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Channel: メランコリア
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「絶滅種の再生を望みますか?」@スーパープレゼンテーション

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【スチュアート・ブランド「絶滅種の再生を望みますか?」】12.2 ON AIR

 

【スピーチ内容抜粋】

絶滅は、ただの死ではなく、もっとスケールの大きな死です。



・リョコウバト
たった数十年で50億羽からゼロに。原因は、商業狩猟。食用として乱獲されたのです。
大きな群れで飛ぶので簡単に大量に獲れ、その肉はアメリカ人にとって最も安価なタンパク源となり
やがて残っているのは剥製だけになってしまった。



・大昔の化石からDNAを取り出して生物を再生させる
今の技術ならゲノムを解析できる。遺伝情報の書き換えをする機械も持っている。
ここでは絶滅種と、それに近い現存種(オビオバト)のゲノムを合わせるのです。



ナショジオが興味を示した。
かつての生態系を復元しようという人もいた。

・初の絶滅種再生
絶滅する前の最後の1頭のブカルドのDNAでクローン胚を作ってヤギに移植。



これまで35年かけて集めた1000種以上の組織サンプルがあり、
マイナス196度で保存されているので、細胞もDNAも劣化していません。



理論上は、iPS細胞から精子・卵子などの生殖細胞を作れます。
再生しても親がいなければ、リョコウバトとして育たないのではないか?と疑問に思うかもしれない。
実は、鳥の習性は、ほぼDNAに刻まれています。
伝書バトを使って育て上げるという案もあります。かつての生息地に誘導したりするのです。



・再生させても、その後の保護が疎かにならないか?
絶滅危惧の「レッドリスト」のような暗い話は世間が盛り下がる。
では、種を増やしたことを紹介する「グリーンリスト」を作ってみてはどうか?

 


これは「エコツアー」のおかげなんです。

ヒトは1万年にわたり自然界を破壊してきた。
今、我々には修復する技術、そして義務がある。



【スピーチ後のインタビュー】

Q:絶滅種をヒトの手でよみがえらせて、問題ないのか?

A:絶滅させたことこそ「自然の介入」だ。生態系を支えていた種を守らず、ヒトが生態系を変えてしまった。



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