過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part2からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『つか版 忠臣蔵』(1991)
監督:つかこうへい 出演: 松坂慶子、風間杜夫、田中邦衛、萩原流行、石丸謙二郎 ほか
面白かった! 年末特番かなにかかな? 全く新しく現代風にリニューアルされた忠臣蔵で
演じるほうも、スタッフも楽しんでる感じ。
妙にハイテンションにぶち切れてる流行さんが男色w
その後も笑える「萩原流行は、この後、老いた母と2人きりでの恒例の初詣に参ります!」
ほか出演陣の近況報告で締めw
やたら熱い涙、涙の風間さん×松坂さんの芝居の後も「回想シーンはこれぐらいでいーだろう?」
とか急に現実に戻される。映画というより劇場で観ている臨場感がある。
■『修羅のみち』(2001)
監督: 出演:哀川翔、渡辺裕之、夏八木勲、小西博之、力也 ほか
さて始まりました新シリーズ。とはいえキャスト、大まかなストーリー等は前シリーズとほぼ同じ
こっちのほうが流血度高めで、久々翔さんの血みどろ&絡みシーンが観れたのがお得?
「これは千葉の海岸で拾ったタダの石だが、水は岩をも砕き、次第に丸くなるともう簡単には割れない。
ゆっくり一枚岩に人を育ててゆけ」ってタダの石じゃんw
「いい女房になったな・・・」なんて泣かせるぜ。おっと泣いちゃいけないんだった!
銃撃戦で胸に弾を食らっていったん心臓が止まったのに生き返った吉田。
きっと地獄の門番にもあの調子でナシつけてきたんだろう
松田は相手方の組員で、つい吉田とのシーンでも「徳丸!」って叫びそうになるw
■『餓狼の群れ』(2000)
監督:渡辺武 出演:松方弘樹、高島礼子、萩原流行 ほか
修羅のガラ悪い松方さんとはまた随分と違って・・・でも、やっぱガラは悪いか
つい最近の作品とあってタイトでこずるいイメージ通りの悪役の流行さんが堪能できるw
この“こずるさ”が流行さんの持ち味か!? ストーリーは普通。
2人とも人殺しといておとがめなしかい?
てか海にそんなモノ流したら東京湾の魚がみんなヤク中にならないか?!
■『マークスの山』(1995)
監督:崔洋一 出演:中井貴一、萩原聖人、名取裕子、小林稔侍、古尾谷雅人、萩原流行 ほか
極上のミステリー。ベテランの役者が地味ながら各パートをリアルに演じている。
とくに警察ドラマには描かれない地道な捜査、内部での競争、駆け引き、
ラストは荘厳な冬山ロケでのマークスの死によって完結するまで。
「刑事は楽しい稼業だ」とつぶやく中井のセリフには、やるせなさが感じられる。
正義感だけじゃ勤まらない。人間のドロドロとした部分と常に向き合い、
事件解決後も決してスッキリ片づくワケでもなく、また次々と犯罪は起きてゆく。
1人で無心にスニーカーを洗ってる時がこの男の至福の時なのかも。
エンドロールの終わりに、夜の冬山が風の地鳴りのような音とともに浮かび上がるシーンは圧巻。
実際に登ってるシーンもあるし、撮影は厳しかったろうなあ!
流行さんは、いつものハイテンションな悪役ぶりとは正反対に
静かな中にも犯人逮捕に全力を尽くす男を演じていて、これもイイ!
■『寒椿』(1992)
監督:降旗康男 出演:西田敏行、南野陽子、高嶋政宏、萩原流行、かたせ梨乃 ほか
女性の原作らしい、しっとりとした味わい深い文芸作品。
昭和初期の、まだ明治・大正ロマンの残っていた時代、南田の匂い立つ若い美しさが際立つ。
髪を洗ってるシーンも美しいし、必要ならヤクザに頭を下げ土下座する父も、いざとなったら
男を張って闘う姿になって、息子が見直す、父と息子の男同士の関係も見所。
バイクで走ったり、バイバイと手を振ったり、アメリカ文化がもう相当定着している時代背景も面白い。
■『蒲田行進曲』(1982)
監督:深作欣二 原作・脚本:つかこうへい
出演:松坂慶子、風間杜夫、平田満、高見知佳、蟹江敬三、原田大二郎、萩原流行 ほか
今作も何度か観て、強烈な印象が残ってるけど、流行さんまでは記憶に残ってなかったなあ!
なんといっても監督は深作さんだし、原作・脚本はつかさんで、俳優陣は先日観た『忠臣蔵』のメンツ。
製作は角川で、松竹映画、ロケがかつての撮影所のあった蒲田で、今でも駅ではこのテーマ曲がかかってるし、
歌は松坂、風間、平田、挿入歌は桑田の書いた♪恋人も濡れる街角w
テンション上がりまくりで熱い芝居、濃い〜〜人情もの。
命を賭けた階段落ち・・・アレ?この平田さんの代わりに落ちた人は一体誰?
階段の撮影現場に皆揃って手を振って、タイトルのプラカードまで持っちゃってるところがつか作品のノリ?
流行さんは、銀ちゃんの取り巻きNO2か3くらいで、水色のジャージやピンクのジャージ着たりしてちょっと変キャラ?w
現代コメディも嬉々として演じてる、こんな時代もあったのねえ〜!
■『ムーンライトマイル』(2002)
監督:ブラッド・シルバーリング 出演:ジェイク・ギレンホール、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン ほか
“亡き人、そしてまだ出会えぬすべての愛する人に”
イイ脚本、俳優、音楽が揃えば感動しないはずがない。
『ドニー・ダーコ』で強烈な個性を出してたジェイク、好きだなあ!
ボブ・ディランとヴァン・モリソンを出されちゃ参るよ
「君に分かってもらいたいから。僕はもとの自分に戻って大事な安らぎを見つけた。君だ。君も早く見つかるよ」
母が夫婦関係について話すシーンもイイ。
「どんなにケンカした後でも、ベッドに入ってお尻をつきだすのがサイン。
彼の腕に包まれると安らぐの。31年間ずっとそう。毎日。彼が私の安らぎ。
色やスタイルの違いはあってもね」
「君の60%も分からない。40%残りが肝心なのに」ってセリフもよかった。
photo1:部長の企画プロジェクト「日本総合悲劇協会」の旗揚げ公演らしいw
photo2:スカパラ展を観に行った時のメモ。
photo3:「BIG SHOT 2004」この時のメンツよかったなあ! いまだに思い出すv
【歌詞をメモした曲】
♪その後の世界/YO-KING
♪恋のかけら/奥田民生
【イベントメモ】
「押井守監修 球体関節人形展」@東京都現代美術館
「スカパラ展」@池袋P'パル
【ライヴレポ(追加で別記)】
冷牟田竜之presents "Taboo"@O-EAST 2004.2.14
勝手にしやがれ@下北沢SHELTER 2004.2.27
PE'Z REALIVE TOUR 2004 春〜今回は多めに回ります。〜@渋谷クアトロ 2004.2.28
インパスターズ@下北沢 2004.3.6
ROCKING TIME ラストライヴ@渋谷クアトロ 2004.4.2
PE'Z REALIVE TOUR 2004 春〜今回は多めに回ります。〜最終公演@野音 2004.4.3
SHINJUKU LOFT 5TH ANNIVERSARY BIG SHOT 2004 Special Ultimate Cut@新宿LOFT 2004.4.25
part2からのつづきで、このノートのラスト。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『つか版 忠臣蔵』(1991)
監督:つかこうへい 出演: 松坂慶子、風間杜夫、田中邦衛、萩原流行、石丸謙二郎 ほか
面白かった! 年末特番かなにかかな? 全く新しく現代風にリニューアルされた忠臣蔵で
演じるほうも、スタッフも楽しんでる感じ。
妙にハイテンションにぶち切れてる流行さんが男色w
その後も笑える「萩原流行は、この後、老いた母と2人きりでの恒例の初詣に参ります!」
ほか出演陣の近況報告で締めw
やたら熱い涙、涙の風間さん×松坂さんの芝居の後も「回想シーンはこれぐらいでいーだろう?」
とか急に現実に戻される。映画というより劇場で観ている臨場感がある。
■『修羅のみち』(2001)
監督: 出演:哀川翔、渡辺裕之、夏八木勲、小西博之、力也 ほか
さて始まりました新シリーズ。とはいえキャスト、大まかなストーリー等は前シリーズとほぼ同じ
こっちのほうが流血度高めで、久々翔さんの血みどろ&絡みシーンが観れたのがお得?
「これは千葉の海岸で拾ったタダの石だが、水は岩をも砕き、次第に丸くなるともう簡単には割れない。
ゆっくり一枚岩に人を育ててゆけ」ってタダの石じゃんw
「いい女房になったな・・・」なんて泣かせるぜ。おっと泣いちゃいけないんだった!
銃撃戦で胸に弾を食らっていったん心臓が止まったのに生き返った吉田。
きっと地獄の門番にもあの調子でナシつけてきたんだろう
松田は相手方の組員で、つい吉田とのシーンでも「徳丸!」って叫びそうになるw
■『餓狼の群れ』(2000)
監督:渡辺武 出演:松方弘樹、高島礼子、萩原流行 ほか
修羅のガラ悪い松方さんとはまた随分と違って・・・でも、やっぱガラは悪いか
つい最近の作品とあってタイトでこずるいイメージ通りの悪役の流行さんが堪能できるw
この“こずるさ”が流行さんの持ち味か!? ストーリーは普通。
2人とも人殺しといておとがめなしかい?
てか海にそんなモノ流したら東京湾の魚がみんなヤク中にならないか?!
■『マークスの山』(1995)
監督:崔洋一 出演:中井貴一、萩原聖人、名取裕子、小林稔侍、古尾谷雅人、萩原流行 ほか
極上のミステリー。ベテランの役者が地味ながら各パートをリアルに演じている。
とくに警察ドラマには描かれない地道な捜査、内部での競争、駆け引き、
ラストは荘厳な冬山ロケでのマークスの死によって完結するまで。
「刑事は楽しい稼業だ」とつぶやく中井のセリフには、やるせなさが感じられる。
正義感だけじゃ勤まらない。人間のドロドロとした部分と常に向き合い、
事件解決後も決してスッキリ片づくワケでもなく、また次々と犯罪は起きてゆく。
1人で無心にスニーカーを洗ってる時がこの男の至福の時なのかも。
エンドロールの終わりに、夜の冬山が風の地鳴りのような音とともに浮かび上がるシーンは圧巻。
実際に登ってるシーンもあるし、撮影は厳しかったろうなあ!
流行さんは、いつものハイテンションな悪役ぶりとは正反対に
静かな中にも犯人逮捕に全力を尽くす男を演じていて、これもイイ!
■『寒椿』(1992)
監督:降旗康男 出演:西田敏行、南野陽子、高嶋政宏、萩原流行、かたせ梨乃 ほか
女性の原作らしい、しっとりとした味わい深い文芸作品。
昭和初期の、まだ明治・大正ロマンの残っていた時代、南田の匂い立つ若い美しさが際立つ。
髪を洗ってるシーンも美しいし、必要ならヤクザに頭を下げ土下座する父も、いざとなったら
男を張って闘う姿になって、息子が見直す、父と息子の男同士の関係も見所。
バイクで走ったり、バイバイと手を振ったり、アメリカ文化がもう相当定着している時代背景も面白い。
■『蒲田行進曲』(1982)
監督:深作欣二 原作・脚本:つかこうへい
出演:松坂慶子、風間杜夫、平田満、高見知佳、蟹江敬三、原田大二郎、萩原流行 ほか
今作も何度か観て、強烈な印象が残ってるけど、流行さんまでは記憶に残ってなかったなあ!
なんといっても監督は深作さんだし、原作・脚本はつかさんで、俳優陣は先日観た『忠臣蔵』のメンツ。
製作は角川で、松竹映画、ロケがかつての撮影所のあった蒲田で、今でも駅ではこのテーマ曲がかかってるし、
歌は松坂、風間、平田、挿入歌は桑田の書いた♪恋人も濡れる街角w
テンション上がりまくりで熱い芝居、濃い〜〜人情もの。
命を賭けた階段落ち・・・アレ?この平田さんの代わりに落ちた人は一体誰?
階段の撮影現場に皆揃って手を振って、タイトルのプラカードまで持っちゃってるところがつか作品のノリ?
流行さんは、銀ちゃんの取り巻きNO2か3くらいで、水色のジャージやピンクのジャージ着たりしてちょっと変キャラ?w
現代コメディも嬉々として演じてる、こんな時代もあったのねえ〜!
■『ムーンライトマイル』(2002)
監督:ブラッド・シルバーリング 出演:ジェイク・ギレンホール、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン ほか
“亡き人、そしてまだ出会えぬすべての愛する人に”
イイ脚本、俳優、音楽が揃えば感動しないはずがない。
『ドニー・ダーコ』で強烈な個性を出してたジェイク、好きだなあ!
ボブ・ディランとヴァン・モリソンを出されちゃ参るよ
「君に分かってもらいたいから。僕はもとの自分に戻って大事な安らぎを見つけた。君だ。君も早く見つかるよ」
母が夫婦関係について話すシーンもイイ。
「どんなにケンカした後でも、ベッドに入ってお尻をつきだすのがサイン。
彼の腕に包まれると安らぐの。31年間ずっとそう。毎日。彼が私の安らぎ。
色やスタイルの違いはあってもね」
「君の60%も分からない。40%残りが肝心なのに」ってセリフもよかった。
photo1:部長の企画プロジェクト「日本総合悲劇協会」の旗揚げ公演らしいw
photo2:スカパラ展を観に行った時のメモ。
photo3:「BIG SHOT 2004」この時のメンツよかったなあ! いまだに思い出すv
【歌詞をメモした曲】
♪その後の世界/YO-KING
♪恋のかけら/奥田民生
【イベントメモ】
「押井守監修 球体関節人形展」@東京都現代美術館
「スカパラ展」@池袋P'パル
【ライヴレポ(追加で別記)】
冷牟田竜之presents "Taboo"@O-EAST 2004.2.14
勝手にしやがれ@下北沢SHELTER 2004.2.27
PE'Z REALIVE TOUR 2004 春〜今回は多めに回ります。〜@渋谷クアトロ 2004.2.28
インパスターズ@下北沢 2004.3.6
ROCKING TIME ラストライヴ@渋谷クアトロ 2004.4.2
PE'Z REALIVE TOUR 2004 春〜今回は多めに回ります。〜最終公演@野音 2004.4.3
SHINJUKU LOFT 5TH ANNIVERSARY BIG SHOT 2004 Special Ultimate Cut@新宿LOFT 2004.4.25