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木下グループカップpresents カーニバルオンアイス 2016

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木下グループカップpresents カーニバルオンアイス 2016

ジャパンオープンの後に予録したから、てっきりエキシビションだと思ったら違って
とんでもない面子でのアイスショーだった

ソロだったり、グループで踊ったり、普段観られないカップルでの演技や、プロ転向の選手まで
全部いっぺんに観れるんだから、そりゃあチケットも取れないワケだ

解説は八木沼さん


●OP
 

 



●本田真凛(15)


♪ロミオとジュリエット ジュニア最後のシーズン
八「シーズンごとにというより、毎試合ごとに進化していくのではないかと思います」
ロミジュリはゆづくん思い出すなあ
大人へと成長する過程の微妙な感情を表現するには、10代のうちに滑っておきたい1曲なのかも


●樋口新葉


♪白夜を行く アイスショーでも転倒すると悔しいのかな
八「引き出しもどんどん増えていくと思う」
あら、髪のリボンまで取れちゃったよ いろんな経験が必要だねえ


●鈴木明子
 

♪白鳥の湖 アッコちゃんも久しぶり 現役の試合とアイスショーで滑る感覚はどう違うのか
手先まで神経の通った振り付け アッコちゃんの演技には毎回物語性を感じる


●織田信成


♪Lay Me Down/サム・スミス 森から出てきた少年みたいな最初の表情 しなやかさが全然変わらない

八「ジャパンオープンでは、4回転+8つのジャンプをノーミスでやり遂げた 練習は大変だったと思います
  すごいスピード ジャパンオープン、カーニバルオンアイスを見てると、
  もう1種類くらい4回転跳べるんじゃないかって思っちゃう
  今、体も最高潮にいい状態なんじゃないかなと思います」

ほんと、PB更新の好調さをキープしてる

アナ「いろんな人と会い、経験をして楽しめているとも話しています」


●荒川静香
 

One World/ケルティック・ウーマン みんなステキな曲使うなあ 忙しい合間にいつ選曲するんだろう?
このスレンダーなスタイルを維持して、コンビネーションジャンプも跳んで
彼女の滑りに憧れ、勇気をもらう選手、人々がどれほどいることか
女性の凛とした強さと透明感がスケートにも表れている

八「滑りに説得力がある これまで培ってきたもの、維持しているもの、プロとしての考えだったり グッとくるものがある」


●町田樹
 

 

♪あなたに逢いたくて~Missing You~
いつまでも傷つきやすい純文学青年のごとき樹くん こうしてアイスショーで観られるのは貴重のひと言
聖子ちゃんを滑るって意外/驚 この独特な世界観は一体何だろう

八「この曲の相手役として、よくここまで細かく作れるなと思う」

アナ「言葉に対する想いがあふれ出てきますね」

アナも八木沼さんも、私自身も、何も語らず、ひたすら樹くんの世界に見入ってしまった

八「表現するって、いろんな捉え方があっていいんだなって改めて感じさせる滑りが町田さんの中にある」

アナ「本当に次なる作品、楽しみです」


●アシュリー・ワグナー(アメリカ)
 

♪Sweet Dreams/Eurythmics この強気な感じが彼女らしいね これが今シーズンのSPかあ
ショー用にアレンジしたやつかな FPと対照的なパワフルさ
「女性の強さ」を表現するそう ジェフリー・バトルさんに初めて振り付けを依頼したっていうのは意外 シースルーの衣装も流行りかな

八「彼女がどういう動きをしたら一番光るかよく分かっているような振り付けですね」


●宇野昌磨
 

♪ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジー 今シーズンのSP ショーでも4回転トゥーループに挑戦
宇野くんは正統派な選曲が多い感じ ヴァイオリンの調べにのせて情熱をこめた演技

 

アンコールは、やっぱり♪誰も寝てはならぬ 何度聴いても感動する旋律
クリムキンイーグルもこれ以上ないほどの角度/驚
渾身のスピンからの決めポーズは去年の活躍を思い出させる


●宮原知子


♪ムゼッタのワルツ みんな今シーズンのSPを見せてくれるんだね
「ジャンプの質を高め、みんなを引き込めるような表情を作れるようにしたい」という目標を立てているそう
自信と実力がピッタリ合わさって、並々ならぬ練習量と、世界の評価も見合ってきているし、充実ぶりが伝わる


●高橋大輔
 

 

♪Lilac Wine/ジェフ・バックリィ 大ちゃんの内からにじみ出る色気、不動の人気も分かる
曲の世界を体と表情で見事に表現 これだけは誰にも真似できない感性としなやかな動き
歌を視覚化したらこうなるという世界 年齢を重ねるごとにフェロモン度アップ

八「粋なプログラムだなあ~! 極上な時間 ワインに浸っているというか
  これをぜひ会場で観ていただきたいですね 照明の感じと音楽と滑りすべてがマッチして
  余韻を残せるスケーターってなかなかいないと思うけど、さすが高橋大輔」

ってすっかり素が出ちゃってるw

インタビュー:

Q:お疲れ気味ですか?w
久々、大きなリンクで滑ったので、いつも以上に体力使いました(競技用だもんね

Q:しかしお客さんはひきこまれていましたね
すごく応援してくださってましたね

「あとは気持ちよく滑れたと思います」(いつも謙虚すぎるくらい謙虚だな


●エフゲニア・メドベージュワ(ロシア)


♪River Flows in You 最初の立ち姿からもう、自分を見せることをよく熟知してる少女だな
このパントマイム的な動きは、ユリア・リプニツカヤが始めたような印象もあるけど、最近ユリアの情報聞かないなあ・・・

フィギュアスケート ロシア女子 注目選手まとめ 2015-2016

これも今シーズンのSPナンバー 彼女のスケートは滑るというよりダンス
メロディのままに自由奔放に踊り、演じる 前世はミュージカル女優かバレエダンサーか?
ショーでももちろん片手を上げるジャンプ 風が吹く音がして空を見上げるシーンでラスト

八「曲の解釈、その背景に何があるのか、物語を自分にちゃんと置き換えて体現できるスケーター」

 

アンコールは自身も大好きなセーラームーンの♪ムーンライト伝説(全然知らないけど、ノリノリ!w
日本語で歌えるってゆってたから、口ずさみながら滑ってる どのプログラムより力が入ってる感じw
投げキッスあり、ラストはすごいドヤ顔で「決まったあ!」て満面の笑顔でなりきってる^^
これ、コスプレで演って欲しいな

 


●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)


♪Dannny Boy 一転してGood Old World の世界へ このギャップもすごいなw
ハビエルも弾ける時は容赦ないけどねv このしなやかさも彼の魅力
イナバウアも入れてた 美しいスピンでしっとりした世界観を紡いだ みんな役者だなあ!
衣装も人柄の良い隣りの青年といった感じ これもスケート用なのかな


あっという間のフィナーレ
荒川さんの本家イナバウアも観れた

 




宇野昌磨インタビュー:


「100%の力を出し切るつもりで表現して、そしてジャンプも100%の力でやって、
 全部を100%で、ペース配分などを考えずにやれたと思う」

Q:改めて今シーズン、どんな宇野昌磨を見せたい?
昨シーズンとは比べものにならないくらい表現力がついたって言われるような1年にしたいですし、
去年出来なかったことをクリアするという気持ちで1年間取り組みたい



追。


番組最後に出演者公式プログラムが当たるっていうから
感動した勢いのまま、思わず電話してしまったw

自動音声で「ご応募受け付けました 当選者には後日折り返しお電話いたします」ってとってもシンプルな仕組み
誰のが来るのかも選べないのか まあ、誰のでも嬉しいけど






『24人のビリー・ミリガン』

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『24人のビリー・ミリガン』
原題The Minds of Billy Milligan by Daniel Keyes
ダニエル・キイス/著

 

※1993.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

(本のデータが少ないので、リンクはamazonにしました


▼あらすじ(ネタバレ注意

平成5年5月27日、本書を購入

バイト先のYさんと、Iさんとで、何ヶ月か前(それとも1ヶ月前?)ランチに行った時、噂を聞いて
多重人格者の犯罪でノンフィクションと聞いただけで、そのショッキングでスキャンダラスさに興味をそそられ、
熱を出して休んでいたのに、ついに3日間かけて読み上げてしまった。

今はひどい頭痛がしている
本書のせいでもないだろうけど、軽い読み物でなかったことはたしか

ノンフィクションだけに、キースが慎重になって一語一句を書いているのが伝わってくる

結局、本人はハッピーエンディングな形で、現在もアメリカにいることが分かって、複雑な思い
犯罪が行われたことは確かだし、本人が責任を負えない状態にあったという判決も理解できる
でも、まだ複雑

もう充分、精神的にも、肉体的にも罪を償うだけの代償は払ったようにも思える


24もの人格をもつ1人の人間
やっぱり、実際この目で見てみないと信じがたい、映画のように思える

以前、まったく違った3つの人格をもつ女性『私の中の他人』を読んで、
あすこまではなんとか理論的に想像がつくけど、
言語、年齢もまったく異なり、縄抜けの名人だったり、腕力では負けない男がいたり・・・
まるで1人の中に『Aチーム』のメンバを全員備えちゃってるみたい

ある意味では便利そう
家族を1人の中に持ってるから寂しくはならなそうだし
状況に合わせてそれぞれの担当者がいるなんて

本人にとっては、しょっちゅう時間、記憶を失って、混乱の連続、行き当たりばったりだろうけど


一人の脳のそれぞれの部分が突出した結果とも思える
「人は、その能力の10%も使っていない」と聞いたことがある
脳の部分、部分をフル活用すれば、こんな24の人格のようになるかもしれない

彼は神童だったとも書かれているし、千里眼のようなものももっているみたいで
途中から、彼はとんでもない超人に変身するんじゃないかって思えてきたけど、
統合された彼は、普通の人間だったっていうのは不思議だった


職を転々として、絵が売れるせいでお金に困らないのは本当に不幸中の幸いって感じ
本書の中でさえ、一体、何枚描かれたのか、相当な数だろう
その1つ1つを観てみたいものだ
本書のカバーも彼の描いたものと推察する


本当に精神病院に入院しなければならないのは、幼児を虐待する人たちだ
子どもに性的欲求をもち、弱い立場を利用して虐待する
その神経が一体どうなっているのか、綿密に調べて治療する必要があるだろうに

子どもたちを家畜以下の性の道具として扱い、正常に成長すると思っているのかしら?
同じ星にこんな野蛮人がいるとは想像がつかない


それにしても、ビリーのこれまでの半生って、なんて波乱に富んでいるのかしら

家庭環境もスゴイものがあるけど、犯罪組織やらと関わるし、あちこち飛行機で飛び回ったり、
あらゆる精神病院に運ばれて、何十人ものスタッフと関わって・・・
病気じゃなくても、これだけいくつもいくつも問題が起こり続ければ、生きていたくなくなる気持ちも分かる気がする


後半、いつ、どこに、どんな状況においても、ビリー自身が
他のビリー側のスタッフと同じくらい自己の基本的人権を主張していた態度には感心した

弁護士やらのシステムが発達したアメリカだというのも理由の1つだろうけど、
何度もおかした自殺未遂の末に、彼が見つけた「生きる理由」とは一体何だったのか!?


もう1つ重要なポイントはマスコミだ
人が集団になり、そこに利害が加わった時、それがどんなに巨大な力になるかが改めて分かった気がする

1人1人は、少しの意見とポリシーをもつ、基本的に善良なものと私は思っているけれども、
複数になった瞬間、問題の焦点がぼやけて、なにが本当に正しいのかを判断する力が薄れ
時に意見が一方に偏りがちになる

ここで語られる新聞、雑誌は、人々を不安に駆り立て、噛み付くことしかできない怪物のように感じられる


本書は映画化されるだろうか?
ビリー役は、そうとうな演技派じゃなきゃ務まらないだろう

本書を読んでいると、他の人格たちが1人の人間の肉体しかもっていないとは考えられなくなってくる
それぞれの人物が行動しているところをつい想像してしまう
でも、他から見ればビリー1人でしかあり得ない

ちなみに上巻にある写真からは、あまりハンサムには見えないけど、
登場する女たちは皆彼がハンサムだと言っている

レイプ(レズビアンのアダラナの仕業だとしても)という罪を犯して、悪名高い一方、
病院内の女性たちにやたらとモテるくだりはなんとも不思議

ダニエル・キースのほかの2冊の著書もぜひ読んでみたい


『きよしこ』(新潮文庫)

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『きよしこ』(新潮文庫)
重松清/著 初版2005年 438円

※2005.12~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

Mちゃんが好きな作家で、ミクシにも“泣き通した”と書いてあったから
読みたいと思っていたら、ライヴ『TABOO』前にゴハンした時にF氏から借りた/礼

今朝起きて、とりたててやることがないと思い、ふと見つけて
ここのところ本を読むのは久々すぎて、集中できずに焦った

本大好きなのに・・・と恐怖すら感じたが、読み始めたら9時~昼1時までに一気に読んでしまった
著者がいうように「難しいことは書いていない」という通り、読みやすかった

吃音の著者がテレビインタビューに出たのを見たある母親から
「息子も同じで悩んでいます 励ましの手紙をください」と便りをもらい
返事の代わりに「個人的な話を書いた」本を贈った、とある

著者は、今も発音の難しさ、人に口頭で意見を伝える難しさを抱えている
だからこそ安易な励ましはしなかった
それはとても個人的なこと

「本は心のそばに置いてくれれば嬉しい」

私は吃音の気持ちは分からないが、心の奥底の気持ちをうまく伝えられないという点で共感する
言葉を流暢に話せても、相手に伝わるか、伝わっても、それが真実かは分かりえない

たくさん喋ったからといって伝わるとは言えないだろうし、喋らずに伝わることもある
だからといって「言わなくても分かってくれているだろう」ともいい難い


▼あらすじ(ネタバレ注意

妹の出産で体を壊した母が、義理の祖父母にきよしを預けたことから吃音が始まった?
「きよしこの夜」を「きよしこ」という少年がいつかやってきて、
話したいだけ話せると思っていた少年きよし

クリスマス会で自己紹介ができずに凹んだ夜
きよしこが現れて「抱きしめて話してごらん」

矯正プログラムに3年も通う加藤くんとは、結局またすぐ転校になって会えなくなった

きよしは、初めて「お話」を書いた

自己紹介でつまづいたきよしは、神社で酔っ払いのおっちゃんとドングリ拾いなどして遊ぶ
野球で活躍してチームに入ってからは会わなくなった

次の学校では『お別れ会』の劇を書くよう任される
担任が面白くて、魅力的
娘さんの手術で休む

「通行人じゃない、皆それぞれの人生の主人公 たまたまこの話で脇役だっただけ 名前をつけろ」

思い出をつないでマッチを灯す話

中学時代のクラスメイト、ゲルユは憎めないヤツ
親友のギンショウは、盗みで少年院へ
出てきたらゲルユの兄貴の子分になって、きよしに「友だちになってくれ」と頼むが
結局うまくいかず、後日、ゲルユも気の弱いチンピラになっていた悲しい話

野球チームで初めて3年間頑張ったきよしだが、
転校生の大野が次々メインポジションを奪ったことでチーム内の空気が乱れ
ついにきよしのポジションも外されたが、遠回りした帰り道「がんばるから」と言いたくても誤解される

図書館で出会ったコと付き合うきよしは、地元の大学でなく、東京に行って教師を目指したいと願書を出す
通訳をしてくれていたワッチにそれを告げると、ショックながらもお守りを渡して消える少女の件が甘酸っぱい
ここでも「ごめん」でなく「がんばる」と言いたかったのだが





教師ではなく、物書きになった著者 他の作品も気になる
少年時代をここまでリアルに描けるのは、やはり才能
うまく話せなかったことも、こうした才能につながっている

岡山出身らしいが、~じゃけん、ほいじゃ、とかの方言がとても心地いい

子どもの物語ではあるけれども、経験が足りずに、分からないことがあっても
父母の事情や心情、クラスメイトたちの嘲笑や、同情、気遣い、本音と建前が
きよしにはちゃんと分かっている

この著者のように、小さい頃の思い出は、思い出せないけれども、
本当はもっといろんなことを考えて過ごしていたのかもしれないな

本当に悲しかったことは忘れて、その傷跡だけが残って、
今の生活の根底を揺るがしているとしても、それは自分では分からない

でも、心底イジワルな人、不幸せだけの人、また幸せだけの人もいない気がする
みんな、それぞれ乗り越えなければならないことをして
一生懸命生きているってことだと思う


『人形の家』(新潮文庫)

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『人形の家』(新潮文庫)
原題 ET DUKKEHJEM by Henrik Ibsen
ヘンリック・イプセン/著 矢崎源九郎/訳
初版1879年 日本では1953年(1996年 82刷) 320円

※1997.3~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


ヘンリック・イプセン:
1828.3.20 ノルウェー生まれ 他の作品『ブラン』(1865)、『ペール・ギュント』(1867)
『人形の家』は、婦人運動の先端をいく作家カミラ・コレットらの影響
ノラの行動に賛否両論が起こり、『幽霊』(1881)、『民衆の敵』(1882)で返答
1906.5.13死去

こういう戯曲スタイルでの小説の楽しみ方は初めて
『ガラスの仮面』にハマってたから、これを演じるならどうなるだろうと、
屋敷のセット、舞台上での役者の動きや表情を想像しながら読んだ

リアリティより象徴的な物語り劇といった印象

世間知らずで浪費家の夫に甘えて、愛され、幸福の絶頂期にいた女性が
一変して、世間知らずだったと知ったのは、
自分をそう育てた父、そのまま庇護し続けた夫らのせいだと気づく

愛されていた、というのは錯覚で、大事な可愛い人形として遊ばれてきただけだったと
一瞬にしてひらめいちゃうのはなんだかちょっと不自然

それともセリフと場面が省略されているだけで、本当は日々「自分はこのままでいいのか?」
「世間知らずで恥ずかしい、でも、なぜ?」て思いがあったのかも

離婚、別居なんて珍しくもない現代の私たちには、1879年代の女性の権利がどれほど低く、
自由のないものだったか推し測るのは難しいにしても、夫が
「妻を心の底から許してやると、なんとも穏やかな満足を得る」だの
「妻は同時に子どもでもある」とか、当然のように言ってのけるシーンでは、
冗談? 本気で言ってるの? と正気を疑ってしまう

でも、女性が1人の人間ではなく「第一に妻であり、母である」っていう考えは、今でも疑問に思うこと

「私は、なによりもあなたと同じ人間であると信じています」
このセリフは有名じゃなかったかしら?

私たちもたゆまず努力を続けていかなきゃいけないんだな
先輩たちの無念、1つ1つ築いてきたことを

でも、アダルトチルドレンといい、頑張りすぎたプレッシャーで少し逆行しているのでは?

結果、ノラのいう「奇蹟中の奇蹟」は
「あなたも私もすっかり変わって、2人の共同生活がそのまま本当の夫婦生活になる」こと

妻が夫に頼っていたように、夫もまた、妻を保護することで依存していた“青天の霹靂”って感じ
突如、混乱のままに放り出され、価値観をくつがえされた夫は、この後どう変わったか、また変われなかったのか?


「夫婦は社会を形成する最小単位。この男女2人のコミュニケーションがとれなくば、社会も成り立たない」オノ・ヨーコ

もっとも身近で、もっとも難しい
やっぱ夫婦って難しいんだわ


▼あらすじ(ネタバレ注意

クリスマス

弁護士のヘルメルは、銀行の頭取となり、金の工面に困った去年に比べ、
新春からはすっかり楽になると幸福の絶頂にいる妻ノラ

そこに幼な友だちのクリスティーナが現れ、母を亡くし、小さな弟を養うために金持ちの男と結婚し、
その夫も亡くし、弟は独立、生きがいもなく、でも生きるために働かなければならない、と
ヘルマンの銀行の事務職をノラに都合してもらう

そこにクログスタットが現れる
ノラの父が危篤で、夫も瀕死の時、金を借り、やむを得ず偽書したことをネタに
自分が銀行を免職させられるのをヘルメルにやめさせてくれ、と半ば脅される

「母の毒気にあてられた子は、毒を吸い込む」

思いつめたノラは、夫の親友で、結核で死が間近なランク医学士に相談しようとするが、
その秘めた熱い想いを知り、思いとどまる

免職通知を受けたクログスタットは、偽書の入った証書を切り札に、
ヘルマンに事情を書いた手紙を渡すと、再び脅しに来る
彼も同じ罪で名誉を失い、息子のために身を立て直すため必死

それを知り、リンネ夫人は彼のもとへ
実は2人は、昔恋仲で、金のために別れざるを得なかったが、今は互いに必要だと告白
クログスタットは、幸運を取り戻し、ヘルメルに証書を返す


仮装舞踏会の夜、ノラは踊りを披露する
ランクは、死期が近いことを名刺の黒十字で伝える
(そんなことはお構いなしに妻に迫るヘルメルの性格は疑っちゃう)

その興奮も一気に冷め、手紙で事情を知って激怒し、偽善者とののしり、
世間体を守るために事件をもみ消そうとする夫

夫が自分をかばって罪をかぶると言い出し、自分はそれを阻止するために
自殺しようとまで思っていたノラの奇蹟は起こらなかった

クログスタットの和解の手紙で、手のひらを返したような夫の喜び
これからは一層妻を守ってやらねば、といいう夫に、ノラは
「8年間、他人と暮らし、子までもうけた」ことを恥じる

「今まで一度も真面目に話し合いもせずにいた」夫婦生活

「自分は子どもより自身を教育しなければならない」

「夫や子どもに対するのと同じくらい神聖な義務は、自身に対する義務」

「牧師さんの言ったことが正しいのか、少なくとも、私にとって正しいかどうか考えてみたい」
(宗教もかなり女性蔑視だからね

「死にかけている父をいたわったり、夫の命を救う権利もない法律など信じられない」

ヘルメン「いかに愛する者のためでも、名誉は犠牲にできない」

ノラ「でも、何十万という女はそうしてきたのです」



昨晩観たウーピー・ゴールドバーグ主演の『ロング・ウォーク・ホーム』
(最初は観れなかったから、このノートへの記録はまた今度)での
バス乗車を拒否して、黒人の権利主張の第一歩を長い苦難の末に獲得した感動作と
♪Woman is the nigger of the world と歌ったジョンとヨーコのことがダブる



2016
ブログ内検索をしたら、『カラーパープル』(1985)はあるけど、『ロング・ウォーク・ホーム』はないなあ
勘違い?


topics~セゾンのアクションポイント ほか

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前回、amazonでICレコーダーを買ったら、翌日もう届いた/驚 そこまで求めていませんよ

セゾンの永久不滅ポイント交換 「Netアンサー」に登録

その後、セゾンから謎のメールが届いていたことに気づいた 以下コピペ

「各ショップサイトをご訪問いただいたお礼として、【アクションポイント5ポイント】をプレゼントいたします。 
 下記URLをクリックして、アクションポイント5ポイントをお受け取りください。

◆◇アクションポイントとは◆◇
永久不滅.comの『CMで貯める』、『レシートで貯める』、『商品アンケートで貯める』などで貯まるポイントです。
永久不滅ポイントに交換できて、有効期限はありません。

※アクションポイントが獲得できるのは送信日の翌々日23:59までです。
※アクションポイント獲得履歴はスマートフォン、携帯電話ではご確認いただけません。永久不滅.comパソコン版でご確認ください。

なお、各ショップサイトでお買物やご予約、資料請求などを利用いただいた方には、永久不滅ポイント付与の際に、改めてメールでお知らせいたします。
※永久不滅ポイント付与には通常、付与条件確定後2~4ヵ月ほどかかります。」

なんだか分からんが「5ポイント」もらった


なにかで使えば、またポイントがつくってことか?
100Pから交換可能って、1回につき5Pじゃ、たまる気がしない・・・



先日の「木下グループカップ JAPAN OPEN 2016@さいたまスーパーアリーナ」
を観ている合間、合間に映画、書籍、ドラマのCMが流れていて、とても気になったからメモ


映画『胸騒ぎのシチリア』11月19日(土)公開
ケイト・ブランシェット同様に好きなティルダ・スウィントンがこれまたなんとも挑発的な役で興味津々


映画『フランコフォニア ルーヴルの記憶』10月29日(土)公開


ドラマSP『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』
原作:真山仁「売国」(文春文庫刊)

玉木宏×テレ東ドラマ『巨悪は眠らせない』 相武紗季&奥田瑛二ら豪華キャスト発表

テーマとしては興味深いが、キャストで気になるのは萩原聖人さんくらいかな


ローカル線が消える!? どうする"地域の足"@週刊ニュース深読み
私は鉄道マニアではないので、ローカル線が消えても、他の移動手段があればいいのでは?
くらいの感覚で見ていたら、長野電鉄 屋代線(2012年廃線)の話題が出てきてビックリ

湯田中温泉

 
これまでいろいろ試みたが、どうにもならなかった

加藤博和さん(名古屋大学大学院 准教授)の当時の取り組み:
 

1.住民の具体的な意見を聞いた
主に電車を使う高校生(通学)と高齢者(病院通い)それぞれ4000人にアンケートを実施したらそれぞれの具体的な不満が出てきた



2.ワークショップを開いて、住民と一緒に対策を考えた

3.朝の通学時のみ高速道路でワープ!


4.昼と夜のみ自宅の前まで細かく停まってくれるバスの区間を設けた


5.赤字は縮小したが、電車の乗客数は減る一方
加藤「住民参加で試行錯誤していくしかない」


●朝ドラ『べっぴんさん』
高良健吾くんが出てくるなんてねえ/驚
 

いきなり赤紙が来て、「日中戦争」の際の映像が流れたのは貴重








吉祥寺ねこ祭り2016 10/1~31(2016.10.10)

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吉祥寺ねこ祭り2016 10/1~31(2016.10.10)

本当は、「吉祥寺アニメワンダーランド 2016」(10月1日(土)~23(日)が観たかったんだけど、
何ひとつ楳図さん的なものが観れなかったのはなぜ???

楳図かずおの『わたしは真悟』展は、丸井吉祥寺店だったのか パルコかと思った
新宿で観たのと同じならいいんだけど

楳図かずおの『わたしは真悟』展@新宿マルイ アネックス(2016.9.5)

そもそも、このオフィを見てもあまり楳図さんの展示がないのでは?と思っていて、
唯一、本人が出るという「森のわくわくステージ」も嵐?のせいで出なかったし、
なんなんだろ、このざっくり感?w



その代わりといっちゃなんだけど、「吉祥寺ねこ祭り2016」を開催していて、
どちらかと言えば、吉祥寺は今「ねこ祭り」なのでは?


●リーフレット

1店舗で買い物するごとに1つスタンプがもらえて、6つ(だっけ?)で特典がもらえるとか

駅周辺だけでもこれだけある


範囲が広いのと、猫関連グッズを売ったり、イベントをしている場所が多くて、この地図を見てもよく分からなかった


パルコの本屋さん B2F
猫ばかりのコーナーがあって、「猫村さん」の文庫本があったような???

『柴犬フクと、猫のタラ。』なんて可愛い~
ブログ本なんだな

「柴犬フクと、猫のタラ。」


HIKOSEN CARA
女性店員さんがとても親切で、ずっと探していたパスケースもようやく買えたv

実は、パスケースを買うのは今回初めてで、PASMOを2回も落としてからさすがに懲りて、
ふつーの出し入れ自由なタイプだと絶対また落とす自信があるから、
パスケースでなくても、絶対落ちないものを探していたら、とっても可愛いにゃんこキャラと出会った
キャラ名は「きょろちゃん」ていう黒猫さん→here

1つ1つ手作り感のある猫商品がいちいち可愛くて、自社工場で丁寧に作っているそう

店員さんはこのコのエプロンを着ていてとっても気になった
エプロンと合わせてディスプレイされていたのは、楳図さん感あふれる赤白のボーダー七部シャツで
とっても惹かれたけど、これを着る元気がないため見送りましたw

「楳図さん、店の前も時々通りますよ」ってゆってた! いいなあ!

“青と白のボーダーの楳図かずおさんに会えると、特別な、幸運 に恵まれる”という都市伝説もあるし

パスケースって、ビニル部分がちゃんと見えてないと通れないんだとばかり思い込んでいたけど、
スタッフさんが言うには「磁気のあるモノと一緒にしなければ、財布でも、なんでもけっこうイケますよ」とのこと
バッグの底についているタイプがあるとか/驚 そいえば、バッグをかざしている人も見たことある気がする!

ストラップつきや、伸び縮みするヒモ?タイプ、カラビナタイプ、いろいろあるのね 勉強になります
「少し浮き気味でも通れますよ 今度チャレンジしてみてください」てゆってたw
帰りは、ニューパスケースで通れて、これは便利v

PASMOやSuicaに貼るシールもあるとか/驚
例:ムーミンのICカードステッカー 可愛い

いい加減ボロボロだから興味津々 シールを貼っても自動改札いけるのかあ
って検索したら「交通系ICカードにシール貼るのはNG」てサイトが出てきたので止めておきます



朝も昼も軽くしか食べないで出かけたため、小腹が空いて、ワッフルのお店に入った

mother Leaf
「ワッフルサンド」+「ウバ」ストレートティー

ティーポッドにちゃんとカバーしてくれたり、「渋すぎたらお湯を足します」的なことまでゆってた

ここの喫茶店も激安で気になった 今度入ってみよっと



●猫写真展@コピス
「陽の光 街の灯り 猫の瞳」



本物にゃんこも見たv
ガラスケースに入れられたにゃんこらは、見てる分には可愛いんだけど、
売り物として取引されるのは抵抗を感じる・・・


●チャイハネ
ちょうどシーツの代えが欲しかったんだけど、コピスの中にあったとは知らなかった
そこここにあると思っていたら、西武新宿ペペ店とここぐらいか
「チチカカ」と印象がダブってるのかも

吉祥寺店の品数は多くて、広いから、思わず本気モードになって、
Tシャツ(ずっと欲しいと思いつつ、今年はそれほど暑くなかったから買いそびれた)と
勢いで2017年のカレンダーまで購入v もうそんな時期なのね

袋も可愛く変身していて、マイバッグを持ってたけど、もらってしまった



吉祥寺は何度行っても楽しいなあ
行くたびに少しずつお店が変わっているのも事実だけど

コピスは、やたらと閉店SALEをしていて、まだ閉店には日があるし、
お客さんが来ているのにも関わらず、どんどん品物を片付けて、プチプチに包んでいた店まであった

チャイハネは、残るということでひと安心
金髪の若い男子店員さんが、丁寧に品物の説明やら相手をしてくれたし/礼

店によっては、ハロウィンとクリスマスグッズが同時に売られていて、
デパートや通販の季節先取り合戦は、ついに同時進行になったのか!?
そのうち、パリコレみたく、来年の春はこれが来る!みたいに、どんどん季節逆転現象が起こるのでは?



追。
久々、地下鉄に乗ったせいか、行きの30分間は辛かった
クスリを握り締めながら、あと1駅、あともう1駅となんとか踏ん張った
それが、総武線に乗った途端、不安が消えて、帰りはどっちも大丈夫だった
時々出かけて、いろいろチャレンジし続けないとダメなんだな
分かっちゃいるけど、その気力&体力が出ない


追2。
その他の猫イベント
 


追3。
片付けていた店にあった絵が気になった

サムトフト・スプリング
プロフィールがひっかからないな









アートシーン~宇宙と芸術展@森美術館 ほか

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宇宙と芸術展@森美術館

観たいけど、高いビルの関係上観れないため、テレビで一部を観て満足

日本でも「かぐや姫」が月に帰るシーンが描かれていて、宇宙への関心の高さが昔からあったことが分かる
 

自作の望遠鏡で月を観察してクレーターなどを精密に描いた


 

実際に宇宙に行くようになった現代以降の作品


 




絵本と木の実の美術館
 
挿絵のようで可愛い


BIWAKOビエンナーレ2016


山本さんは、24歳で亡くなった妹さんを想い、塩で作品を創った/驚
 
とむらいの塩は、展覧会が終わると、また海へ還されるそう


朝井閑右衛門展@練馬区立美術館


“従軍画家”として中国に行ったが、決して戦闘場面を描かなかった
 

“誉ノ家族”とは、戦争で夫を失った遺族のことをいう






次回の日曜美術館には丸木夫妻が取り上げられる!


『ふたりの画家 丸木位里・丸木俊の世界』(晶文社)


追。
土器もあった


夢のムンク 傑作10選@日曜美術館(2013.6.16の再放送)

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夢のムンク 傑作10選@日曜美術館(2013.6.16の再放送)
斎藤環さん(精神科医)
五木寛之さん(作家)
吉行和子さん(女優)

私は昔から心を病んでいたり、夭逝したアーティストに惹かれて、ムンクもそのうちの1人
こないだ、「びじゅチューン!」で「叫び」を紹介していて、
中央の自分が叫んでいる絵ではなくて、叫びを聞いて耳を塞いでいる絵だと聞いて、そうだっけ?!と思った



何度も美術館でも観ただろうに、忘れてただけかな

パニ障のことを書こうとネットサーフィンしてたら、ムンクのこの絵から
“パニック障害だったのではないか説”まであると知ってまた驚いた


【内容抜粋メモ】

五木さんが青年時代から忘れられない絵も「叫び」


生涯、生きることの不安、恐怖を見つめ続けたムンク
「叫び」の背景には、数々の心の傷があった



相次いで見舞われた家族の死、決して満たされない愛する女性への想い



1.「叫び」 1893(30歳)


パステルで描かれた「叫び」は、去年のオークションが史上最高額で落札された(約100億円
ムンクは、油彩、パステル、版画など5万以上の「叫び」を描いた



背後には2人の友人が無関心に通り過ぎている(BGMもヨーコさんみたいで恐かった

生誕150年のムンクイヤーに沸く、ムンクの故郷ノルウェー オスロ


実際、叫びを体験した場所/前年1892年に描かれた「絶望」と構図は同じ
 

「突然、血のような雲を見た 友人らは立ち去ったが、私は聴いた 叫びが貫いていくのを」

何度もこのテーマを描いた


田中さん:
「嵐」という作品の中に耳を塞いでいるようなポーズをとっている人物たちがいる これが最初だと思われる

 

「叫び」と同じ1893年 たびたび訪れていた街に嵐がきた時の絵
自然の風景と人間の恐怖が結びついた世界を表現しているのではないか


 

五木:
なぜこの絵が現代人の私たちに深い印象を与えるかというと、共通の深い不安を表現しているからだと思う

キリスト教文化と科学がバランスよく発展したが、近代に入ると科学が異様に発達し
みんなバランスの崩れた病んだ時代に生きているという不安を抱いていたんだと思う

 

 

画家の勝手な幻想を描いたのではなく、時代そのもののあり方を象徴している
「これでいいのか?!」ていう耳を塞いで恐い声は聞かない様子 人類に発せられている


 

斎藤さん:
調和と不調和で言えば、不調和を表したもの
仮説ですが、一時期精神を病んでいた 今でいう「統合失調症」ではないかと言われる
発病初期に世界没落体験、カタストフな経験をするのが特徴

井浦:
茜色の空が儚い美しさを感じてしまうが

斎藤さん:
精神医学的にも、不安が高まる時間帯 ヒトの本質的な不安を描いている

井浦:
どこか理性的な面があったのでは?

斎藤さん:
非常に巧みな絵、ギリギリの理性を保たれていた時期かもしれない


2.「病める子」(1885~86)


不安の原点と言える 死が間近に迫った姉ソフィと悲しみに暮れる叔母
この光景を生涯忘れなかったムンク

幼少期に過ごしたオスロのアパート


1863 医者の家の長男として生まれた 5歳の時、母が結核で亡くなる
心のよりどころが1つ上の姉ソフィエだったが、14歳の時、姉も結核で亡くなる



「病める子」は記憶により描かれ、パレットナイフで削ったあとが生々しい

ムンクの言葉:
本を読む男、編み物をする女の絵はもういらない
呼吸し、苦悩し、感じ、愛する、本物の人間の絵を描こう

姉が座っていたイスを生涯手放さなかった

斎藤:
結核は肌が透き通るが、白いシーツと分けて立体的に描いている
この絵にとても執着し、何度も描き直していたことには「強迫神経症」の症状を感じる

井浦:
傷や不安が絵を描く大きなモチベーションになっていたことでもあるのでは?



斎藤:
トラウマを癒す行為になったとも言える


3.「思春期」(1894)


30歳過ぎの傑作 生きる不安を描いた
シーツには血がしみついている 初潮に恐れを抱く少女の絵
姉の死後、自分も結核になると疑わず、恐怖と闘い、描くことで不安を吐露していた

ムンクの言葉:
女は男にとって謎である 聖女であり、娼婦であり、また不幸せにも軽信するものである

女性はムンクを苦しめるとともに、創作の源にもなった
 

オスロの南にある海辺の別荘地 20代のはじめ、ここで1人の女性と出会う



4.「声」(1893)


海に映る月明かり 口づけを求めるような仕草 よく観ると目は吸い込まれそうに不気味
モデルはオスロの社交界で評判の夫人ミリー・タウロウ
引っ込み思案のムンクをミリーが誘惑し、のめりこむが ムンクは愛人の1人に過ぎなかった



スー・プリドー著『ムンク伝』

ムチで叩かれた犬のように、私は早朝からベッドを抜け出し、そこかしこうちひしがれ
ふがいなく彷徨い歩く 私は恋愛の辛さを心底思い知らされた

30歳過ぎ、新たな恋におちる ダグニー・ユール 多くの浮名を流した美貌の持ち主



5.「マドンナ」


ダグニーがモデル かすかにふくらんだお腹は新たな命の暗示
“君の顔は地上のすべての美を留めている 死体の微笑み 今、生が死に向かって手を差し伸べる”
とりこになったが、彼女も去っていった


ムンクのコレクションで知られる群馬県立近代美術館(いい樹があるなあ

版画を数多く所蔵している



吉行さんは、「叫び」に惹かれ、アトリエを訪ねたこともあり
とくに版画にムンクの人間らしさが表されていると感じている


6.「ブローチの女」


石版画の傑作 モデルはイギリス生まれのヴァイオリニスト、エヴァムドッチ
それまでと違い、目をはっきり優しく描いている

ムンクの言葉:
恋に落ちるのが恐ろしいほど美しい

吉行さん:
この人に関してはたぶん深入りしなかったのでは 遠くから見て、憧れて、だからこうキレイに描けたのでは
深く関わった女性たちの目は見たくないという恐怖があったのでは


7.「キス(接吻)」(クリムトじゃん


実験的な表現が際立つ 当時の木版画は表面をきれいに削るのが常識だったが、
敢えて木目を残している 木の命から生まれた温かい命が男女と重なる


8.「宇宙での出遭い」(男女の周りを精子が泳いでる


ムンクの言葉:
人間の運命は星に似ている 闇から浮かび上がるひとつの星のように
もう1つの星と出遭う 輝くのは束の間でふたたび闇に沈む
そう このように男と女は出会う 一緒に漂いながら、彼らは愛の炎を燃え上がらせる
そして、また離れ離れに消えていくのである
男と女が完璧に融合できるのは、燃え盛る炎の中で出会う時だけである

吉行さんが気に入ったこの版画を見て
「とても美しいけど、女性がおざなりに描かれているのが不満だわ
 どれだけ悩むかというのは、彼にとって深く愛するバロメーターになっているのではないか
 彼にとって悩むことが愛することなのかしら」

井浦:
目を描かないことにとても意味を感じます
もしかして、その目に一番魅力を感じてしまっていたからこそ描けないというか
描きたくても描けないとうか



斎藤:
目が恐いというのがあったのでは 自画像を描く時も目に緊張感を感じる
目を描くと緊張したり、恐怖を感じてしまうのでは

「マドンナ」は目を閉じている 水死体に見える 周りは波で浮かんでいるように見える
死とエロスの相反するイメージが高度なレベルで描かれている

アナ:
ムンクはハンサムで(写真見た時そう思った)女性にモテて、多くの女性と恋愛を重ねた
でも、独身だった 彼にとって女性はどんな存在だったのか?

斎藤:
女性は好きだが、謎で、信頼できないと思っていたのでは

井浦:
常に神秘性を持っていたい願望でもあるかもしれないですね


9.「地獄の自画像」

40歳の頃の作品 10代の頃から自画像を描き続けた 真っ赤な地獄の炎

ムンクの言葉:
自分自身をつぶさに観察し、自らを解剖の材料として魂を調査した結果を描き表そうと思う

(こうした言葉を聞くと、とても冷静で、哲学的で、自制を失った狂気は感じられないな
 自死することもなく、80歳で亡くなったのなら、自分と向き合った究極の作品を遺した画家だったのかも


80歳で亡くなる直前まで自画像を描いた



10.「時計とベッドの間の自画像」(おお、明るい色使い/驚 目は相変わらずくぼんでいるけど

亡くなる数年前に描かれた ベッドはやがて訪れる永遠の眠り、柱時計は残り少ない人生の時を刻む


吉行:
今の自分はどんなことを考えているのか、どんな表情なのかを観察しながら生きてきたのではないかと思う
だからその都度、自画像を描きながら、自分が自分をみている

最後は“私はこういう人間です どうぞ好き勝手に見てください”ていうくらい放り出している感じで
長いこと生きた人生、それを見ていた自分、2人でずっと生きてきたよう


五木:
ベッドのカバーなんてマティスっぽい 明るい、諦め、納得いった
周りの死を見送りながら、もう自分は本当に幸せだっていう感じが絵に表れている気がする
若い頃の重圧、精神の分裂、そういうものとは遠いところにきてしまっている 平和な絵だと思う
澄み切った境地を感じる


井浦:
地獄の自画像と比べると面白い 突き抜けた感じですごく好き

斎藤:
初期には、家族の中で自分だけ生き残ったというようなある種の罪悪感、自分を痛めつける負の情熱を感じるが
絵に狂気を取り込まなくてもいいんだ、ある意味、自分を許すような
ただし、正面像で目が描かれていないところに、自分と対峙する時のかすかな緊張感が残っているのかと思ってしまう


ムンクの言葉:
不安と病がなければ、私は舵を失った船のようなもの

斎藤:
自分の病を指針として描こうとしていた
ムンクの経験、病は、誰もがかかる可能性がある
「叫び」を観て感じる不安は、自分の中にもそういうスイッチがあることを意味していると思う
ある意味、彼は病と健康の境界線上で作品を創り続けてきたんだなと改めて感じた
(そこに私も共感したのかな


五木:
時々、ムンク復活とか波のように盛り上がる
音楽で言えば低い音で流れ続けている これから先も我々が不安を抱き続けるかぎり



『JTBの旅ノート 8 横浜』

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■『JTBの旅ノート 8 横浜』
(リンク、画像なし
初版1998年(2刷) 1190円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

旅行ものは情報が古いほど、現在の情報と違うのでご注意ください

行ったところも多いなあ

「おでかけスポットリスト」カテゴリー参照


【内容抜粋メモ】

「クイーンズスクエア」
クラブSEGA、メダルゲーム、プリクラ、ボブスレー
スヌーピータウンショップ、ワーナーブラザーススタジオストア

「みなとみらい21横浜館」
6つのゾーンで横浜の未来を紹介

「岩崎ミュージアム」
古代エジプトから現代の服飾の歴史を人形を使って展示

「猫の美術館」

「横浜港シンボルタワー」

「SEGAワールド 本牧アスティ」

「マイカル本牧」
ダイナレックス:参加型アトラクション3種、TVゲーム



<金沢区>

「金沢八景」
江戸時代の浮世絵師・安藤広重の描いた地
内川の暮雪、称名の晩鐘、瀬戸の秋月、平潟の落雁、乙艫の帰帆、洲崎の晴嵐、小泉の夜雨、野島の夕照

「神奈川県立金沢文庫」
鎌倉時代、北条氏の作った最古の武家文庫

「横浜ベイサイドマリーナ」
展望ロビー、レストラン、マリンショップほか


『JTBの旅ノート 7 東京』

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■『JTBの旅ノート 7 東京』
(リンク、画像なし
初版1997年 1190円

※2001.8~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

旅行ものは情報が古いほど、現在の情報と違うのでご注意ください


【内容抜粋メモ】

<お得な交通情報> ※一応検索してみたら、名前や、値段が違ってた(2016

都区内フリーきっぷ
1日JR乗り降り自由(特急、急行は別途)

都区内  720円
横浜  1120円
大宮  1280円
千葉  1600円


東京フリーきっぷ
上記+営団地下鉄、都営地下鉄、都電、都バス(2階建て除く)1460円

営団地下鉄1日乗車券 700円

都営地下鉄、都電、都バス1日乗車券 700円

東京自由きっぷ
2日間有効 10~20時
京急平和島駅、京急バス、レジャーランド平和島下車

東京ミニ周遊券 7~14日間有効

新幹線指定席特急回数券

指定券往復割引きっぷ

TDL往復割引きっぷ



<町歩き>

「おでかけスポットリスト」カテゴリー参照

シネシティ 南青山
六本木GIGO
佐賀町エキシビットスペース 現代アート 水天宮前駅
インフォシューズ ペーパーオブジェ等 紙のギャラリー 水天宮前駅
三原堂 和菓子の老舗(ここ好き
古代オリエント博物館
舶来横丁 サンシャイン6F
後楽園遊園地+ジオポリス
シビックスカイレストラン ドームのそば
平和島クアハウス
国立国会図書館
いわさきちひろ絵本美術館
アメージングスクエア インラインスケート 足立区千住

(今でもあるのかなあと思って、試しに検索してみたら、なくなった所のほうが多かった


『旅王国30 大阪』(昭文社)

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■『旅王国30 大阪』(昭文社)
(リンク、画像なし
キューロック/著 1997年(9刷) 1333円

※2002.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。

大阪にハマっていた頃に借りた
メモが短すぎて、申し訳ない/謝


▼あらすじ(ネタバレ注意

地図の大手だけあって、見やすく、ポイントと拡大図、地下鉄map等がまとめてある



『続・大阪学』(経営書院)

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『続・大阪学』(経営書院)
(新潮文庫のほうしかヒットしなかった
大谷晃一/著 初版1994年 1300円

※2003.2~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意

「阪神タイガース・六甲おろし」
宿敵は巨人 個人技が特徴
勝っても負けても客足は変わらない
中小企業者の東京本社へのうっぷん晴らしか?w


「代表する味」
1.うどん
2.お好み焼き
3.たこ焼き

粉ものが多い 「ぼてぢゅう」「千房(ちぼう)」


「インスタントラーメン発祥の地」
台湾出身の安藤百福氏(日清食品会長)が、敗戦後、屋台ラーメン屋の行列を見て思いついた
チキンラーメン→カップヌードル
大塚化学のボンカレーレトルトパック


「大阪弁(河内弁)の人気は」
1.ちゃうちゃう
2.あかん
3.何でやねん
4.めっちゃ
5.ええやん
6.ほんまァ
7.ごっつい
8.~やねん
9.~しはる
10.あほ

商人言葉がルーツ


「ファッションはカラフル
自分の好きなように着て主張 目立ちたがり
イイものには高値もOK 芸人に近い カジュアル 明るい ニット系が多い
イタリア、カリフォルニア的⇔東京はパリ、NY的
アメリカ村は大阪寄り⇔ヨーロッパ村は大阪と東京の中間
(「アメリカ村」は行った気がするけど、「ヨーロッパ村」もあるのか/驚


「宝塚歌劇」
阪急電鉄が作った日本初の本格的レジャーランド
温泉客にタダで見せた名家の子女のショーから始まった
オペラ、歌舞伎より親しみやすい歌劇

【ブログ内関連記事】
放送90年ドラマ 経世済民の男(3)「小林一三」(前編)
放送90年ドラマ 経世済民の男(3)「小林一三」(後編)


「素人が面白いテレビ番組作り」
アイデア、タレントとともに東京に移り、東京製大阪風番組が人気に


「文学」
谷崎潤一郎:『卍(まんじ)』『細雪』
織田作之助:『夫婦善哉』
野坂昭如:『アメリカひじき』
山崎豊子:『暖簾』
藤沢桓夫:『大阪の話』
二葉亭四迷:『浮雲』
今東光:『夜の客』
川端康成:『雪国』
宮本輝:『泥の河』
ほか


『大阪学』(経営書院)

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『大阪学』(経営書院)
大谷晃一/著 初版1994年(4刷) 1200円

※2003.2~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意

【特性】

「不法駐車」
わが店の前の道は自分の道 5,10日の集金日はとくにひどい

「横断歩道」
見切り発車 歩く速度世界一 信号も青まで待てない

「政治の江戸、経済の大坂(商人の町)」
金とアイデア、才能でのし上がる

「時は金なり」
中小企業が多く、常に競争

「漫才発祥の地」
吉本せいの興した吉本興業 東京は落語
自分をアホとし、聴き手に優越感を与える笑いで場を和ませる

「きつねうどんに代表される、安さ、早さ、美味さの食い倒れ理論」
東京は濃いしょうゆ味 かつお味vs大阪はうすい昆布だし

「スーパー(ダイエーと阪急)の合理性」
セルフサービスとプリパッケージで人件費削減
薄利多売 買うほうも安かったことを自慢する
インチキ商法も多く、ひっかかりやすいのも大阪人

「漫才で有名になった大阪弁は河内弁(どぎつい)」
最後に「ん」とつけて親しみをもつ 「好っきやねん」「えべっさん」

「浪速・難波」
2つの大河による流通で栄衰
在日韓国・朝鮮人の半数が在阪 ルーツも渡来人か?
ニュービジネスは大阪から 柔軟に新しい変化を取り入れていく

「キタとミナミ」

キタ:
梅田、天満、堂島、中之島
大企業、洗練、東京寄り

ミナミ:
難波、千日前、道頓堀、心斎橋筋
中小企業 大阪的
風俗店・暴力団が多いが、最近はキタと同じ雰囲気になりつつある


【気質】

権威、常識を恐れない

せっかち(いらち)

列にキチンと並ばないルーズさ

観念より現実、行動

善悪より損得重視

自分の弱点をさらけ出して笑いにする

気ィ遣い 即座に拒絶せず「考えときまっさ」は商談向き

建前より本音

すぐ値切る

倹約(ケチ)

金を持ってる者が勝ち

声がデカイ

楽天的

勤勉

息子は遊ばせて文学を学ばせ、商売の跡取りは、商才のある婿養子に継がせる


ムンク展@世田谷美術館(1997.6.7)

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「アート&イベント一覧」カテゴリーに追加しました

入場料1200円

9時起床
そうじ、洗濯して、11時巣鴨で待ち合わせの約束が、
Nさんの預かっていた鳥の急病で30分遅れた

すっかり駅周辺の景色や美術館までの道がキレイに変わっていて、天気は快晴
夏みたいな暑い日差しの中を歩いて行った

すごい人気で混雑 1つの絵で10分ずつくらいのトロさ

メインはやっぱり「叫び」「思春期」「接吻」「水遊びする男達」かな
等身大のキャンバスの大きさにビックリ

彼がノルウェー人で、恋人との別れ話のもつれで銃が爆発して左中指を吹き飛ばしたこととか、
幼い頃に母と姉を結核で、青年期には父を亡くしたこと
アカデミック→点描画、印象派をたどった画風に影が登場
死をテーマにした陰鬱な特徴が出たことなどの経緯も初めて知った

神経障害、眼病、アルコール依存症を経て、80歳で生涯を閉じるまで描き続けた気迫はスゴイ

写真や動画にも興味を持ち、自分のヌードまで撮影していた/驚

死後は、遺言通り、オスロ市に莫大な数の作品がすべて寄贈され、
今回はそこから借りてきたようだ

美術館内は、赤、緑、黒の壁の通路が作ってあり、時代順だが
狭苦しい印象を与えていたのは意図的?


朝食がパンとヨーグルトだけだったから、またもや途中で行き倒れそうなほどお腹が空いて、
またあの辺鄙な大衆食堂に入っちゃった
サンドイッチ+コーヒープレートで850円
あとは偽ホットドッグ(ロールパンにウィンナー)とカレーしかないんだもの
(美術館内のレストランは不味いというイメージがあってスミマセン/謝 2016

常設展もとっぱらって、1Fも2Fもムンク
たっぷり作品を堪能できた

今回グッズは私はパス
Nさんは「叫び」の男がちりばめられた、なんともキュートな書類入れを買っていた

8分間のミニフィルムはでかいワイドテレビのまん前で観れたv

帰りは砧公園内を通った
でかいシェパード2頭、チワワ、シーズー、パグ等、みんな散歩してた

家に着いたら19時
歩き通しで脚が張ってる



アート&イベント一覧

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※カテゴリーに「アート&イベント一覧」を追加しました。

これまで、いろいろまとめている作業の流れで、
アートの展覧会や、町歩きカテゴリーでもれているイベント系をまとめたくなった
このブログをはじめたのが2005年あたりからなので、それより前のノートに書いていた頃のまとめです


「町歩き」は「おでかけスポット」カテゴリー参照
ライヴは「過去のライヴレポまとめ」カテゴリー参照


●はすでにメモのリンクがあり、それぞれのカテゴリーにも入っている可能性あり
(いつもながらゴチャゴチャですみません/謝


詳細なメモは、時間のあるときにポツポツとアップしていきます
※メモのないものはスルーします


【1996.3~】
イレーヌ・メイヤー展
丹沢登山



【1996.5~】
「ニューヨーク近代美術館展」@上野の森美術館
「シルクロード大美術展」@東京都美術館
「ファンタージャ」@有明南地区イベント広場
「アンディ・ウォーホル展」@東京都美術館
「人形の美術館」「伊豆オルゴール館」「ねこの博物館」@伊豆高原



【1996.7~】
「入笠山登山、清里スキー場」with みーちゃん、家族
「鎌倉ハイキング」建長寺、瑞泉寺庭園



【1996.12~】
「ニュー・ロイヤル・バレエ・オブ・ヨーク日本公演」@東京厚生年金会館ホール
東京ディズニーランド初体験
鴨川シーワールド、行川アイランド(メモなし
シンガポール 1996.11.28-12.1



【1996.10~】
池袋サンシャイン国際水族館、サンシャインプラネタリウム
「世界のオートマタ展」@Bunkamuraザ・ミュージアム(メモなし



【1997.3~】
「東京タワー」蝋人形館、トリックアートギャラリー、水族館、増上寺
「池田満寿夫美術館」「興福寺」「旧横田家住宅」@長野
ミュージカル『ドリームエンジェル』@お台場エンジェルシアター シルクドソレイユ系だな
ムンク展@世田谷美術館



【1997.7~】
「安曇野ちひろ美術館」家族でドライブ(メモなし
「ジョイポリス」@お台場
「ナンジャタウン」@池袋
「ねこたま」「ナムコワンダーエッグ」@二子玉川
「ジョイポリス」@関内
家族で「台湾旅行」



【1997.10~】
「ポンピドー・コレクション展」@現代美術館
成増散歩:植物園、東京大仏、郷土資料館、赤塚公園
「ちひろ美術館」@上井草(メモなし
「バスキア展」@三越美術館
「ハウステンボス」@長崎(平和公園、グラバー園、大浦天主堂
「アンコールワットとクメール美術の1000年展」@東京都美術館
「花やしき」@浅草
「ディズニーランド」
「鎌倉シネマワールド」@大船
「ピュリツァー賞写真展」@Bunkamuraザ・ミュージアム
「ジェマイユ展」@東武美術館
「テート・ギャラリー展」@上野
「トーキョー・アイマックス・シアター」@新宿新南口高島屋内



【1998.4~】
「ディズニーランド 15周年」
「三星堆」@世田谷美術館



【1998.7~】
「岡本太郎記念館」@表参道
「長谷川町子美術館」@桜新町(メモなし
「大英国展@国際フォーラム」、ギャラリー「猫展」@飯田橋
友だちの個展@原宿



【1998.9~】
「ユニヴァーサルスタジオ」@L.A.、ディズニーランド@アナハイム
「マンガの世界」@東京都現代美術館



【1998.11~】
「ランドマークタワー」@桜木町
「ナンジャタウン」@池袋
アウトレット、中華街@横浜
都庁、アイマックスシアター@新宿



【1999.4~】
「ユーミンスペクタクル シャングリラ」@国立代々木競技場第一体育館
「ネオジオワールド」@お台場パレットタウン
「ジャンボリー骨董市」@国際展示場



【1999.7~】
「ビートルズで楽しむ真夏の夜の夢」@サンシャイン・プラネタリウム
「ズーラシア」@横浜
「大英博物館 古代エジプト展」@東京都美術館
デフ・レパードライヴ@東京国際フォーラム
東京湾アクアライン、海ほたる、九十九里浜、奥多摩、夢の大橋@お台場



【1999.10~】
「ロンドン&パリ」1999.10.27-11.2→「小さな旅」カテゴリー参照
「千ヶ滝温泉」「トリックアート美術館」@軽井沢
宝島コレクションマーケット@東京ビッグサイト
劇団四季 ライオンキング」@四季劇場[春]
フィジー 1999.12.2-6
お台場観覧車、横浜ラーメン博物館、みなとみらい大観覧車、ユネスコ村、森林公園



【2001.1~】
「フリーマーケット」@明治公園
「ながの山と花フェスタ」@エムウェーブ
浜離宮恩賜庭園、清澄庭園、深川江戸資料館、深川不動尊、六義園、染井霊園、とげぬき地蔵、相模湖ピクニックランド、東御苑
「公園・庭園めぐりリスト」カテゴリーもあります



【2000.1~】
「東レ パン・パシフィック・テニス2000」@東京体育館
グラフvs伊達を観た! グラフの引退試合で「日本でやるなら、ぜひ公子と」という誘いに応えたもの。
松岡修造がブースにいて「伊達、勝てよ~~~」とデカイ声でエールを送って、皆にも声出せてパフォーマンスはウケてた。

「船の科学館」@お台場
フリーマッケット@明治公園
「夢幻 サロメ」@護国院大黒天 作・演出・出演:スンジャ・リー
「スーパードッグフェスティバル」@ビッグハット
「ながの山と花フェスタ」@エムウェーブ
「多摩テック」、「天然温泉クア・ガーデン」
「湿生花園」、「星の王子さまミュージアム」@箱根
「日光江戸村」、鬼怒川温泉、靖国神社
「神奈川県立 生命の星・地球博物館」(行ってみたいって思ってたが、行ったことあるじゃんw
「おもちゃ博物館」、「オルゴールの小さな博物館」、「オートマタ展」、「箱根関所資料館」、芦ノ湖@箱根



【2000.6~】
「日本のあかり博物館」@小布施
「横田基地フェスティヴァル」
プール@千駄ヶ谷、自由が丘町歩き、等々力渓谷、不動尊寺?
奥多摩、繊維問屋街@日暮里、羽二重だんご

「切手の博物館」@目白、自由学園、目白庭園、おとめ山公園
ららぽーとスキードーム ザウス
「日本民藝館」@駒場東大前
「近くて懐かしい昭和展」@江戸東京博物館



【2000.9~】
「ディズニー・ワールド」、「ユニヴァーサル・スタジオ」@オーランド 2000.9.19-25
「国立科学博物館」@上野
「サルティンバンコ2000」@原宿
寄席「朝日名人会 第14回」@有楽町朝日ホール
高尾山、川越



【2001.5~】
寄席「国立演芸場五月公演」@国立演芸場
「ビュフェ追悼展」@小田急美術館
「ジノリ展」@東京都庭園美術館



【2001.8~】
★2001.8.20 引越し
「ギャラリーTOM」@渋谷(メモなし
ネパール 2001.9.29-10.7
横浜トリエンナーレ@パシフィコ横浜展示ホール、赤レンガ1号倉庫
江戸東京たてもの園@東小金井



【2002.1~】
「二月大歌舞伎 菅原伝授手習鑑」@歌舞伎座
氷川丸、中華街、マリンタワー、ブリキのおもちゃ館@横浜
フリマ@明治公園

大阪バスツアー 2002.4.27-30
天保山マーケットプレイス、道頓堀、アメリカ村、海遊館、大阪城、
四天王寺、五重塔、聖霊院、宝物館、新世界、通天閣、づぼらや、新梅田シティビル・空中庭園

更埴チューリップフェスティバル@長野
あんずの里アグリパーク@長野



【2002.5~】
「シャガール展」@東京都美術館



【2002.10~】
兄の結婚式@ロイヤルホールヨコハマ
キロさん占い@反町



【2003.2~】
「善光寺7年に1度の御開帳」@長野



【2003.4~】
「宇宙芸術展 ヒロ・ヤマガタとNASAの世界」@横浜
「ジブリがいっぱい スタジオジブリ立体造形物展」@東京都現代美術館
「三鷹の森ジブリ美術館」@三鷹
ディズニー、川崎大師



【2003.9~】
「ラクーアスパ」@後楽園
「わんにゃんWORLD 2003」@幕張メッセ
ディズニー・シー@舞浜
翔さんトークショー@新宿HMV 2004.1.24
六本木ヒルズ、ヴィーナスポート



【2004.2~】
「押井守監修 球体関節人形展」@東京都現代美術館
「スカパラ展」@池袋P'パル



【2004.5~】
「アボルダージュ」@日本武道館
キロさん占い@反町



【2004.8~】
「月の光の中のフランキーとジョニー」@THEATRE1010(追加で別記)
温泉旅行@河口湖 2004.11.27-28



【2004.12~】
「WEL ワタナベエンターテインメントライブ」@銀座ガスホール 2004.12.26
「ロバート・キャパ写真展」@日本橋三越本店新館7階ギャラリー
黒澤明アート展@森アーツセンターギャラリー(この時はまだ平気だったんだ・・・



【2005.4~】
「お台場お笑い道」@studio DREAM MAKER 2005.6.4
「キレイ ~神様と待ち合わせした女~」@Bunkamuraシアターコクーン 2005.7.29



【2005.7~】
花火大会@厚木



【2005.12~】
「ディズニーシー」@舞浜
「HOME WORK CAFE」@三軒茶屋



【2006.3~】
大人計画『まとまったお金の唄』@本多劇場・下北沢 2006.5.19
「世界の巨大恐竜博2006」@幕張メッセ 2006.7.17
大人計画フェスティバル 2006.9.10
プラネタリウム「銀河鉄道の夜」@スターライトドーム 満天 2006.10.22
プラネタリウム「地球誕生ものがたり」@スターライトドーム 満天 2006.10.22



スターズオンアイス2016密着SP

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スターズオンアイス2016密着SP
世界最高峰のアイスショーと言われるそうな

【ブログ内関連記事】
フィギュア新時代へ! 羽生の流儀とアメリカの夢 世界選手権2016開幕直前SP
フィギュアスケート世界選手権2016 男子ショート@ボストン TDガーデン
フィギュアスケート世界選手権2016 女子ショート@ボストン TDガーデン
フィギュアスケート世界選手権2016 男子フリー@ボストン TDガーデン
フィギュアスケート世界選手権2016 女子フリー@ボストン TDガーデン
フィギュアスケート世界選手権2016 エキシビション@ボストン


<スターズオントークPART1 2016.4>
大阪公演後、1年ぶりに4人で食事会 真央ちゃんも肉大好きだもんね

 



こんな風に集まって、食べて、飲んで、笑って話せるって、日本人スケーターの特性じゃないかな
例えば、ロシア人の少女たちとかじゃ、あんまり考えられない

織田:(焼肉を食べて)真央ちゃんどう? 世界選手権の時に出たチッチキチーが出た!(チッチキチーって何だろう
 


<近況報告会>(みんな関西弁系? 関西弁で話す大ちゃん新鮮

織田:オレとアッコちゃんはそんなに動きなかったけど

大ちゃんはアメリカに行ってきた


織田:アメリカ経て帰ってきた日本はどう?
大:今のほうが楽しいよ やることやって、休みの日がめっちゃ楽しいから オンオフがない感じ
真央:それ分かるかも でもなんか帰ってきて嬉しかった

織田:前回、自分が現役だったら、またオリンピック出たいか話したけど、1年経ってどう?
大:ムリ!
明子:自分はもうムリ
織田:オレ、でもまだ出たい(おお! こないだの滑り観たら出れそうじゃない?
真央:いけるよ!

織田:
アイスショーで滑ってても、今ってレベル高い 男子もトリプルアクセルや4回転やったりするから
頑張ろう、頑張ろうと思ってると、現役の時の気持ちがくすぶられる感じがして

大:
もうジャンプ跳ばれへんし テクニックで勝てないと思っちゃったから
試合に出るとしたら勝ちたいやんか

織田:若い選手からのまなざしはどう?
真央:感じないよ

織田:寂しいんじゃない?

真央:そりゃそうでしょーー

大:
ちょっと分かるよ 全日本行った時とか、知らん子いっぱいみたいな時あったやんか
更衣室とかも“ごめん!座って”ていう時なんか




<後輩スケーターについて>

 

大:
こんなちっちゃい時は声も高かったし“大ちゃん”みたいな感じだったけど(モノマネww
ぼくが引退してから急激に変わったから、たまに会っても全然違うから戸惑う

明子:発言もすごい大人になって、インタビューとかすごいよね
真央:始めた時から知ってるもん 初めてリンクに遊びに来た時から知ってるから

明子:そんな昌磨と、一緒に世界選手権出てるんだよ
真央:だからもうすごい感動したの

織田:しかも、オリンピックももしかしたらと思うと
真央:ドキドキするよ


●宇野昌磨

♪オペラ『トゥーランドット』より 
4回転フリップをショーで決めた 織田くんの言う通り、ショーでもふつーに高難度ジャンプを入れて
本番のための練習の場って感じだもんね


●宮原知子

♪Firedance 昨シーズンを振り返ることができるな
「今まで演ったことのない激しいプログラムで、表現力を上げさせてくれた」


●村上佳菜子

♪Time to Say Goodbye カナちゃんは今どうしてるのかな(途中、途中、カットされてた


●本田真凛

♪バイオリンソナタ第5番「春」 ピンクの衣装で、笑顔でクルクルと軽やかに舞う姿は、春の訪れにピッタリ


●ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

♪Danny Boy 世界選手権で連覇した後の演技 「去って行った人への切ない想い」がテーマ
スピンに入る前にフワっと高く長い脚が舞い上がるところがいつも好きだな


●パトリック・チャン(カナダ)
 
♪Mack the Knife ガラっと雰囲気が変わって華やかに舞うと大きな声援が上がる
SPよりユーモラスにアレンジしてあるそう 1年間休養して、今シーズンの活躍も期待大
アイスショーでは氷ギリまでお客さんが座っているってことがよく分かる


●荒川静香

「自分の歩んできた道を子どもに示してあげられれば」という中で作られたナンバー
♪Footprints in the sand 荒川さんが氷上に立つと一気に空気が特別なものに変わる
毎回ふつーに見せてくれる代名詞のイナバウアを美しいまま保ち続ける努力も相当なものだろうに



<スターズオントークPART2>

恒例の「この中で一番○○な人~♪♪♪」(恒例の、と言われても、私はこの番組見るの初めてな気がするw

Q:この中で一番怒ると怖い人は?
 
みんなバラバラ 真央「みんなの怒ったところ見たことない」

大:
真央はちょっと頑固なところあるやんか 怒らしたらもうなんか
ほんまにお願いしたいこともやってくれなさそうやし
普段は「いいよ」とかってなるけど、ガチで怒らせたら手が付けられへんかなみたいな 怒らへんけどな

真央:なんか噂で(織田くんは)リンクで怖いって聞いた
織田:今教えてるからね

真央:子どもと一緒にいる時もけっこう厳しいパパしてます
織田:しつけが大事だからね

織田:長久保先生とケンカしたやろ(アッコちゃん爆笑
大:それ見た! それ見た!
織田:“そんな怖い顔してるから跳べなくなるじゃん!”たしかそんなセリフやったと思う

実際の映像:
「なんでそんなにタイミング待つんだよ、ばかたれ! いくらジャンプが良くたって、そんなしかめっ面で滑ってどうするんだ!」
コーチの叱責のほうが怖い!

 
「しかめっ面になるに決まってる シワ寄ってたもん 眉間に!」(ほんとだ、ガチで怒ってて、コーチも思わず笑ってるw

明子:
大ちゃん怒ったとこ見たことはないんだけど、静かに怒ってなんも話さなくなりそうなイメージ
キレてるんだけど外に出さずに、、、え、なんで笑うの?

織田:
1回さあ、関大で大ちゃんが怒りすぎて、怒った勢いでつるんと滑ってコケたのを今思い出したw


Q:この中で一番天然な人は?
織田くんの♪thinking time~の音楽に合わせて踊り出す大ちゃん&真央ちゃんww

真央ちゃん以外、みんな真央ちゃんを指名w
 

真央:やっぱりなー! やっぱりなー! そりゃそうだと思ってた
織田:真央ちゃんしかおらへんよね
大:勝たれへんわ
真央:別にそういうつもりじゃないんだけど

織田:
真央ちゃんが「焼肉好きです」てテレビで話してて、アナウンサーが「(量を)食べられるほうですか?」て聞いたのに
「え、焼肉って食べる以外にもあるんですか?」てゆっててめっちゃ笑ったもん

真央:まあまあまあ、ようするにアホってことですよね


織田:日本語としては間違ってないから(ちゃんとフォローしてあげてる
真央:
その時気づいてないと思う、自分でも
後から聞いて、ちゃんと理解するまでにけっこう時間かかったから


Q:もし、この4人で無人島に行ったら?
織田:
ベタに質問するよ、何持っていく? 1個だけ このまま一生そこに居るかもしれないし
大:一生と考えるならナイフ(すごい実用的!

真央:はい! コメ(即答
織田:食べたらなくなるでコメ
真央:まあね、確かに!

織田:オレは大ちゃんに似てる、斧 いかだ作って逃げる(脱出する方向か、前向き!
真央:本気だね!w

真央:はい! 毛布 絶対いるよ、だって、寒いよ、冬になったら
大:島やから 葉っぱとかあるやんか(ほんと関西系って漫才みたいw

織田:みんなベタにスケート靴とかゆってくれるのかと思った すごい期待してたけど
大:当たり前すぎて大丈夫かな



●織田信成

♪Storm 2010-2011のSPナンバー 八「代表的なプログラムの1つといってもいい」
3サルコウも軽いし、3×3、3ルッツも入れて、ほんと復帰したほうがいいよ!

アナ:
引退して2年経ったとは思えない技を見せます
“バンクーバーオリンピックの初々しい時の気持ちを、このプログラムで思い出したい”と語ります

三味線、和太鼓が入ってる和がモチーフの曲 ステップシークエンスも本気モード
ラストは決めポーズで笑顔が可愛い 先生も、子育てもしつつ、練習量も多いんじゃないかなあ!


●鈴木明子
 

♪Love Dance シルク・ドゥ・ソレイユ「Ka」より 2013-2014のエキシビションナンバー
深い緑の羽のような衣装がステキ シルク・ドゥ・ソレイユ好きなのかな 叶わぬ恋がテーマ
思わずこの惹きこまれる世界観はアッコちゃんならでは プロスケーターとして人を喜ばせることに徹するスケート
滑り終わって、夢から醒めたように立ち上がり、笑顔が戻る



<高橋大輔NY独占密着 2016.3>
ヤヴァイ、ジャニスも歌った♪To Love Somebody が流れてる! 男性voc.だけど

 

 

NYと大ちゃんも合うなあ どこに居ても絵になる
NYで8ヶ月、スケートから離れた生活を送った(これは再訪のロケってことかな?

大:
スケート靴もってきてなかったし 別に滑る気なかったので
その裏でスケートを止めるか続けるか葛藤し続けていた



嫌になったというより、ほんとに好きでやってるのかなみたいな、疑問視
やっても中途半端になるだろうなみたいなところがあって、それならやらないほうがいいなって

 

大ちゃんを知る者がいない大都会で自分の居場所を探し続けた
(有名人がいたとしてもフツーに流してくれる所だから著名人も住みやすいんだろうね

「心境の変化」

大:
なにかに向かって頑張っている人たちを見てると、自分らしく輝ける場所があるなって、今更ですけどね
それだったら、できるうちはやっとくべきじゃないかなって気持ちに行ったり来たりになって
滑ってみて決めようみたいな感じで、滑ってみたら一番自分らしいなって思ったので
0か100じゃなくてもいいやってところもあったので、戻ることにしました
(年長になってくると、アスリートは皆この壁にぶち当たるんだなぁ




再びスケートと向き合おうとして、次に向かったのはカナダ(あら、ゆづくんとニアミスしなかった?
ここで、今回のアイスショーに向けた新プログラムの制作をした

 

振付師はジェフリー・バトル ゆづくんの♪パリの散歩道 も振り付けた 大人気だねえ!
現役時代ライバル同士だった2人の共同作業

曲は伝説の歌手ジェフ・バックリーのバラッド(聴いてすぐひらめくのかねえ/驚
もっとも時間をかけたのは冒頭の立ち上がりのシーン 20秒ほどの部分に約1時間かかった
現役時代、表現に定評のあったバトルならではの指導がつづく

 

♪Lilac wine is sweet and heady の部分で「sweetは優しく、headyは酔って夢の中って感じ」

滑るほどに精度を増すスケーティング

(1日で完成させちゃうの?!驚 記憶力も、表現力も天才なわけだ

大:
もうできた あとは音の細かい合わせとか、ディテール(声に自分のものにできるという自信を感じる



「彼が作った最高のプログラムを、僕が最高の演技をして皆さんにお届けできたらと思います ぜひ楽しんでください」


●高橋大輔
♪Lilac wine/ジェフ・バックリー
 

SPをそのまま見せるのではなく、ショーで観客に見せる用に作られたプログラムは
またひと味違うゆったりと甘美な時間が流れる

大ちゃんだけのソロで世界中を回ったとしても充分ショーが成り立つんじゃないかって感じ
スポーツの部分と、アートの部分を持ち合わせるフィギュアスケートの魅力を伝えられるスケーター

ジェフリー・バトル:
大輔にしか出来ないプログラム 大輔のために選んだプログラム
これから人々の記憶のきっと残る特別なプログラムになるでしょう

高橋大輔インタビュー:

今回初めてジェフリー・バトルさんに振り付けしていただいて(そうなんだ/驚 まるで長い付き合いのように見えた
曲的には大人っぽくて、今までこういった曲調をやったことがなかったので新しい一面が出るかなという思いで滑りました


●小塚祟彦
♪エピローグ このスターズオンアイスで現役最後の演技を披露し、23年の現役生活に別れを告げた
(ショーにもいっぱい出てほしいなあ!

「本当に23年間ありがとうございました 本当に楽しいスケート人生を歩むことができました
 そしてなにより、ここにいてくれるみんなと同じ時代を過ごせたってことは
 僕としてはほんとにいい思い出になりました」

 

 



<夢のコラボも実現>

 

 



♪東京VICTORY/サザンオールスターズ これもジェフリー・バトル振り付け

ジェフリー・バトル:
2020年の東京オリンピックを讃える曲だとは知っているけれども
日本の素晴らしいスケーターたちを讃えるという意味にもとれる
日本で素晴らしいスケーターたちがどんどん出てきている
それを賞賛する意味で、この日本公演用に作りました



<スターズオントークPART3>

明子:真央が1年休んで、戻ってきてどんな感じ?

真央:
スケートやらないだろうなって思って、練習もそんなしてなかった時に
何やっていいか分からないっていうところから始まって
練習もちょっとはしてたけど、なんか目標がないっていう


「2014年 ソチオリンピック」

すべて出し切ったからこそ、次に何をしていいか分からなくなった



 


「復帰を決めたワケは」


織田:きっかけはなんやったの?
真央:でも、ハーフハーフよりも下に行っちゃった時もあった

大:
ちょっと前、12月の時とかは、ショーやったやんか、みんなで
その時はハーフハーフよりももうちょっと?

明子:できそうって感じだった

真央:
でもなんか・・・24歳だし、みたいな 出来るのに辞めるのはどうかなって
だってみんな結構ねぇ アッコちゃんだって28までやって
みんなやりきって辞めた 大ちゃんも、ノブくんもそうだし
でも、自分はまだ24で、やろうと思えば出来るのに、やらないのは、本当にやりきったのかな?って思った
(なんか大ちゃんと同じことゆってる

織田:偉いなあ!
真央:でもみんなそうじゃん 自分でもっとできるんじゃないかなって思ったし 逆にやりたい

織田:それはソチ終わっても、自分はまだやりきってないってところがどっかにあった?
真央:いや、ソチ終わって、世界選手権あったから、世界選手権でやりきったって思って、ちょっと迷ってた

大:
でもシニアに上がったの15歳からやろ?
めっちゃ長いからさ、やってる長さは変わらへんやんか
それでもやりきってないってスゴイなと思って(なるほど!

真央:
でも1年間休んだから、たぶんまた戻ろうって思ったんだと思う
大ちゃんも1年アメリカに行っていて、戻ってきたじゃん、日本に

やっぱり日本に自分のやりたいことあるし、やるべきことがあるって思って
それと一緒だと思う 真央も1年間休んだから、そういう思いになれた
(それぞれ憧れ、お手本、支えになって切磋琢磨してるんだな

明子:じゃ必要なことだったのね、その1年というのは

織田:世界選手権の後も言ってたけど、オリンピック、去年は嫌ってゆってたけどw
真央:ねー!


<1年前のスターズオントーク>
 
去年はなんだか楽屋みたいな感じでやったのね、このトークw



真央:もういいよね 出たいと思う?も1回
大:出れるなら出たい
真央:やだ・・・

織田:もし出られるってなったら?
真央:今は出たくないと思う


「何度も引退しようと思ったが、最後の決断は続行」


「それが私の最終目標になるんじゃないかなって思ってます」
(じゃあ、次のピョンチャン終わったら現役引退しちゃうの? 寂しい・・・

真央:みんなそうじゃん、(オリンピック)目指してたじゃん、やっぱり
大:目指しちゃうわ
織田:そこがゴールみたいなところ 4年に1回ゴールみたいな

真央:
そこが区切りかなって自分でなんか思うんだよね
それで良くても悪くても、出られても出られなくても
それでやりきったって思えると思う
結果どっちでも良いかなって思う


アッコちゃんは言葉数は少ないけど、真剣に話を聞いて、要所に大事なことを言う人なんだな

大:やりきってくださいよ
真央:やりきります

大:なんも出来ないけど見てますよ
真央:はい、お願いします


●浅田真央
♪オペラ『蝶々夫人』より
 

「競技と同じプログラムを狭いショーリンクでやるのは難しい」てゆづくんがゆってたけど、ジャンプの時とかギリギリで怖そう

“滑れなくなると思うと本当に寂しくなってしまうプログラム
 私の想い、気持ち、滑りを、皆さんの心に焼き付けてほしい”

(もう焼きついてるよ 私たちも真央ちゃんと一緒に歩んできた思いがする
 いつか、プロに転向した時、これまでのプログラムをショーでまた全部披露してほしいなあ
 1つ1つのプログラムの中に、これまでの悩み、苦しみ、歓喜、いろんなすべてが詰まってるんだ/涙



“普段のショーではFPをやることはないけれども、それだけ大好きな曲なので、今回は特別にお願いしました”(誰かにお願いしなきゃダメなの?


インタビュー:

このプログラムは試合でしか滑ってなかったので、こうして照明がついて滑ることができて
私自身も“やるぞ!”ていう気持ちで滑りました

アナ:ともに滑ってきた高橋大輔さん、鈴木明子さんらと滑るのはどういう思いがありますか?

真央:
一緒に滑ってきた選手がいなくなっちゃったことに関しては、すごく寂しい気持ちが大きいんですけど、
こうしてまたみんなで集まってショーをすることができてすごく嬉しいです

(こうして見ると、普段の天然?真央ちゃんと、インタビューで受け答えている真央ちゃんを
 ちゃんと使い分けていることが分かる ということは、ほんとの天然じゃないよね



<トークを終えて>

織田:あー楽しかった お肉も美味しいし、来年もしようよ、これ
真央:したい!

明子:恒例ってことで
織田:恒例やからね 次、何食べる?



織田:2人って寿司好きって言ってなかった?
真央:寿司にする?

織田:お寿司食べてからみんなでクラブ行っちゃう?


明子:なんも聞こえないんでしょ?

織田:じゃあ、次回はお寿司で みんなお疲れさまでした~
(拍手で終わり





追。
この番組もけっこう前に予録したものだけど、やっぱりkinoの映画紹介が興味深かった

『シークレット・アイズ』
展開が『MOZU』っぽい?


大英博物館 芸術と人間展@世田谷美術館(1990.11.21)

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いやあー、日本にもとうとうこんなのが渡ってくるようになったかあ!
とにかくスケールがデカイ

それでドキっとしたのは、これが今、目の前に触ろうと思えば、簡単に触れる、
ケースにも入っていない石造なんかがあること
(おばさんがスルっと触って、すぐ怒られてた)(現地では触ってるけどね 2016

どおりで各コーナーごとに係員と警備員が配置されてはいるけど、そこはマナーのよい日本人
防犯カメラの目も光っているけれど、普通のおばちゃんで(失礼)監視が務まるということに誇りを覚える


作品の裏側にも、表と同じくらい興味をそそられるが、
四方から眺められるケースなので充分観れた

神秘的な古代エジプト人の創造物を、はるばるイギリスに行くこともなく拝めるとは有難や、有難や
(後に実際に観に行ったけどねv


途中でどうしてもお腹が空いて倒れそうだったので(これ、毎回書いてあるな
2、3のコーナーをすっ飛ばして(!)、1F会場を出てしまったのが大きな過ちだった。

思い切り「再入場はできません」という看板を見落としてしまった・・・
惜しい。あまりにも惜しい。。。




なんて生き生きとして鋭い目をしているんだろうか
この視線が何千年という歴史の流れを眺め続け、
また私たちの未来の行く末をも永遠に見届けようとしているんだ


こんなのがギッシリ詰まっていて700円は安い。安すぎる
でも、そうやって手ごろな料金で価値ある文化に触れることで
国民の文化的な眼を養おうとするスウェーデン的考え方は大変結構なことであります


興味を持ったのは、エジプトとマヤ文明だったけれども、
それは一般に名が知られているからであって、
本当なら名もない部族たちが作っている、なんとも知れない造形だって
感銘を受ける可能性はあるわけだよね

なら石で作ったエジプト美術と呼ばれる前に「美しい」と素直に感動した一番最初の人は誰だったかしら?



朝11:40頃に出て、時間帯をズラして、ましてや雨模様だし、
火曜だし、人はいないだろうと思ってもなんのそのの混みよう

じっくり観ていたら17:30くらいになっちゃって、もう外は真っ暗!!

バスのほうが時間がかかるから、適当に女子大生っぽい2人組の後を徒歩でついていったんだけど
世田谷って緑が多くて、昼間は散歩なんかにいいかもしれないけど、
夜は肝試し大会みたいにおどろおどろしい道に化けて、
もしはぐれたらとんでもないことになりそうだった


まったく夢見が変わりそうな大英博物館展見学のハッピーな1日でした。



初の歌舞伎鑑賞@国立劇場(1990.11.14)

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7時 信じられないほど眠い
20分くらい横たわっていたが「しょーがない諦めるか」とやっとこさ起き上がる

(交通機関で苦労した話が延々とつづく

劇場の正門で友だちと合流。やっぱりAちゃんはいない
待ってみたけど、一応、電話かけたら熱が出て休むとのことだった
連絡とれてホッとしたけど、突然寝込んじゃって可哀相


12時 開演
途中、何度も休憩があったからコーラ飲むは、サンドイッチも、お菓子もたいらげて
アイスクリーム(モナカしかなかった)を食べたが、まだお腹はペコペコだった


【内容抜粋メモ】

を狩るシーンから始まる

明復興のために、なんとか隣国の王の力を借りようと頼み込むという話だが、主題は親子、継母と娘もので、
いつの時代も、どの国でも、親子のテーマには涙がそそられるものだなあと観た

全員、男性が演じてるんだよなあ、というところも関心が集まった
切腹シーンもあり、大掛かりなセットがせり上がってくるところも見もので、
思っていたよりも退屈せずに面白く観させていただいた



同時上映とでも言える、もう1つの演目は、信州戸隠の山中で鬼に化かされる将軍の話
ここでは様々な舞いが堪能出来た

一応、絶世の美女という設定の、赤い豪華絢爛な衣装をまとった姫が
獅子のような悪鬼に一変するシーンは、
その動きや声音もまったく変わってしまうのでビックリした

酒も入って、舞いを観ながらつい眠ってしまう将軍と家来
2人を起こしてあげようとする山の神
歌舞伎としては軽快な踊りも観ていて楽しかった

♪ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ~ と突然、まる子ちゃんの歌まで取り混ぜて
なんとか現代の人々にも共鳴してもらおうとしている思いがひしひしと感じられた
「歌舞伎」の重苦しかったイメージも、身近な芸術なのだという意識に少し変わった気がする


歌舞伎の中のたくさんの約束事の1つに、最後の結末まで演じない、というのを初めて知ったが
実際、前者は、隣国の王と、もう一人が力を合わせて明を取り戻そうと決意したところで終わり、
後者は、鬼女が松にのぼって、無敵の刀から逃れるところでそれぞれ幕となっている

理由は知らないが、一応はめでたし、めでたしの結末であろうことを暗に伝えて
後はご想像にお任せするというのは洒落ている


16:10 終演
外には東京駅行きのバスが停めてあるという気の遣いよう
どのみち座れなかったけれども

今日は暑かった
まんざら人の波やヒーターのせいでもなかったようで、平年より10度近くも高い場所もあったよう


アメリカに渡った美術家たち展@長野県信濃美術館(1990.10.25)

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善光寺までずうっと歩いて来たけど、すっかり迷子になっちゃって
観光で来たおばちゃん、おじちゃんたちに混ざってフラフラ歩いてやっとたどり着いた

改装したてですっごく見事!
庭には噴水や水が引いてあって、石畳が続いていて、とにかくすごい

アメリカに渡った画家ということで、知っていたのは池田満寿夫さんくらいだったけど、
他の人のほうがずっと感銘を受けた





ついでに隣りにある東山魁夷さんのも観てきた

日本画はあまり興味がないけど、彼のは綺麗だった

長野の山の風景を思い起こさせて、本当にそこに行ったような臨場感を味わえるほどリアルな描写

唐紙に描くだけあって、方眼紙のようなマス目に描くのかなあ
ただ適当に下書きしているようではなかった


ガウディとダリの世界展@大丸ミュージアム(1990.10.6)

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今日はNちゃん、Sさんと3人でギャラリーへ行ってきた

建築美術の展示会に行くのは初めてで、知識もゼロだけど、
木のなめらかな曲線と艶は女性の肢体のようだった

水たまりのように鏡を切り取っただけで、もし部屋にこんな姿見があったら
本当に楽しいだろうな、というような遊び心がたっぷり

煙突も異教徒の群れのような黒マントの小人のようで、
彼らが空高くから私たちを物珍しそうに、注意深く観察していると思うと不思議で面白い

“天地創造前の混沌”などは、もう建築を超えたまさにコンクリートで造った芸術

“ユダヤの子供”

イスも見えない裏側にまで三角形の細工や模様がほどこされていて、
凝りに凝ったデザインになっている

下水管のフタ、ステンドグラス、ドアノブ、門、食器棚もあった




ダリのほうも面白かった

その時すでに死ぬほどお腹が空いてたけど、絵画は少なく、布で織ったもの、彫像などで
彼の違った魅力が感じられて良かった

ダリの等身大のそっくり蝋人形が赤いガウンを着て立っていたり
彼の愛用していた毛皮の一風変わったデザインのコート

他にもゾウのような、キリンのような生き物の上に、
クリーム色の塔みたいな、とても不思議でキレイでキラキラした鉱物などはとても印象的だった

“炎の女”

“Aice in Wonderland”(アリスとは似ても似つかないカンナの妖精みたい)

青い皿の上にデッサンしたもの、白いメルヘンちっくなピアノのコラージュを貼りつけてデッサンを加えた作品等

ポストカードや本のコーナーは相変わらず混み合っていた


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