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天神崎を大切に!@ナショナル・トラスト

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ナショナル・トラストで美しい日本をとりもどす

さかなクン「第35回ナショナル・トラスト全国大会」@池袋ビズ(2017.12.16)

上記の内容とかぶるけれども、改めて、頂いたパンフレットをもとにメモを載せました


【内容抜粋メモ】



●田辺湾
天神崎のある「田辺湾」は、多種類の海洋生物が生息している世界的にも貴重なところです
「黒潮」の影響で、海洋生物の幼生が運ばれるからです

湾内には入り組んだ「枝湾」「暗礁」が複雑にあり、多様な生物の生息場所になっています

「冬の季節風」が黒潮で濃い外洋水を湾内に送り込むため
「造礁性サンゴ」が約60種類もあり、世界的にも異例の数です

潮が引いた時の「磯観察」では、約200種の生物が簡単に記録されます


●「海岸林」
「海岸林」の腐葉土層から栄養素が補給され、
雨・台風などによる土砂の海への流入を防ぎ、生態系が安定に保たれています


●1974年 高級別荘地開発計画から守った「大切にする会」
田辺市民有志は、募金で別荘予定地を取得

団体名を「守る会」ではなく「大切にする会」にしたのは、守るには「敵」がいるから
この運動に敵がいてはいけません

みんなが理解者となり、協力して自然を大切にしたいという願いなのです


●2015年9月 吉野熊野国立公園が拡張指定



「天神崎自然環境保全地」

●植樹活動、湿地の整備




●周辺の清掃活動、海底清掃




●天神崎での自然観察



「海岸林」と岩礁の生物は、互いに深い関係にあります
子どもたちがこういう自然に触れて、遊び学ぶことは
自然環境を知る上で非常に大切です

(私も小学生の時「臨海学校」や「林間学校」などという名前で
 磯の生物を観察したり、キャンプ体験をしたりしたことを思い出す


●森「日和山」、湿地、磯にすむいろんな生物
磯は広くて平らなため、安全な観察場所です
自然観察教室は、毎年、6月に実施しています



冬にはカスミサンショウウオが産卵

森、湿地、磯(潮間帯)にも、いろいろな生物がイキイキと生活しています


●子どもふるさと絵画展
幼稚園児から中学生までを対象に、毎年1月に紀南文化会館(田辺市)で開催
大変人気が高く、会場には2日間で約1,500人の入場があります


●2011年12月 プロジェクト未来遺産登録
本会の活動は、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」として登録されました


●天神崎のトラスト活動



・明治30年「魚つき保安林」漁師は昔から海岸の森を大事にしてきた

・海岸の森は、土が海へ流れるのを防ぐ

・森の落ち葉が土壌生物により分解され→栄養塩類として海へ
→海藻・植物プランクトンの栄養となり→動物に食べられ、魚介類が繁殖する「食物連鎖」「生態系」

・各種の魚が陸近くで産卵→幼魚が沖合いに広がる

※埋め立て等による単純な海岸線は、津波の影響にも関係する

・「環境教育」を進め、自然・生命の大切さを子どもたちに伝えたい


●田辺湾(神島、畠島など



南方熊楠は神島を保全し、1935年、国指定天然記念物となった

『小学館版 学習まんが人物館 南方熊楠』

『猫楠 南方熊楠の生涯』水木しげる

南方熊楠 生誕150周年記念企画展 南方熊楠-100年早かった智の人-@国立科学博物館



「天神崎の自然を大切にする会」




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