アメリカ 4位)
 

宇野くんともジュニア時代から親しい(インスタの画像とメッセージいつも楽しみにしてるよー

インタビュー:
僕は物語を演じて、感動を届けるのが大好き
喜びも、悲しみもいろいろな感情をこめて演技したい
(インタビューでも愛をふりまいてて、見ていて元気がもらえる

アナ:このフリーは彼自身のために作られた音楽にのって演じます

♪Inner Love
GPファイナル初出場 4回転は回避 彼には必要ないよ
トリプルアクセル 次のトリプルアクセルのコンビネーションは転倒
キャメルスピンすごいなあ 3フリップ ステップシークエンス とにかく柔らかい どんな動きも可能な感じ

後半、ダブルアクセル×3 コンビネーションスピン
3ルッツ×2 この芸術性をいつまでも目に焼き付けたい
3ループ 3×1×2 ダブルアクセル コンビネーションスピン



タイトル通り愛に溢れた演技だった そしていつもの溢れる笑顔
たくさんの花束が投げ込まれる

織田:
トリプルアクセルがダブった
表現は全身を使うとブレが生じるので、それを支えながら滑るのは非常に難しい
ステップはレヴェル4でも足りないかな レヴェル5ぐらいあげたい

164.79 253.81


●ネイサン・チェン(アメリカ 1位)

Q:表現力の原点は?
バレエの技術はフィギュアスケートにとても役立つ

7歳から本格的に習い表現力を磨いた
(本格的に舞台で踊っていたのかあ!才能豊かだなあ/驚

 

映画『小さな村の小さなダンサー』は、
中国の貧しい村出身の少年がバレエダンサーとなり、アメリカで才能を開花させるストーリー

チェン:

だから僕はこのストーリーをよく理解できる 良い演技につなげたいです

♪映画『小さな村の小さなダンサー』より


4ルッツ×3トゥーループ決めた 4フリップ着氷が乱れたが成功
4サルコウはダブルに 全選手で最高の出来栄えをもらったステップシークエンス

後半、4ルッツこらえた 4トゥーループ×1×2 4トゥーループ転倒
トリプルアクセル×2 3ルッツ フライングコンビネーションスピン
コンビネーションスピン ミスや構成の変化はあったが、どこまで得点が出るか?
本人は悔しい顔 冒頭の4×3だけで17点以上入る

織田:
演技構成点で見ると、4回転ジャンプが多い分、助走してしまう部分が多くなるので
トランジッション、パフォーマンス部分でどう評価されるかもポイント
(4回転跳べばいいってわけでもないのがフィギュアスケートの面白味

5項目の各10点満点を男子の場合それぞれ2倍して100点万点で得点される
(女子との差は具体的にどこにあるのかなあ?

アナ:コーチは「彼はファイターだから」と話していた

キス&クライでも耳元に始終話しかけてるよね カメラに唇を読まれたくないみたいだ



183.19 286.51


●ミハイル・コリヤダ(ロシア 3位)


♪エルビス・プレスリー・メドレー
GPファイナル初出場 4ルッツ転倒かあ 4サルコウもミス でもミスを引きずらずキレキレの演技
ブラケットからトリプルアクセルも着氷が乱れた シットスピン 力強い男臭いステップシークエンス

ラヴソングに変わる 4トゥーループ×3トゥーループ トリプルアクセル×2トゥーループちょい揺れた
1ループ 3ルッツ ロケンローに乗ってコンビネーションスピン 手拍子を煽る
足換えキャメルスピン 息が荒れる その様子を見つめる宇野昌磨

4ルッツは回転はOK 182.78 282.00PB更新したが悔しい顔


●宇野昌磨(2位)

修造さんインタビュー:
羽生さんがいたことによって、ある意味とんでもないプレッシャーは今まで軽減されていたかもしれませんよね?
初めての感覚をどう準備されてます?(同じアスリートとしてツッコんだ質問するな

宇野:
羽生選手を追いかける立場は、自分でもラクな立場だとずっと知っていたんですけれども
できるだけ長い間、そこに甘えていたいなって気持ちはあった

いずれ、追われる立場になりたいな、ならなきゃいけないなって気持ちもあったので
すごくいい経験かなとも思う



♪トゥーランドット
温かい拍手を体に浴びて集中した顔 ドキドキする! 4ループ転倒 4サルコウ決めた
自分に勝てるか?! イーグルからトリプルアクセル フライングキャメルスピン
コンビネーションスピン 演技が途切れない流れがあるステップシークエンス 絵を描くよう

 

ひと呼吸おいて後半、4フリップ跳んだ 有名な旋律に乗せて 4トゥーループ両足着氷か?
4トゥーループ どうも着氷がうまくいかない トリプルアクセル×1×3よし
3サルコウ クリムキンイーグル コンビネーションスピン

 

緊張感からようやく解き放たれて、終わったあ!て感じの表情
地元の声援は励みにもなり、同時にとてつもないプレッシャーにもなることが分かった

なんとも言えないといったみどりさんと山田コーチ
リンクいっぱいの花につまづきそうになりながらコーチのもとに戻る

 

織田:
GPファイナルで決めたいと言っていた4サルコウをしっかり決めてきたのは素晴らしいと思います
シリーズ通して跳ばなかったジャンプをこの大舞台でしっかり決めるというのは強い精神力があるからだと思います

アナ:本当に難しい構成をこのファイナルで挑もうと決めてやって来た

織田:
気になるのは回転不足のジャンプがあるので基礎点からの減点となる
4フリップも少し回転が足りていない 4トゥーループも両足着氷で回転が足りていないように見える
ジャッジがどこまでどう判断するかがすごく微妙なところ

キス&クライでは謝っている宇野くん



アナ:謝る必要はまーったくありません!(ww

 

184.50 286.01 ギリッギリで初優勝を逃した うーーーーーーーーーーん
会場からは悲鳴にも近い声が出た わずか0.5点て!! フィギュアは本当にコンマの差で戦う競技なんだ
なんてこった キス&クライでも「ホラ! 0.5!」て指さす宇野くんw

男子結果は、優勝ネイサン、2位宇野昌磨、3位コリヤダ

 


インタビュー:


Q:GPファイナルで銀メダル 率直な気持ちは?

フリーは滑り自体に緊張感があったとかはとくになかったけれども
とくに4トゥーループが練習で体が動いていない時のジャンプになってしまって
これは失敗してもいいから跳ぶべきだったなと少し後悔しています

Q:ピョンチャンオリンピック近づいてきましたが、このGPファイナルはどんな経験になった?

今回は自分の実力をちゃんと出したいという思いだったけれども
フリーに関しては練習のほうが明らかに良かったなというところで
でもそれはトゥーループだけのことで、
調整の仕方、練習方法は間違っていないんじゃないかなと思います

2位でも爽やかで吹っ切れた表情だね




宇野昌磨、痛恨の失念で2位 控えた連続ジャンプ「跳んでもよかった」
“「回ったか回ってなかったかが分からなくて」
 3回転トーループの“跳びすぎ違反”(同じジャンプは2つまで)の規定がよぎり、
 最後の3回転サルコーはきれいな着氷だったが、3回転トーループの連続ジャンプにすることを躊躇した。

 取材中に気づいた宇野は「そっか、そうじゃん!冷静に考えれば跳んでもよかったですね」と、苦笑い。
 0・5点という点差を考えれば悔しい結果となってしまったが、
 宇野は「楽しかったです。たぶん皆さんは残念という気持ちかもしれないけど、僕は満足してる。この結果は僕の実力」
 全日本選手権(21日開幕・調布)に向けて「今季で1番大事な試合。全力を出せるように頑張りたい」”


心配なニュースも

羽生結弦、全日本苦渋の回避も…「まだ氷上練習できていない」
“羽生サイドと連絡を取り合った小林芳子強化部長は、羽生のコメントを代読し
「だいぶよくなりましたが、まだ痛みがあるため、氷上練習はできていません。治療とリハビリを頑張っています」
 現在は拠点のカナダ、トロントに戻り、治療とリハビリに専念している状況。

 全日本まで、あと約10日。選考要項には負傷し、全日本に出場できなかった場合の“救済条項”もあり、
 羽生は出場しない場合でも、代表入りは濃厚。
 ただ、その場合、約4カ月実戦から離れ、“ぶっつけ”での五輪出場となる可能性もある。”




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