■出雲 縁結びの旅へ! 〜古事記編纂1300年 神話の里の物語〜@歴史秘話ヒストリア
遷宮つながりで、鷹の爪団・吉田くんの故郷、島根県が誇る出雲大社の回も見てみたv
一度行ってみたいんだよな。って思ってたら、父母がこないだ行ったとか話してたような???
今年は、古事記編纂1300年にあたる記念の年。
「平成の大遷宮」として、60年に1度行われる本殿などの改修が来年の5月に完成予定。
今、出雲はさまざまなパワースポットとして若い女性を中心に人気が集まっているのだとか。
スサノオノミコトとクシナダヒメが結婚し、初めて地上に愛の巣を作った地だということで、
縁結び、新居、懐妊・安産などなどを祈願する参拝客が大勢いる。
出雲は「神話の里」としても有名。
天上の世界・高天原の神々が日本の形をつくったばかりの頃、クシナダヒメに一目惚れしたスサノオノミコトは、
8つの頭を持つヤマタノオロチを酔わせてやっつけ、見事に結婚。日本の国の礎を築いた。
その後生まれた娘・スセリヒメに求婚に来たオオクニヌシノミコトは、あまりにモテモテ男だったため父は反対し
蛇などのいる巣窟に落とすという試練を与えるが、スセリヒメが悪を祓う布?をくれて助かり、結ばれる。
オオクニヌシノミコトは、スサノオから国づくりを託され、各地の女神と結ばれて子どもの数は180人以上
実は、これ、出雲を中心に国が繁栄したことの例え話らしい。
その昔は巨大高層建築だった!
現在の出雲大社の本殿の高さは24mと、寺社建築としては日本一の高さ。
近年、昔の柱の一部が発掘され、以前は9本の柱で支えられた48mもの高さ+階段100mもある高層建築だと分かった/驚
出雲は神話上の世界と認識が強かったが、ヤマトにとって出雲は非常に大きな世界として認識されていた。
高層神殿建築も朝廷による国家的大事業として行われたという説。
玉つくりの技術
花仙山でとれる美しい「青めのう」から作り出される出雲の玉は朝廷でも重要視された。
祭祀の場でも、天皇の霊力を高めるために出雲の玉が用いられたほど。
出雲の玉作りの歴史は弥生時代にまで遡る。中でも「勾玉」はとても貴重で「魂の形」と呼ばれ「魔除け」でもあった。
古代では玉を身につけることが「権威の象徴」で、出雲は特殊なものを作る「聖地」的な意識があった。
出雲に魅せられたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
ハーンはギリシャのレフカダ島で生まれた。幼い頃に両親と別れ、親戚の家を転々とする生活で
唯一ココロを慰めてくれたのは、「ギリシャ神話」の世界だった。
新聞社や出版社の仕事をしながら、国内外の文化や歴史を研究していたハーンは、
「古事記」に書かれた日本の神話にギリシャ神話との共通点を見出し、日本を訪れる。
長期滞在して研究するため、仕事先を見つけようとして、島根県尋常中学校の英語教師に就く。
まさに神話の里ってところが偶然を超えてるよね/驚
ハーンがもっとも惹かれたのは、「宍道湖」の聖なる眺めと、そこに生きる人々が自然に対して祈る姿。
自然に対する畏怖の念こそが「神道」だと気づく。
その後、没落した武士の娘・小泉セツと知り合って結婚。
ハーンはセツから出雲の伝承や民話を語ってもらった。
とくに、雪女やのっぺらぼうなどの「怪談話」に夢中になる、1904年出版したことで怪談話は日本人にも広く認知された。
そこにも、「ヒトが自然をコントロールするのではなく、ヒトのほうが合わせていく」という日本人の考え方を感じ、
「怪談や超自然の文学には必ず“真理”がある」と言った。
ハーンは日本へ帰化し、小泉八雲と名乗る。
それは、神話でスサノオが妻を娶った時の興奮を詠んだ詩からとったという。
日本の急速な近代化・欧米化とともに、日本古来の文化・考え方が捨てられていくことを危惧する八雲。
「古風な迷信、素朴な神話、不思議な呪術、これら地表に現れ出た果実の遥か下で、
民族の魂の命根は生々(せいせい)と脈打っている。
この国の人々の美の感覚も、芸術の才も、剛勇の炎も、忠義の赤誠も、信仰の至情も、
すべてはこの魂の中に父祖より伝わり、無意識の本能にまで育まれたものなのだから」と『神々みの国の首都』に著した。
今でも毎年、ハーンの亡くなった9月に電気を消して明治時代の松江を体感する催しが行われる。
「神迎神事」では、オオクニヌシのもとに全国の神社から八百万の神が集まり、出雲大社に1週間滞在する。
そこで行われるのは「縁結びの会議」。恋人、友人、家族、仕事の縁などなど。
遷宮つながりで、鷹の爪団・吉田くんの故郷、島根県が誇る出雲大社の回も見てみたv
一度行ってみたいんだよな。って思ってたら、父母がこないだ行ったとか話してたような???
今年は、古事記編纂1300年にあたる記念の年。
「平成の大遷宮」として、60年に1度行われる本殿などの改修が来年の5月に完成予定。
今、出雲はさまざまなパワースポットとして若い女性を中心に人気が集まっているのだとか。
スサノオノミコトとクシナダヒメが結婚し、初めて地上に愛の巣を作った地だということで、
縁結び、新居、懐妊・安産などなどを祈願する参拝客が大勢いる。
出雲は「神話の里」としても有名。
天上の世界・高天原の神々が日本の形をつくったばかりの頃、クシナダヒメに一目惚れしたスサノオノミコトは、
8つの頭を持つヤマタノオロチを酔わせてやっつけ、見事に結婚。日本の国の礎を築いた。
その後生まれた娘・スセリヒメに求婚に来たオオクニヌシノミコトは、あまりにモテモテ男だったため父は反対し
蛇などのいる巣窟に落とすという試練を与えるが、スセリヒメが悪を祓う布?をくれて助かり、結ばれる。
オオクニヌシノミコトは、スサノオから国づくりを託され、各地の女神と結ばれて子どもの数は180人以上
実は、これ、出雲を中心に国が繁栄したことの例え話らしい。
その昔は巨大高層建築だった!
現在の出雲大社の本殿の高さは24mと、寺社建築としては日本一の高さ。
近年、昔の柱の一部が発掘され、以前は9本の柱で支えられた48mもの高さ+階段100mもある高層建築だと分かった/驚
出雲は神話上の世界と認識が強かったが、ヤマトにとって出雲は非常に大きな世界として認識されていた。
高層神殿建築も朝廷による国家的大事業として行われたという説。
玉つくりの技術
花仙山でとれる美しい「青めのう」から作り出される出雲の玉は朝廷でも重要視された。
祭祀の場でも、天皇の霊力を高めるために出雲の玉が用いられたほど。
出雲の玉作りの歴史は弥生時代にまで遡る。中でも「勾玉」はとても貴重で「魂の形」と呼ばれ「魔除け」でもあった。
古代では玉を身につけることが「権威の象徴」で、出雲は特殊なものを作る「聖地」的な意識があった。
出雲に魅せられたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
ハーンはギリシャのレフカダ島で生まれた。幼い頃に両親と別れ、親戚の家を転々とする生活で
唯一ココロを慰めてくれたのは、「ギリシャ神話」の世界だった。
新聞社や出版社の仕事をしながら、国内外の文化や歴史を研究していたハーンは、
「古事記」に書かれた日本の神話にギリシャ神話との共通点を見出し、日本を訪れる。
長期滞在して研究するため、仕事先を見つけようとして、島根県尋常中学校の英語教師に就く。
まさに神話の里ってところが偶然を超えてるよね/驚
ハーンがもっとも惹かれたのは、「宍道湖」の聖なる眺めと、そこに生きる人々が自然に対して祈る姿。
自然に対する畏怖の念こそが「神道」だと気づく。
その後、没落した武士の娘・小泉セツと知り合って結婚。
ハーンはセツから出雲の伝承や民話を語ってもらった。
とくに、雪女やのっぺらぼうなどの「怪談話」に夢中になる、1904年出版したことで怪談話は日本人にも広く認知された。
そこにも、「ヒトが自然をコントロールするのではなく、ヒトのほうが合わせていく」という日本人の考え方を感じ、
「怪談や超自然の文学には必ず“真理”がある」と言った。
ハーンは日本へ帰化し、小泉八雲と名乗る。
それは、神話でスサノオが妻を娶った時の興奮を詠んだ詩からとったという。
日本の急速な近代化・欧米化とともに、日本古来の文化・考え方が捨てられていくことを危惧する八雲。
「古風な迷信、素朴な神話、不思議な呪術、これら地表に現れ出た果実の遥か下で、
民族の魂の命根は生々(せいせい)と脈打っている。
この国の人々の美の感覚も、芸術の才も、剛勇の炎も、忠義の赤誠も、信仰の至情も、
すべてはこの魂の中に父祖より伝わり、無意識の本能にまで育まれたものなのだから」と『神々みの国の首都』に著した。
今でも毎年、ハーンの亡くなった9月に電気を消して明治時代の松江を体感する催しが行われる。
「神迎神事」では、オオクニヌシのもとに全国の神社から八百万の神が集まり、出雲大社に1週間滞在する。
そこで行われるのは「縁結びの会議」。恋人、友人、家族、仕事の縁などなど。