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フィギュアスケート GPシリーズ アメリカ2017 女子フリー

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ノーメイクで練習している姿って、なんだか新鮮
女子シングルショートで全員70点以上なのは史上初

ジュニアは、ロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ(13)なんてまたまた天才少女が登場 量産性?!
フリーでは、成功すれば女子史上2人目の4回転ジャンプに挑戦する/驚
女子で成功させたのは安藤美姫ただ一人 それも15年前

 

 


紀平梨花はトリプルアクセルが2回入ったプログラムで対抗
しかも、1つはトリプルアクセル×3トゥーループのコンビネーション 決めれば世界初の快挙(ISU公認大会
濱田美栄コーチが丁寧に指導していた



紀平:
浅田真央のアクセルを参考にしていて、一番スピードを高さに変えられるような
タイミングかなと思うので、そういう所をイメージしながら跳んでいます

トリプルアクセルは一番練習してきたので絶対に決めて
フリーはキチンとノーミス演技を狙っていけたらいいと思います
(相当ジャンプに自信があるんだな


解説者:荒川静香(風邪声じゃない?


●紀平梨花(15 4位)


♪映画「道」より
胸にバラの花束をあしらったような華やかな衣装 おお、大ちゃんが滑ったフェリーニだ
最初から笑顔 トリプルアクセル×3トゥーループ軽々と決めた スゲー!!
次は1アクセルに 女子もアクセルのコンビネーションの時代に入ったのかあ しかもまた日本人選手が初

3フリップ片手を上げて 手拍子に包まれる 後半、3ルッツ×2片手を上げて
3ループ バランスのよい選手 3ループ×2×2片手を上げて 3サルコウ
ジャンプはすべて決めた ロシア天才少女軍団に対抗できるのでは?!

ステップシークエンス レイバックスピン・ビールマンスピン 素晴らしい!
また歴史が変わる瞬間を目撃した 完璧なコンビネーションジャンプだった
125.63 192.45

インタビュー:


Q:この大きな舞台で大きな技決めましたね

絶対一発目だけは決めたかったので、それが決まったのはすごく良かったです
(インタビューも満面の笑顔

Q:まだまだもっと上を目指したい夢は強くなりました?

この大会は激戦なので、絶対いい演技がしたいと思っていた
あともう少し出来たらよかったなというところはあるけれども
とりあえず一発目、世界初が跳べて良かったなと思います


●アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア 13 1位)
ショートではジュニア歴代最高得点の73.25
メドベージェワと同じクラブで幼い頃から英才教育を受けてきた



♪「四季」より「夏」


最初のポーズからしてかっちょいい 爆撃機が飛ぶような音とともに始まる
4サルコウは転倒! 観たかったなあ コンビネーションスピン
彼女もか細いけど、ちゃんと食べているかい? ステップシークエンス 初々しさの中に力強さを感じる

後半、3ルッツ×3トゥーループの大技は両手をあげたがオーバーターン
3×2×2も両手をあげて 3ルッツ×3両手をあげて 3フリップ両手をあげて
3サルコウ ダブルアクセル これは誰も敵わないわ スピンも確実
コンビネーションスピンでフィニッシュ とっても残念そうな表情

スローで観たら4サルコウはあと一歩! 出来栄えでマイナス4、転倒の減点1 リスクも大きい大技
132.36PB更新 205.61PB更新は、ジュニア世界歴代2位



女子ジュニアの結果は、優勝トゥルソワ、2位コストルナヤ、3位タラカソワ 3人ともロシア!
紀平梨花は惜しくも4位だった




荒川:(紀平梨花は)難しいプログラム技で新時代到来というプログラム構成でした

日本女子は17年連続GPファイナル出場('99~2000からスタート)
最初からじゃん すごいなあ

日本人女子金メダリストは2013年真央ちゃん以来4年ぶりを狙う
宮原知子ちゃんが最終滑走

女子ショート結果



<リンクサイド修造さんレポ>

修造さん:
女子フィギュア厳しい中でGPファイナルに日本人選手が2人いることがスゴイと感じる
SPをノーミスで70点台を出した全員が自信を持って立っている気がする

オリンピックの日本女子は2枠 それが選手を強くしている気がする
オリンピック以上のプレッシャーをオリンピックの前に感じているのは大きいのではないか

(宮原知子について)挫折を感じた人は、より強い表現力が身に付くと思う

荒川:
これまではひたむきさ、今シーズンは滑る喜び、苦しみも心から表現出来ると思う

修造さん:
樋口新葉選手は「シニアデビューの去年は、敢えて自分らしさを控えていたけれども
今シーズンは絶対勝ちたいと言葉に出すことで自分らしさを見つけた」と言っていた

赤い洋服(w)のザギトワさんは、真央さんをイメージさせるところがある
メドベージェワと同じコーチで「練習で150出せ 試合では110出せ」と
見ていてもとことん厳しいですよね

(チラっと映ったコーチ陣が一番プレッシャーをかけているかも



荒川:
公式練習からトリプルを4連続とか跳ぶので、普段の練習はさらに負荷をかけていると思う
(それで10代のうちから疲労骨折させちゃ元も子もないのでは? メダルをとる商品じゃないんだから

修造さん:
周りに勝とうではなく、自分と戦っている6分間練習に感じる
(6分間に全員を淀みなく解説していく修造さんの力量もスゴイと思います



●カロリーナ・コストナー(イタリア 6位)
 
この斬新な衣装、今見ても驚き



インタビュー:
一番のライバルは自分自身 常にハードな練習をして、最高の自分を表現したい

昨日ブレードで手を切っちゃったところに絆創膏してる
スピンの時にみんなよく切らないなあといつも思っていたけど、やっぱり手も怪我するんだな

♪牧神の午後への前奏曲


3×2 3フリップ 1つ1つの質でポイントを重ねる 3ループ 演技構成点はトップだった
コンビネーションスピン 観ていて分かりやすい GPファイナル初出場は10年前

後半、3トゥーループ ダブルアクセル×1×2(予定は3) ダブルアクセル 3×2こらえた
彼女の笑顔も穏やかな愛をふりまく ステップシークエンス コンビネーションスピン
ゆったり流れる豊かな時間 フィニッシュポーズもなまめかしい 感動の表情



荒川:観ている人に試合の緊張感を与えないような、なめらかで清らかな滑り

アナ:ピョンチャンオリンピックに出れば4回連続となる

141.83 214.65


●マリア・ソツコワ(ロシア 4位)
173cmの長身について
「背が高いことでリンクの上では演技がより美しく見えると考えています」

♪月の光


透け感のある薄いグレーの衣装は品があってキレイ 3×3片手を上げて
3フリップ片手を上げて レイバックスピン・ビールマンスピン ステップシークエンス
後半、3ループ 3×1×3 3ルッツ片手を上げて ダブルアクセル×2片手を上げて
ダブルアクセル片手を上げて フライングキャメルスピン コンビネーションスピン

荒川:あとは手がもう少し伸びきると点が伸びてくる(織田くんも言ってなかった?

142.28PB更新 216.28PB更新


●樋口新葉(5位)
♪映画「007」より スカイフォール
ダブルアクセルから 3ルッツ×3トゥーループ成功 度胸あるなあ
力強いボンドを演じる エリーザを彷彿とさせる大股開きに歓声が沸く

 

サルコウはダブルに 後半、2ルッツ単独に 3ループ ダブルアクセル×3をつけた
3×2×2(単独の予定) 練習で跳べなかったジャンプをリカバリー 情熱的なステップシークエンス
レイバックスピン 疲れからか膝に手をつく 沈んだ表情



荒川:珍しく中盤からスピードが失速しました

アナ:午前の練習の時に「ジャンプの感覚が狂っている」と言っていた

荒川:
そうした不安、緊張でスタミナを早く奪ったかもしれません
冷静ではあったが、体がついてこなかった
本来なら力強く、元気な演技を見せてくれる選手
ジャンプが上手くいかなくなってからスピードも落ちてしまった
(不安って疲れるんだな・・・

128.85 202.11 とっても悔しい表情

インタビュー:


Q:初めてのGPファイナル終えた気持ちは?

すごく緊張して思うように体が動かなかったという印象です

Q:練習では万全ではなかった中、どんな収穫があった?

また一番大事な時に失敗してしまって、去年とまったく変わってないなと思いました
(そんなに自分を責めなくても頑張ったよ

Q:これからの大きな試合にどうつなげたい?

悔しいほうが次頑張れると思うので、しっかり切り替えて、自分の演技が出来るようにしたいです


●ケイトリン・オズモンド(カナダ 1位)

「映画を観た時にダークでドラマチックな部分に惹かれた
 白鳥と黒鳥をプログラムの中で演じ分けて
 2つのキャラクターのコントラストを表現したい」

 

♪ブラックスワン
この役とっても似合ってる 映画でナタリーの演じた狂気も感じる
3×3安定してる ダブルアクセル×3 3ルッツ コンビネーションスピン
レイバックスピン・ビールマンスピン ちょっとした目の使い方もゾクっとする

2ループに バレエを演っていたかのような演技 3フリップ
イナバウア 3サルコウで転倒 ダブルアクセル×2×2
さらにスイッチが入ったステップシークエンス 本当に見応えのあるプログラム バレエジャンプ イーグル
コンビネーションスピン すごい曲線を描いたフィニッシュポーズ 素晴らしい!
そのまま座ってちょっと首をかしげた

荒川:やはり後半が課題

138.12 215.16


●アリーナ・ザギトワ(ロシア 15)
すべてのジャンプを後半に跳ぶプログラム シニア1年目でGPファイナル制覇なるか

♪ドン・キホーテ


選手紹介の時も厳しい表情で集中しててカッコいい
最初からコレオシークエンス イナバウア フライングキャメルスピン
真っ赤な衣装と手袋が氷に映える ステップシークエンス

後半、3×3 ダブルアクセル×3?オーバーターン 3×2×2両手をあげて
3ルッツ両手をあげて オーバーターン 3サルコウ 3フリップ両手をあげて
ダブルアクセル コンビネーションスピン 若さを爆発させた演技
でも、この手をあげるブーム、もう終わらないかなあ・・・もう飽きてしまった

荒川:背伸びをしない演技は良かったと思う 着氷は乱れても回転は足りている

アナ:このコーチ指導の選手はみんな手をあげていきます

荒川:
あげるだけではなく、しっかり腕の伸びた空中姿勢があるので
加点のポイントとして大きい あげるだけではないのが大事なポイント
いかに美しく決めるかも大事(上げるのが美しいかなあ・・・

147.03 223.30PB更新


●宮原知子(3位)
♪蝶々夫人
知子ちゃんも最終滑走を引いちゃうってやっぱ持ってる
入念にアドバイスして「行ってらっしゃい!」と半ば叫ぶように送り出した濱田美栄コーチ
知子ちゃんはとくに演技前に何かおまじない的なこともなく、脚を叩いたりもせず、すぐポーズに入る気がする

3ループ 力強い女性を演じられるか? 3×3跳んだ 3フリップ キャメルスピン
コンビネーションスピン逆回転でレヴェルを1つ上げる 表情も変化に富んでるステップシークエンス
3×2×2 ダブルアクセル×3 細かいステップから3サルコウ スパイラル
ダブルアクセル 悲しみの表情を浮かべる レイバックスピン・ビールマンスピン

 

感動した/涙 彼女の静かな闘争心、野心、地道な努力に努力を重ねて
大きな舞台で、大きな期待に応えられるって、アスリートに一番求められる要素じゃないだろうか?

アナ:強い 強い、宮原知子が戻ってきました

日本国旗がたくさん揺れての大歓声 リンクが花で埋まる
このままオリンピックに行って欲しい

荒川:
跳び急ぐと回転不足になることがある もう少し溜めがきけば高さが出ると思う
跳びたいという気持ちが強くなると、跳んでしまいたいという気持ちになってしまう
そこだけですね、気になったのは
ダブルアクセル×3トゥーループはキレイな軌道を描いて、スピードも空中姿勢も良かった

アナ:濱田美栄コーチも「人前で滑ることに飢えていたのではないか」と言っていました

138.88 213.49 こんなに頑張って5位かああああ
なぜだか分からないフィギュアスケートのフシギな世界


女子の結果は、ザギトワ初優勝、2位ソツコワ、3位オズモンド 5位宮原知子、6位樋口新葉

ああ、新葉ちゃんは大粒の涙・・・




インタビュー:


Q:よくまたこの舞台に戻ってきました

細かいミスはあったんですけど、なんとかここまで来れたので
あとは最後の全日本で今回の悔しさをぶつけたいと思います

Q:演技後は笑顔でした

ベストな演技ではなかったですが、精一杯できたので
大きなミスなく終われて良かったあと思いました

Q:ここに戻ってこれたことも含めて強さが出せたのでは?

まだまだ自分の弱いところは見えてしまった
でも、この物語の強い女性というテーマはしっかりイメージしながら滑れたと思う

Q:日本のみなさんの前でのエキシビションはどんな思いで演じますか?

エキシビションは、日本女性とはまったく違う大人の女性を演じるので
違う自分の一面を見せられたらと思います



修造さん:観ていた人は「絶対いった」と思ったんですけどね

荒川:厳しい戦いでしたが、これは必ず今後に生きると思います

織田:この大舞台に出たというプレッシャーの部分で大きく成長できたと思う


あれ? エキシビションはいつやったんだ???



追。

宮原悔し5位…混戦女子2枠は「全日本」一発勝負/フィギュア
“表現力を示す5項目の構成点で3つの9点台を記録したが、左脚に張りがあり思い切りの良さが消えた。
 それでも「計画以上に進んでいる」と胸を張る。
 優勝すれば五輪出場が決まる全日本選手権では樋口や三原舞依、本田真凜らと激突する。
 宮原は「全日本で優勝して平昌五輪を決めたい」と気合を込める。”


浅田真央さん 家族との思い出の地ハワイで「完走できて良かった」



“浅田真央さん(27)が、42・195キロを駆け抜けた。
 10日(日本時間11日)に米ハワイ州でJALホノルルマラソンに出場し、
 目標だった4時間30分切りには及ばない4時間34分13秒でフィニッシュ。

「タイムの目標を達成できなかったので80点」と振り返ったが、金色に輝く完走メダルをかけられ
「久しぶりの金メダルで嬉しい!」と笑みを浮かべた。

 現役時代の終盤に痛めた左膝は9月のマラソン練習開始時には問題がなかったものの、11月に再び痛みが出た。
 この日のゴール後は患部をアイシングするなど状態は万全ではなかったが、現役時代と同様の諦めない姿勢が完走を呼んだ。

 今大会の舞台となったハワイは、真央さんにとって思い出の地だ。10年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得した後、
 今は亡き最愛の母・匡子さんと姉・舞さんと家族旅行で訪れた。レース前日の9日は、匡子さんの命日でもあった。

「7年ぶり、母と舞と3人で旅行に来て以来のハワイで、すごく不思議な思い。
 きょう舞も来てくれて、きっと母も一緒に見ていたと思うので、そう思うと完走できて良かった」
 応援に駆けつけた舞さんと抱き合うと、涙が浮かんだ。

「自分が挑戦して、自分の限界を知って、自分が長く悩んで考えて決断したこと。全然、未練はない」

「このままストップしないで、次のやるべきことに向かっていきたい。
 スケートだけではなく、自分がやりたいと思うものがあれば挑戦していきたい」”


これまでやりたくても出来なかったことを全部やって欲しいなあ




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