銀座一丁目駅で降りて、徒歩5分くらいかな?
フィルムセンター内に喫茶はないとのことで、ランチは斜向かいのファストフード店に入った。
●BLESS COFFEE
「カフェ丼」+ドリンクセットを注文。サイトには紙の箱に入ってる写真が載ってるけど、プラ容器だった。
日替わりで2種類選べて、鶏肉や野菜がのったやつにした。こうゆうお店でご飯ものは嬉しい
デザートにコーヒーゼリーまでついてくる
意外とご飯が多くて残してしまった/謝
■日本映画スチル写真の美学@東京国立近代美術館フィルムセンター
以前、『ぼくの伯父さん』や『スチル写真でみる日本の映画女優』など観に行って、
その時も映写機とか見たんだっけ? あれ?「たばこと塩の博物館」と勘違いしてるのかな?
てか、「たばこと塩の博物館」は、墨田区横川に移転・リニューアルのため、2013年9月2日より休館だって/驚
展示は7階。これぐらいの高さなら大丈夫だった。行きの地下鉄でちょっと胸がムカムカしてたけど
順路に沿って、日本の映画の歴史がざっくり分かってとっても勉強になる。
フランスの映画の発明者・リュミエール兄弟が撮った明治の風俗映像(もちろんサイレント)には、
家族で縁側でご飯を食べている様子、芸妓さん?が髪を整える様子など貴重な記録ばかり/驚
日本ではじめに人気を集めたのは、歌舞伎の女形による踊りや、演目の映像。
でも、西欧から「不自然」「アップにできない」みたいな理由で、女優さんが起用されるようになる。
向島に撮影所があったとかで、『カチューシャ』などが人気を呼んだ。
関東大震災の様子が生々しく撮られた記録映画では、燃え盛り倒壊する家々、
荷車に家財道具を乗せて逃げ惑う人々、川沿いに群がる人々などが克明に残っていた。
日本映画の特徴は、なんといっても「弁士」さんの存在。俳優より人気のある人もいたそうな。
定期的に映写機から流れる映画も面白かった。全8分。
蒲田映画の『虞美人草』も人気。
トーキーの出現
「小唄映画」で朗々と歌うテナー歌手の映像も流れていた。
「傾向映画」
1920年代後半の世界大不況期を中心に、商業映画の中で社会の矛盾を訴える内容のプロレタリア映画。
日本での代表作は鈴木重吉「何が彼女をさうさせたか」など。
「小市民映画」
昭和初期(1930年代前半)に流行した小市民(すなわち安サラリーマン)の生活と生活感情を描く日本映画の一傾向とその作品群の総称。
小津安二郎の『生れてはみたけれど』(1932)ほか、成瀬巳喜男、黒澤明、マキノ雅弘、溝口健二らの監督、田中絹代などのスターも紹介
『丹下左膳』シリーズは大人気を博した。
「円谷の特撮」
精巧な模型で戦争映画を撮影している写真。
榎本健一(エノケン)、古川ロッパらコメディ映画も盛んに撮られた。
玩具フィルム
家庭で楽しむ「レフシー」「パテベビー」なんてのも現れた驚
プロパガンダ
第二次世界大戦中は、ニュース映画、戦況を伝える記録映画が主流となり、娯楽は厳しい検閲を受けた。
日本の戦前映画は、この時にほぼ失われ、今ではスチール写真でその存在を知るのみとなってしまった。
国産のカラー長編も撮られるようになる。
コマ撮りアニメーション
「なまくら刀」と「浦島太郎」は、ほんとにゆる〜くって笑っちゃう
大藤信郎らの素晴らしい才能も生まれた。丁寧な手作業によるアニメ製作風景の映像もあり。
日本も1957年から「ワイドスクリーン」になり、スチール写真もワイドに変わる。
ロビーカード
映画館で上映予告映画を宣伝する為に、観客の待合所などに貼られていたもの。
人口着色が特徴。真っ青な空、真っ赤な服など強調することで、よりアピールできた。
「総天然色」てうたってるところもいいね
スチル写真
スチルカメラマンという職人さんがいて、映画が撮られる前や撮影中に宣伝写真を先に撮ってしまうため、
脚本などからイメージを膨らませて、その映画のもっともインパクトのある一瞬を切り取って観客に訴えるセンスと技術が必要不可欠だった。
小津さんは、自分で役者の配置や、構図などもきっちり決めてしまうから、カメラマンとしてはかえって物足りなかったという
監督の「カット!」の声の後すぐにそのセットと衣装のまま撮ってライブ感を出す時もあれば、
自らセットを用意して、本編には出てこない俳優の構図や表情で、複雑な関係性やテーマを表現した。
スチルカメラマンの全盛期は過ぎ、写真家が撮るようになる。
『さくらん』では蜷川実花さんが撮り、写真集として出すことも増えた。
お目当ての森雅之さんや、久我美子さんの写真も『羅生門』『浮雲』『挽歌』などなどいろいろあった
4階の図書室
ここも一般客が入れるというので覗いてみることに。最初に受付をして番号カードをもらい、
必要な筆記用具以外の荷物はロッカーに預けるシステム。
普通の図書館と違って、1室のみの半分は閲覧席・検索席で、2段ほどの低い本棚に、
『キネマ旬報』など邦画・洋画の雑誌を年代ごとにまとめた雑誌製本のバックナンバーがハンパない
学生時代に毎月のように買ったり、立ち読みした『スクリーン』もズラリ
1950年代〜2012年まで。でも、途中'80年代とか抜けてたけど、どこかに保管してるのかな?
何冊かパラパラと見てみたら、今やクラシック映画スターの若い頃の写真もたくさん。
リズ、BB、CC、ジュリー・アンドリュースもマリリンも若い
『シナリオ』なんてゆう雑誌製本のバックナンバーも揃ってたな。
その後、銀ブラ。
松坂屋は閉店セール開催中だって。2013年6月30日(日) まで。
それに代わって、GUやユニクロなどが建ち並んで、時の移り変わりを感じる。
■銀座 博品館
以前、なにかの番組で紹介されていて、場所柄、海外の観光客も多く「超楽しい」みたいにゆってたから気になって行ってみたw
最高階の8Fは劇場で、5、6階はレストラン、おもちゃや、パーティグッズ、文具類は1〜4F。
いきなり「太陽の塔」の模型(1万円超え)を発見(なんてリンクだw
外国人向けな変T、2Fのぬいぐるみ&キャラクターもかなりの充実っぷり、テトぐるみも発見v
外に出たところには、2000円前後のぬいぐるみなどの商品の自販機があってビックリ
気になる看板もあったw
帰りは内幸町駅から地下鉄に乗った。隣りはすぐ有楽町駅だけど、ここら辺は高層ビル街なんだね(一生縁がなさそうな界隈
今日も1日、脚が棒になるくらい歩いて、充実した1日でございました〜。
追。
きょうのにゃんこ。
窓に映ったほうで、こっちを見てるw
もう1人は、ちょっと離れた別テリトリーのコ。
フィルムセンター内に喫茶はないとのことで、ランチは斜向かいのファストフード店に入った。
●BLESS COFFEE
「カフェ丼」+ドリンクセットを注文。サイトには紙の箱に入ってる写真が載ってるけど、プラ容器だった。
日替わりで2種類選べて、鶏肉や野菜がのったやつにした。こうゆうお店でご飯ものは嬉しい
デザートにコーヒーゼリーまでついてくる
意外とご飯が多くて残してしまった/謝
■日本映画スチル写真の美学@東京国立近代美術館フィルムセンター
以前、『ぼくの伯父さん』や『スチル写真でみる日本の映画女優』など観に行って、
その時も映写機とか見たんだっけ? あれ?「たばこと塩の博物館」と勘違いしてるのかな?
てか、「たばこと塩の博物館」は、墨田区横川に移転・リニューアルのため、2013年9月2日より休館だって/驚
展示は7階。これぐらいの高さなら大丈夫だった。行きの地下鉄でちょっと胸がムカムカしてたけど
順路に沿って、日本の映画の歴史がざっくり分かってとっても勉強になる。
フランスの映画の発明者・リュミエール兄弟が撮った明治の風俗映像(もちろんサイレント)には、
家族で縁側でご飯を食べている様子、芸妓さん?が髪を整える様子など貴重な記録ばかり/驚
日本ではじめに人気を集めたのは、歌舞伎の女形による踊りや、演目の映像。
でも、西欧から「不自然」「アップにできない」みたいな理由で、女優さんが起用されるようになる。
向島に撮影所があったとかで、『カチューシャ』などが人気を呼んだ。
関東大震災の様子が生々しく撮られた記録映画では、燃え盛り倒壊する家々、
荷車に家財道具を乗せて逃げ惑う人々、川沿いに群がる人々などが克明に残っていた。
日本映画の特徴は、なんといっても「弁士」さんの存在。俳優より人気のある人もいたそうな。
定期的に映写機から流れる映画も面白かった。全8分。
蒲田映画の『虞美人草』も人気。
トーキーの出現
「小唄映画」で朗々と歌うテナー歌手の映像も流れていた。
「傾向映画」
1920年代後半の世界大不況期を中心に、商業映画の中で社会の矛盾を訴える内容のプロレタリア映画。
日本での代表作は鈴木重吉「何が彼女をさうさせたか」など。
「小市民映画」
昭和初期(1930年代前半)に流行した小市民(すなわち安サラリーマン)の生活と生活感情を描く日本映画の一傾向とその作品群の総称。
小津安二郎の『生れてはみたけれど』(1932)ほか、成瀬巳喜男、黒澤明、マキノ雅弘、溝口健二らの監督、田中絹代などのスターも紹介
『丹下左膳』シリーズは大人気を博した。
「円谷の特撮」
精巧な模型で戦争映画を撮影している写真。
榎本健一(エノケン)、古川ロッパらコメディ映画も盛んに撮られた。
玩具フィルム
家庭で楽しむ「レフシー」「パテベビー」なんてのも現れた驚
プロパガンダ
第二次世界大戦中は、ニュース映画、戦況を伝える記録映画が主流となり、娯楽は厳しい検閲を受けた。
日本の戦前映画は、この時にほぼ失われ、今ではスチール写真でその存在を知るのみとなってしまった。
国産のカラー長編も撮られるようになる。
コマ撮りアニメーション
「なまくら刀」と「浦島太郎」は、ほんとにゆる〜くって笑っちゃう
大藤信郎らの素晴らしい才能も生まれた。丁寧な手作業によるアニメ製作風景の映像もあり。
日本も1957年から「ワイドスクリーン」になり、スチール写真もワイドに変わる。
ロビーカード
映画館で上映予告映画を宣伝する為に、観客の待合所などに貼られていたもの。
人口着色が特徴。真っ青な空、真っ赤な服など強調することで、よりアピールできた。
「総天然色」てうたってるところもいいね
スチル写真
スチルカメラマンという職人さんがいて、映画が撮られる前や撮影中に宣伝写真を先に撮ってしまうため、
脚本などからイメージを膨らませて、その映画のもっともインパクトのある一瞬を切り取って観客に訴えるセンスと技術が必要不可欠だった。
小津さんは、自分で役者の配置や、構図などもきっちり決めてしまうから、カメラマンとしてはかえって物足りなかったという
監督の「カット!」の声の後すぐにそのセットと衣装のまま撮ってライブ感を出す時もあれば、
自らセットを用意して、本編には出てこない俳優の構図や表情で、複雑な関係性やテーマを表現した。
スチルカメラマンの全盛期は過ぎ、写真家が撮るようになる。
『さくらん』では蜷川実花さんが撮り、写真集として出すことも増えた。
お目当ての森雅之さんや、久我美子さんの写真も『羅生門』『浮雲』『挽歌』などなどいろいろあった
4階の図書室
ここも一般客が入れるというので覗いてみることに。最初に受付をして番号カードをもらい、
必要な筆記用具以外の荷物はロッカーに預けるシステム。
普通の図書館と違って、1室のみの半分は閲覧席・検索席で、2段ほどの低い本棚に、
『キネマ旬報』など邦画・洋画の雑誌を年代ごとにまとめた雑誌製本のバックナンバーがハンパない
学生時代に毎月のように買ったり、立ち読みした『スクリーン』もズラリ
1950年代〜2012年まで。でも、途中'80年代とか抜けてたけど、どこかに保管してるのかな?
何冊かパラパラと見てみたら、今やクラシック映画スターの若い頃の写真もたくさん。
リズ、BB、CC、ジュリー・アンドリュースもマリリンも若い
『シナリオ』なんてゆう雑誌製本のバックナンバーも揃ってたな。
その後、銀ブラ。
松坂屋は閉店セール開催中だって。2013年6月30日(日) まで。
それに代わって、GUやユニクロなどが建ち並んで、時の移り変わりを感じる。
■銀座 博品館
以前、なにかの番組で紹介されていて、場所柄、海外の観光客も多く「超楽しい」みたいにゆってたから気になって行ってみたw
最高階の8Fは劇場で、5、6階はレストラン、おもちゃや、パーティグッズ、文具類は1〜4F。
いきなり「太陽の塔」の模型(1万円超え)を発見(なんてリンクだw
外国人向けな変T、2Fのぬいぐるみ&キャラクターもかなりの充実っぷり、テトぐるみも発見v
外に出たところには、2000円前後のぬいぐるみなどの商品の自販機があってビックリ
気になる看板もあったw
帰りは内幸町駅から地下鉄に乗った。隣りはすぐ有楽町駅だけど、ここら辺は高層ビル街なんだね(一生縁がなさそうな界隈
今日も1日、脚が棒になるくらい歩いて、充実した1日でございました〜。
追。
きょうのにゃんこ。
窓に映ったほうで、こっちを見てるw
もう1人は、ちょっと離れた別テリトリーのコ。