Quantcast
Channel: メランコリア
Viewing all 8841 articles
Browse latest View live

ハンセン病を知っていますか@探検バクモン

$
0
0
ハンセン病を知っていますか@探検バクモン

まだ観ていないけれども、映画『あん』もこの病をテーマにしていなかっただろうか?
音楽はPE’Zなんだね/驚


【内容抜粋メモ】



「ハンセン病の後遺症で、一番大きいのが知覚麻痺。手足の知覚がなくなってしまう。
 視力を失うこともある。最後まで残るのは唇とか舌。それでも本が読みたいという執念が表れている」


ハンセン病は「らい菌」によって末しょう神経がおかされる感染症
かつては「らい病」と呼ばれて不治の病と恐れられた。

 


明治に隔離する法律が施行された
 

 
治っても一生外に出られない



国立ハンセン病資料館
 
「この病になると、共同体から外されるため、諸国をお遍路した」

 

「村八分という言葉がありますけど、死んでも家族が迎えに来てくれないので、人によっては“村全部”だと言った」




 
12畳に8人が雑居していた。わずかな食事で囚人のような暮らし

「ここは比較的、軽症の人が入っている。病状が進んでいる方は病室にいる。
 なので、ここにいても“いずれ自分たちも・・・”と思いながらの暮らしだった」


「現金を持っていると外に出るから、ここに来たら、現金を替えさせられる」

 
園内の作業を患者に強いていた。畑、ブタの飼育、土木工事も/驚


重傷患者の24時間看護も患者がやっていた。重労働でも、日給はタバコ1箱程度


不満が募り、反抗すると監禁され、運用は酷かった
 
「療養施設なのに、監禁施設があるのはここだけ」

 
「実態は刑務所みたいなもの」


草津には、全国からとくに反抗的とされた人が収容された
理由は、長靴を交換してほしい、外出したなどささいなことだった。

 

「決まりでは3ヶ月までしか入れてはいけないが、500日以上入っていた人もいて、
 草津では23人がここで亡くなっています」


中はまっくらで、細長い明り取りがあるだけ。
 

日にちを書いた跡もある
 


1947年、アメリカで特効薬ができて、回復しても帰れなかった
 
法律は、形を変えながら1966年まで残った


元患者との対談
 

「“1年で治る”と東大の先生が言うので、早く行って治療を受けようと思って入ったら、
 そこは、地獄の先の地獄。入ったら外へは出られない。死んでも家に帰れない。

 日本は『家』が中心だから、“平沢家はらいの血統だ”って言われて、
 家族は仕事にも就けないし、子どもは学校で勉強させてもらえない。

 患者も差別を受けたけど、我々は家族のことを思って、療養所では仮名を使っていた。
 両親が眠るお墓も、お寺と檀家に反対されて、公式にお墓参りは未だに出来ない。
 自分のお寺の檀家に“らい病患者”がいたことが嫌なんだろうね」


「断種」
 

療養所内で知り合って結婚したが、それには条件があった。不妊手術をすること。
「他の人の子どもや、お孫さんを見せられると辛かった」

 

「日本の有数な医学者たちは、“らいは治らない”と言い、こういう証言を医師が国会でしたんですよ。
 やはり我々が生きているうちに『らい予防法』だけはなんとかしなくちゃいかんと思った」

 

「仲間に反対されたんですよ。誰もが忘れかけているのに、昔に戻って、いろいろ展示するのは“逆行”だと」

太田「ほかにも今まで市民運動がいっぱいあるけど、対立して離れていきますもんね」


「物事はケンカしちゃダメ」

「基本は、敵を味方にすること。
 この地上に1回だけ、両親から選ばれて、奇跡的に人間として生きてきた。
 らい病、結核、難病であろうと、命には変わりない。
 どんなに差別を受けても、人間として生きることに価値がある。そこに常に光明がある」



多摩全生園

現在暮らしているのは200人。高齢のためや、今も残る偏見のために故郷に帰れない

「一時期は、1300~1400人暮らしている方がいた。隔離されている環境ですが、1つの“村”だった」

 

「部屋にはお風呂がないんです。
 知覚麻痺があるので、熱湯が入っていても分からないから危険。
 共同浴場があって、皆さんそこに行くんです」

 
宗教地区には、さまざまな宗派のお寺や教会が建ち並んでいる/患者手づくりの神社もある

「一番重要なスポットは納骨堂です。療養所の敷地内に墓地がある。ここで暮らし、ここで死ぬということ」

 
2600人が眠っている。故郷の墓に入れてもらえない現実が今も続いている








絵本のある子育て

$
0
0
絵本のある子育て NO.31

発行:こどもの本の童話館グループ

こないだ眼科に行った時、本棚にあったフリペが、児童書大好きな私のココロにグッときた。



 

父親は、子どもに、絵本を読んであげて、親になる。



その他のトピックス。

先日、mixiでつぶやいたら、最初で最後、「イイね」を113ももらった。
その数より、賛同者がたくさんいることが嬉しかった。

「友達とあそぶ」に飢える子供たち…NPOが調査した現代っ子の本音

ちなみに、そのつぶやきは、こちら。

“いい加減、子どもに時間を返してあげよう。
 この頃に友だちと遊んだ体験と記憶は、一生支えて、豊かにしてくれる。
 高学歴&高収入なんかよりずっと。”


あさイチにイカ大王様
2日間の“まれ”祭り企画で呼ばれたドラドラの2人。
コンビで朝ドラに出てるって考えてみたらすごい!

 

塚地さんは、まれになりきってOPのダンスをしたり/爆、
ロケでイカ大王様になったり、ぶたまんちゃんの代わりに「つかまん」になったり、
最終的には「LIFE!」の番宣したり大忙し!

 

「解決!ゴハン」で、いつもお上品な大原千鶴さん(料理研究家)がいつになく落ち着かないのは、なんとイカ大王様の大ファンとのこと

料理もぐだぐだになっていたのが笑ったww


・図書館のインターネット利用について聞いてみた
近所の図書館には2席しかなく、自分のパソの持ち込みは禁止
受付で予約して、1回の使用は1時間。
他に予約者がいなければ、受付で2回目の延長をして、
3回目以降は(他に予約者がいなければ)そのまま使っていいとのこと。

検索と閲覧が目的で、ログインしてフリーメールを送ったりも禁止
USBも使用不可

うーーーん。使い道が限定されるなあ。

で、いつも御用達の(礼)「東京図書館制覇!」さんで調べたら、
「パソコン持込み席」のある図書館もあるんだねv

“ご自分のノートパソコンを持ち込んで利用できる席です。インターネット接続が可能です。”

有線で、自分でコードを持っていなきゃならないところもあったり、時間が決まっていたり。
最悪なのは、ノートPCといえど重いから、行って、予約いっぱいだった時だな


ちなみに、私の夢の1つは、図書館の本を「あ~ん」まで全部読むこと。
偉人の中には、そういう人もいるよね。図書館がない時代だから、書庫の本を全部読んだとか。
読むスピードも速いってことかな。私ならライフワークものだ。

だからせめて自分の好きな児童書、中でも、いつも読みたくてガマンしてる絵本を
借りられる冊数だけ(大体1人20冊まで)借りて、1つの図書館分だけでもいいから全制覇してみたい。


他の夢は、
世界中の本を読むこと。
世界中の映画を観ること。
世界中の音楽を聴くこと。
世界中を旅すること。
エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ、、、

これじゃ何代生まれ変わっても、達成できそうにない。
でも、先が見えないからこそ、魅かれるんだ。



「lyrics」もアップしました。


『森のなかの1羽と3匹』(白泉社)

$
0
0
『森のなかの1羽と3匹』(白泉社)
大島弓子/著

大島さんのマンガが好きな理由のひとつは、その絵だけじゃなくて、
セリフや情景描写などのコトバが詩的だからなんだなって改めて気づいた。

こうした絵本にしても、イラストがもしなくても、コトバと想像力で充分楽しむことができる。

私の苦手な虫の世界だけど、こうして擬人化して描いて、
その一生を考えて、虫たちも考えながら、短い一生を悲観などせず、
自然のままに、自然とともに生きているんだと分かる。

1つ1つのあらゆる生きものに対する、大島さんの深~い愛情も伝わってくる

これで、大体、大島さんの作品はあらかた読んだ。
全制覇できないのは心残りだけど。また縁を待とう。


▼あらすじ(ネタバレ注意

「トンボ」


昆虫の中で羽がもっとも優れているトンボの中でも、羽化後、山にこもって瞑想したりする「アカトンボ」。
あっという間に夏が過ぎ、秋には結婚して、産卵して一生が終わる。

“あんなにいろいろ悩んだというのに この簡単な命の終わり様
 わたしは羽をたたみ目をとじて思う 良い人生だったと
 そして永い眠りにつく”


「カッコー」


食べても食べてもお腹が空くカッコーの赤ちゃんは、巣にあった他の小さな卵を
「過失」か「故意」か、巣から落として割ってしまう。

巣立って、自分が卵を産む時には、他の鳥の巣を見つけて、親鳥が留守の間に生み落とす。

“なぜわたしは 自分で巣をつくらないの やり方を知らないわ”


「カエル」
オタマジャクシが蛙になれるまでの生存率は1%。
100匹中99匹は、他の動物に食べられたりして命を落とす。

子蛙ははねながら自分を思う。今は過渡期の生物だと。
陸上の生物になろうか 水中の生物になろうか いつも答が出ない どちらも最高だから。

“蛙に成長してもゴイサギに食べられたり、小学校の解剖で大勢死んだり、クルマにつぶされたり
 わたしが今生きているのは たぶん奇蹟なのかもしれないな”

ある日、見慣れない蛙に会った。
水田の農薬で一族は皆死んで逃げてきたのだが、翌日、その蛙も死んでいた。

ある夜、盛大なパーティに行き、王子様蛙と踊った。
そして、水草に卵をからめて産んだ。





「セミ」
セミは、卵から孵ると土の中に何年も埋もれて暮らし、地上に出たら数日の命。
地中では木の根のジュースを飲む。



根が地下水を汲み上げる音を聞いたり、地上の鳥、人々の声、雨の音も聞こえる。



子どもたちがセミの抜け殻を拾って喜ぶ声を聞いて
“いつかわたしの抜け殻も子どもたちにあげるよ”

夏になり、羽化して成虫になり、交尾相手を見つけて、産卵し、数日間の命を終わる。
上から見た木は想像どおりかわいらしかった。

“飛びながら ふと考えた
 またあの地中の生活に戻りたい
 長く美しい休暇の時に”







『大島弓子選集14巻 サバの夏が来た』(朝日ソノラマ)

$
0
0
■『大島弓子選集14巻 サバの夏が来た』(朝日ソノラマ)

「大島弓子書籍リスト」さんも参照させていただきました/礼

大島弓子(作家別カテゴリー)

これまで読んだものもかぶってくるため、それらは「作家別カテゴリー」を参照のほど。

私には、いちばん好きなものを最後にとっておく習性があるのかもしれない、と最近感じ始めている。
この選集も、図書館にある中で、一応巻数どおりに読んでいって、最後に残したのは大島さんの愛猫サバの話

途中から気づいたが、ウチにある数少ないマンガの生き残り(何度もの引越し・整頓を生き抜いてきた)の中の
『サバの夏が来た』と『サバの秋の夜長』ですでに読んだものだった。

でもやっぱり、サバに敬意を表して、選集シリーズの終わりにじっくり読んだ。
やっぱり何度読んでも面白いv


【収録作品】

以下の作品は既読。
「恋はニュートンのリンゴ」 1990年ASUKA5月号掲載


●サバの夏が来た 1990年ASUKA8月号掲載


[あらすじ(ネタバレ注意)]
ある日、サバの背中に2ヶ所、ボンドでつけたみたいな固まりを見つけた大島さんは、
何気なくハサミで切ったら、2ヶ所のハゲが出来て、それを見たサバは生え揃うまで外出しなかった。

  



5月5日のサバの誕生日。
毎年〆切の修羅場でおざなりになっていたから、今年は10年分くらいまとめてやろうと決心。
サバが喜ぶこと目白押し。
サシミをあげたり、新聞紙で遊んだり。でもそのたびに尿が濃くなる(大島さんは猫日記をつけている

 

ついに血尿。かつてストレスで尿路結石になったから病院に連れていこうとバスケットを出すと逃げる準備のサバ。
でも休診と分かり、バスケットをしまうと、血尿は止まった。
1つ仕事を忘れていて催促の貼り紙で思い出す。



大島さんは、サバの血尿の原因は、自分が特別なことをしたせいで修羅場と同じストレスがかかったのでは?と反省する。



●すばらしき昼食 1991年ASUKA6月号掲載


[あらすじ(ネタバレ注意)]

「よく考えてみたら、シャンプーや、耳そうじも、猫にとったら蹂躙以外のなにものでもないかもしれない」

友だちから、来年でいいから10日間の旅行に行こうと誘われる。
「束縛が欲しい」と言っていた彼女は、4年もたてば倦怠期。

 

猫がいるとどこにも出かけられない。それはサバも私を蹂躙している。おあいこだと喜ぶ大島さん。

“ちなみに私の理想は放浪生活です。
 勝手気ままにその土地土地の山菜や川魚をとって、くっちゃ寝をして暮らす生活です”(とっても共感


サバをナンパしにきたかもしれない野良猫にケンカを売るサバ。避妊手術してオス猫気分になってるのか?と想像する。
(私、ずっとこの絵からしてオスだと思ってた!

ゴキや、セミ、ヤモリなどを残酷に殺すサバでも、なぜか大島さんが蚊やハエをたたくと、
戦火で家人を失った人間のように泣くサバ。



大島さんは、公園を歩いていると、突然お茶に誘われ、ナンパだと気づかず逃げる。


人に道を聞かれるのはしょっちゅう。大勢に紛れこんでいても、かきわけて聞きに来る(私も同様/驚

留守番中の大島家に電話がかかってくる。


大島さんは、友だちといた時に一緒にUFOを見たことがある(!

友だちはあっさり「信じません」とひと言。

サバに避妊手術をした日、大島さんは公園で桜を見ながら待っていた。
“この花と同等の美しいものを、今わたしは猫から剥奪しているのだと感じていた”



●大きな耳と長いしっぽ 1992年ASUKA5月号掲載


[あらすじ(ネタバレ注意)]
1~2年、長い休暇をとろうと思い立った大島さん。それを友人に話すと、

 
「信じらんない、とか、心配を通り越して、腹立つわ!」と去ってしまった。

サバは手をのせて毎朝起こしにきて、寝室の窓を開けるとそこから出て、
居間の窓を開けるとそこから入る。そして一緒にトイレに駆け込むw



“なんにも考えない生活というのは、時がとても早く過ぎる”

タキコちゃんという人から年賀状がきて、思い出せないで焦る。

「弓ちゃんがマンガを描いてると知りました。昔いっしょにお絵かきしたことを思い出しました。
 2人の子どもが絵を描くところを見たいと言っています。紙は何百枚でも用意します。うちにいらっしゃいませんか」

無難に受け流すと、返事が来て、
「隣りの奥さんに話したら、弓ちゃんのマンガ知ってて、その子も一緒に行きたいと言い出しました」と返事が来た。

これも「自分は今、25時間人間で、昼間は遊べません」と受け流す。

うたた寝している間に、「湾岸戦争」が始まったというニュースを聞いて吐いてしまう大島さん。





“戦争は、あらゆるものを傷つけて終結した。私の部屋もボロボロにして”

ずっとTVばかり見ていて太ったことに気づいた大島さん。
サバも手から食べ物を横取りしている間に太ったらしく、マンションの隣りのベランダに行って、
手すりの間をくぐれず、SOSで鳴いていたw

「サバがいないってことは、食事の邪魔が入らない!」

と、いつもは食べられない焼き魚を食べようとした、その時、
サバがお腹を空かしたため、手すりを抜けて魚を横取りしようとするw

久しぶりに仕事の依頼の手紙があって、辞退の返事を書く。


ハナコさん(井の頭自然文化園で飼育されているメスのアジアゾウで現在68歳)までが、
“わたしはこうしているだけでも稼いでいるの!”と言っているように見えた。



タキコちゃんて誰だっけ?と思いながらサバをシャンプーしていたら、全身に毛玉ができてしまうww


仕事の催促の返事も出さなくなって、「悪性の肺炎になった」と返事を書いたら、本当になった(病は気からだね


公園に3羽のニワトリが捨てられた。


修羅場の時、眠気さましに聞いた話を思い出す。
某フライドチキンでバイトしてたコが見た話。
その鶏舎には、腿肉がたくさんとれるようにバイオで足を4本にされてギッシリ詰め込まれているとのこと。
(私、この話を読んだ時、信じたよ。映画でも似たようなのがあったし

台風のあった夜明け、心配していたニワトリ3羽は生きていた。

“通常ブロイラーは40日の命だそうだけど、捨てニワトリは、もう100日以上も生きている!”

元気が出て、タキコちゃんらと会ってみると、友だちだったサホちゃんの親戚だと分かる。
絵を描いてもらえば、あとで高く売れると言われ、“売れねーよ”と思いながらも描いてみると、上手く描けない。
長い間休んでいたせいで描く感覚の脳細胞が死滅していた。


●サバの天国と地獄 1992年ASUKA8月号掲載


[あらすじ(ネタバレ注意)]
昔、自分よりずーーっと多忙な漫画家さんをアシスタントに呼んでしまったことがある大島さん。
第一の修羅場では、目に死相が出る。


「大島さん、死相が出てますよ」「目は生ものなので一番いたみやすいですね」

死相第二段階は「すいませーん、歯が浮いて抜けそうです」「歯茎もそうとう足のはやい生ものですからね」

アシスタントは、時間の空いた時に、原稿の複製をつくって遊んでいることにショック大。

1週間以上続くと、修羅場が終わった時、神経に異常をきたしていることが分かる。
入眠できず、「眠っていんだ」と何度も自分に言い聞かせてから眠りにつく。

気づくと、野良ニワトリのいた木の周りに柵があって、貼り紙にはこう書かれていた。
「先月末、3羽のうちの1羽が野良猫に殺されてしまいました。この柵を取り外さないでください」
その野良猫説に納得できず、無実の罪をはらすため、近所に聞き込みをする大島さん。

でも、よく考えると、シャープペンや、国語辞書などが見当たらない時、
「サバ食った?」「こんなところにシャープペンウンコしちゃだめょぉぉ」と自分も言っていたことを反省する。



先月末といえば、自分は家にいたと思い出し、雪が降って、鳴き声がなかったことから凍死では、と推測する。
その旨をメモに書いて、貼り紙にはっていると、公園の野良猫と目が合って、ダイスキな「ぱちくり」をされて身悶えする。
(“私は敵ではないですよ”という合図だって聞いて、私も何度か試してみたけど、なにも変化なかったなぁw



また、仕事の日々がやってきて、ネームづくりに悶々とする。


“ネームの修羅場で電球が切れる時があります。一度に5個ぐらい切れたことがあって、
 そうとうイライラの発電をしてるなあと自分でも思います”

眠い地獄、過食地獄、運動不足地獄、筋肉痛地獄、、、、


野良ニワトリとカラスの掛け合いが「ケッコーアホー」になるって/爆





大河ドラマ『花燃ゆ』 第35回「孤高の戦い」

$
0
0
大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、原田泰造、優香、高良健吾、劇団ひとり、佐藤隆太、檀ふみ、北大路欣也 ほか


第35回「孤高の戦い」あらすじ(ネタバレあり
幕府軍15万vs長州藩6000人。
百姓も多く、新式銃の扱いには時間がかかる。

伊之助は、広島まで自分一人で行って時間を稼ぐという。
「京には桂もいます。この命、実に賭けがいがあります。長州藩の忠義を広く示すべきかと」

 

都美姫は自らも甲冑を備え、「私も戦うつもりじゃ」と皆に覚悟を示すが、
美和は答えを求められ、「私は、銀姫と典丸さまとどこまでも逃げます」

都美姫「今こそお前の力がいるのじゃ」



美和は地図を広げ、もし奥が攻め込まれたら、敵を一点に集めている間に
自分は姫らを勝手口から逃がす作戦を話す。

伊之助は、広島で「元徳さまらは、皆流行り病で寝込んでいる。桂、高杉らは行方不明」などと言って、
幕府側を怒らせ、投獄される。

まず、大島が攻め入られた
殿「討て!」

高杉は「その万の兵は寄せ集めに過ぎない。周りは全て敵。撃ち込めるだけ撃て!」と軍艦から指示。
喀血がひどくなる高杉を心配しながらも士気が高まる兵士ら。
とうとう幕府軍は大島から去ったとの知らせが届く。



雅が美和を訪ね、夫には芸奴うのというめかけがいたと話す。
「久坂さまも以前いらっしゃったとか?」と聞かれ、その時は「ただの噂だった」と誤魔化す美和。

辰路は息子・秀次郎に父は勇敢に亡くなったと聞かせる。


大村益次郎の西洋式戦術は幕府軍を圧倒する。


高杉「この戦、必ず勝つ! 真っ先にあの化け物を叩く!」(化け物って?!



高杉の病は、美和の耳にも届く。

不穏な空気の奥に、美和は実家の口癖「世話ぁない」を教え、
父からの唯一の形見となった種を庭に植えることで、皆に安心感を与える

再び雅と話す美和。久坂の噂は本当だと告白する。

「雅さまも萩に戻ってみては?」
「夫への想いはついえたから実家に戻ろうかと」

「久坂は命を散らしていたんだと思った。大きい使命があって、戦い、傷ついて。
 きっと高杉さんも、兄や久坂にたくさん重い荷物を背負わされて、結局一人なんやないかと。
 あなただけは帰りを待っていてあげてつかあさい。そして褒めてあげて。
 あなたは英雄やと。後の人を照らす長州一の英雄だと」

「私の夫は大した人ですね。私はその妻なのですね」


大坂では、将軍が亡くなり、幕府軍は一気に戦意を喪失し、城に火を放って退陣する
こうして「幕長戦争」は歴史的勝利に終わった。

高杉「どうじゃ、先生、久坂、見たか。俺はやったぞ」

伊之助が戻る。
「強大な幕府軍を右往左往させた長州軍を誇りに思いました」


都美姫は今回の美和の働きを評価する。

「初めて会うた時は、なんという者が来たかと思ったが、これからは奥もしなやかにならねばならぬと教えられた。
 そなたを中老に任ずる。および、家名断絶をやめ、久坂家を復興せよという命が出た。亡き墓前に知らせるがよい」

けっこう早く出世するねえ! ますます面白くなってきた。


 

 




『蟲師 続章』1期(ネタバレ注意

$
0
0
『蟲師 続章』1期(ネタバレ注意

蟲師(むしし)(アニメ全26話)


この静の世界が大好きだ。
以前、ここでも書いたとおり「日本のメディア芸術100選」に選ばれるのも納得。

時代設定も分からないが、日本の原風景が瑞々しく描かれている
春夏秋冬。日本にまだ自然がそのまま残っていた頃だから郷愁を覚え、魅かれるんだろう。

1話完結の20分ていう時間もちょうどイイ。制作側の並々ならぬ苦労は想像を絶するけど
子どもの声も子どもらしいことも重要ポイント。
オープニングのおどろおどろしい土井美加さんのナレーションも効いてる。
「夏目友人帳」にも関わっているのか!

【ブログ内関連記事】
アニメ『夏目友人帳』(全13話)
『続 夏目友人帳』全13話
『夏目友人帳 参』(全13話)



今回も音楽もとてもイイ。OP映像からすでに凝りまくり。

Lucy Rose

大ヒットTVアニメーション『蟲師 続章』主題歌のパフォーマンスを収録した新作。

Shiver


とにかく、美術、音楽、ストーリー、すべての要素が完璧に調和しているんだ。


▼あらすじ(ネタバレ注意

●1話「野末の宴」
酒づくりの弟子・六助は、今年、最高の出来となった酒を持って森に入ると迷った。
明かりの中の集団に入ると、「その酒を分けてくれ」と言われる。
六助は取引の品の中に父の杯を見つけて、酒と交換する。



その後、儀式のようなものが始まり、それぞれ持って来た酒を器に注ぐと、瓢箪からあふれ出たが、
六助のだけは違って、バレたので逃げる。

 

ギンコは六助に事情を聞くと、六助の父も昔この儀式に出くわし、そこで飲んだ酒の味が忘れられず、
ずっと鍛錬を重ね、ようやく出来たものだと話す。

集団は蟲師らで、光酒(こうき)をやりとりしているのだという。
光酒(こうき)は蟲で患う人の万能薬で、知らずに飲めば、幻覚を見るから売るなと言われる。

 



●2話「囀る貝」
 

ギンコは、砂浜で貝の中に鳥の蟲を見つける。
かれらは、なにか悪いことの前兆を感じると貝に入るため、村人にしらせる。

崖の上で父・サキチと2人で暮らすミナは、鳥の鳴き声を聞いてから口がきけなくなる。
「大勢の声を聞かせれば、治るよ」と教えるが、父は村人と関係を絶っている様子。

 

村人に聞くと、昔、海にサメが出て、サキチと網元の妻(海女)が犠牲になった。
網元は先に自分の妻を救おうとしたため、それを恨んで、サキチは村を出て行ったという。



ギンコの言う悪い予兆は赤潮で、海はサメにやられた時のように真っ赤に染まり、養殖の魚も全滅する。
網元は、サキチに謝り、「娘の将来を思うなら村に戻ってきて欲しい」と頼む。

サキチはミナのとった真珠を渡し
「これを売れば、しばらくは皆食べれるだろう。その代わり、わしらをまたよろしく頼む」と和解する。

 



●3話「雪の下」


ギンコは雪深い村で宿をとる。そこで雪の結晶にまじった雪蟲の姿を描く。
雪蟲は、とりついたものの体温を下げ、温かいものに触ると皮膚が痛むという。
少女タエは、幼なじみのトキが同じ症状だと言って、ギンコを連れていく。

トキは、幼い頃、妹のサチが薄氷を踏んで湖に落ちて死んだ記憶を失った代わりに雪蟲にとりつかれていて、
凍傷になっていても寒さを感じず、人の体温ですら皮膚が痛いというが「いいんだ、このままで・・・」

 

トキも湖に落ちて、死んだと思われたが、湖の底でずっと生きていていた。
心配するタエもまた薄氷を踏んで湖に落ち、トキは助けておぶっている時、すべての記憶を取り戻し、
タエの体温で雪蟲は落ちる。手足の指を凍傷で失ったが命は助かったトキ。

 

雪国では、水や地に異形が多く潜むという(早速、泣かされた・・・



●4話「夜を撫でる手」
森で男タツに会い、動けなくなるギンコ。「なんだ、人間か。見逃してやる」
タツは森で動物を意のままに操って狩りをするが、その肉は臭くて売れない。

 

ギンコは、タツの手にあるアザ(蟲)から出る甘いニオイが動物を誘っているという。
「それに効くクスリを持ってくるから1ヵ月待て。間違って人を狩るなよ。山の王にでもなったつもりか?」

1ヵ月後に来ると、タツは森の動物を理由もなく殺しまくっていた。弟ウスケは心配でならない。
この蟲は遺伝し、父も同じだった。そして、最期には消えてなくなってしまった。



クスリを飲まないタツ。「弟に飲ませてくれ。オレは狩られる側に戻るのは真っ平だ」

その後、熊に間違われて腕を撃たれたタツは、たくさんのカラスに襲われて腕を食われる。
「夜がこんなに長いとは。闇がこんなに恐ろしいとは」



光酒でタツのアザは消え、兄弟は自分らで狩りをして生計を立てることにする。



●5話「鏡が淵」


惚れっぽいたちのマスミは、いつも山の上から鏡の合図に呼ばれて鏡磨きの青年と会っていたが、
青年は仕事場を変えるという。「お前みたいなはねっかえりと所帯持つ気はねえよ」

 

すっかり生気を失ったマスミが池に身を映すと、そこから何者かが追ってくる。
マスミがどんどん生気を失うのを心配して、ギンコが診ると、水鏡という蟲のせいだと分かる。

影を吸い取り、本体が衰えるほど、代わりに本体になりきる。
蟲を落とすには、鏡に映せばいいのだが、マスミはまた青年が戻ってきて磨いてくれるのではないかと思って曇ったままにしている。
(蟲はヒトのココロの隙に入り込むんだな・・・

 

「あんた、こんな私になりたいの? 別に代わってもいいよ」というマスミにギンコは
「自分の力では何も影響を及ぼせないものになっちまうんだぞ」
「だったら今の私と同じだ」
「そこは寂しいだろ? そこよりずっと寂しい所がある。蟲にはココロがないから。自分の身は自分で守るんだ」

山で合図があったと思って走っていくと、鳥の巣に使われた光り物だった。
そこで倒れたマスミに、すっかりヒト形となった水鏡が寄ってくる。
「真似してんじゃないわよ!」と罵声を浴びせると、水鏡は実体をなくして池に戻る。

ギンコは、鏡がなくても、ヒトの目に映せば消えることに気づく。
「やっぱり実体を持って生きるってのはスゴイことなんだな」

マスミはギンコに惚れそうになるが、慌てて逃げる。

ギンコは池に戻った水鏡に声をかける。
「ついてこい。もっと山深い池に連れてってやる。そんな寂しそうにしてんなよ」
(ギンコは蟲にも平等に優しいんだよね



●6話「花惑い」


ギンコは、旅の途中で桜の名木を見ていくかと行ってみると、1本だけ咲いていない。
その木のたもとに儚い美しさの女性サホがいて、目も見えず、耳も不自由。

 

通りかかった少女は、病の母のために、名医からクスリをもらいにくる。
しかし、その名医は、フシギな桜から出る泡(蟲)を処方していると知って、止めるギンコ。
それは「木霊」という蟲で、五感を奪う。



名医の親族は代々庭師で、「この痛みを除けるならクスリを飲みたいという人もいるんだ」

彼にサホの事情を聞くと、曽祖父の若い頃、桜の中に捨てられていた子で、泡を飲んで育ったため、
10年以上も赤子のまま、両親が死んでもまだ少女。
その後、体を病み、木は桜の花をつけなくなった。その後、サホは喀血する。



ギンコは、代々、桜の木とサホを記した記録を見て、曽祖父でなく100年、150年も前の話と気づく。
庭師の親族は、サホを生きながらさせるために、挿し木をするように、人の体に乗り移らせていた。
あの少女も狙われ、止めるギンコ。屋敷に火を放ち、名木も燃えるが、その最期の瞬間、一斉に見事な花を咲かせる。
サホは急激に老いさらばえ、その後、庭師とサホは村から消えた。





●7話「日照る雨」


干ばつで苦しむ村を訪れ雨を告げる女性テル。テルの予言は当たるが、一所に留まることは出来ない。
生まれた村にも定期的に訪れ、幼なじみのヤスは、テルと所帯を持ちたいと言うがそれは無理だと言う。

テルは雨を降らし続けると、村に病人が増え、テルのせいだと噂が広まり、村を出てから放浪の旅をしている。
ヤスは、もう水で村が困らないよう井戸を掘るのに夢中になって倒れる。

ギンコは「追っても追いつけないものに追いついたことはないか?」と聞く。
ヤスとテルは小さい頃、「逃げ水」(蜃気楼?)を追って、「雨ふらし」という蟲が体内に入ったことが原因だという。
「雨ふらし」はとりついたものの涙や汗を集めて雨を降らせる。



「流れものの蟲に対処法はない。だが、寿命が尽きれば元に戻れる。
 ヒトが死んだのも、あんたのせいでも、雨ふらしのせいでもない」

「いつか本当の涙が出たら、土に上に根をおろそう。それまでは雲のように流れてゆこう」



●8話「風巻立つ」
 

どんなに風のない海でもイブキという男が口笛を吹くと風が起こる。
ギンコは「鳥風が見えるのか? オレたちは専用の笛がないと鳥を呼べないが大したもんだな」と感心するが、
「夜にはけっして吹かんことだ。悪いことが起こる」と忠告する。

イブキは親方に正式に雇われ、次の港は里の近くだということで、高価な土産物を買って、つい浮かれて夜に口笛を吹いてしまう。
すると、波が荒れ始め、船に無数の穴が開いて、沈む。
幸い、小船でみな岸に着いたが、賃金はもらえず、母に土産を渡すと「そんなもんじゃ食えやしない。質に入れておいで」と言われる。



傷ついたイブキは、また夜に口笛を吹く。母は病に倒れ、ギンコが見ると、家中に穴が開いて、
そこからヨビコ(蟲)が無数に入ってきていた。ギンコはで蟲を本来の居場所に戻す。



「なぜ、夜に口笛を吹いた?」
「だって、なんでオレばっかり。母はほんとの母親じゃないんだ・・・」
「周囲を巻き込むだけじゃなく、お前も戻れなくなる。お前も言ってたろ、蟲にも都合があると。
 朝に鳥風を呼べ。ヨビコは鳥風の好物だからな」

イブキは朝方、鳥風を呼び、家が崩壊するくらい鳥風は大量のヨビコを食べて行った。
それきりイブキは村に戻らなかった。


この人誰だったっけな。シリーズ1に出てきてた記憶があるけど。いつもギンコの持っている珍しいものをコレクションに加えたがるw



●9話「潮わく谷」
 

雪山で足を怪我したギンコを救った男ホウイチ。ここいらは昔痩せた土地だったが、開墾して緑豊かになったという。
「オレは並外れて体が丈夫なんだ。昼夜働いても平気だ」
ワケを聞こうとすると、「関わらないでほしい」という祖父。



「蟲のせいだ。少し休んだほうがいい。もう限界を超えてるはずだ」
「オレが産まれて母さんは死んだ。父さんから母さんを奪ったのはオレだ。だからまだ働かなきゃならんのだ」

ギンコは祖父に蟲下しを預けて「明朝、ここを発ちます。飲ませるかどうかは任せます」

ホウイチは、とうとう疲労で倒れる。祖父は事情を話す。

 

「わしらは貧しくて、母さんは乳も出なかった。ある日、森で白い池を見つけ、それを飲んだ母さんは乳が出るようになった。
 その後、泉は消えた。それからホウイチはすくすく育ったが、母さんは弱っていった。指を切ると白い乳が出た。
 母さんは“この子にはけっして話さないでおくれね”と言って死んだ。その涙も白かった」



「オレの体は、母さんの血まで吸っていたんだな。でも、この力は手放すことはできない。ボクにも守るべきものがある」

数年後、厳しい冬に再びギンコが訪れると、土地は痩せていたが、家族の賑やかな声が響き渡っていた。



●10話(最終話)「冬の底」
 

そろそろ春が来ると読んだギンコは、数日間山にこもることにした。
だが、翌朝目が覚めると、あたりは雪景色。隣りの山だけ春。「どうなってんだ?」
歩いても、歩いても元の場所に戻ってしまい、「山が閉じている。ここの主は・・・?」


カメさん

ギンコを沼にひきずりこみ、その中でも呼吸ができ、他の動物たちも冬眠している。
いつしかギンコも眠る。沼から出ると春。「山が開いたんだ」

 

ムシタバコ(いつもタバコを吸っているのは、蟲避けのため)も湿って全滅。
狙いはギンコの持っていた光酒だったと気づく(主は頭がいいねv




●特別番組「蟲語 第二夜」(SPは47分
最古の蟲師「ミナイ一族」の4代目クマドは、少年の頃に祖父に蔵に閉じ込められる。

「見えるようになるまでここにいろ。憎みたければ闇を憎め。わしを憎め。
 今に見えるようになる。ここは“オドロの道”。蟲の通り道。蟲の世と我々の世とのつなぎ目じゃ」

 

闇がうねると泣くクマドに、祖父は
「それは蟲ではない。お前のココロが生み出した幻じゃ。もうじきお前を律するものが消える。魂と呼ぶのが近い」
「それがなくなってもオレは生きてるの?」
「ちゃんと代わりのものを入れてあげるよ」

幻は消え、蟲が見えるようになり、白い煙?が少年の中に入る。
「これが“オドロの道”の本当の姿だ」

原料を仕入れるギンコ。


  

代々その身の内に禁種の蟲を封じてきた狩房家の娘・狩房淡幽(かりぶさ たんゆう)から、
「クマドを助けてやって欲しい」と頼まれ、山中に蟲の異常が出たというはなれ里に行く。
狩房「ミナイの者には、欠落している者もいる」



クマドに会うが「蟲に情をかけているとか。半可者は立ち去れ」と邪険にされる。
“オドロの道”に入って調べるというクマド。
「オレには故郷みたいなもんだ」「そりゃお気の毒に」

時折り狩房のもとに戻るクマド。彼の魂が消えていることを心配する狩房。
「私はあの丘の向こうすら見たことがない。クマドが羨ましいよ」
「どこまで行っても同じですよ」

夜、狩房は不自由な足をひきずって丘の向こうを見るが、やはり同じ丘が続くだけだった。

「どこへ逃げてもおんなじ。クマドの言う通りだな」

朝になり陽がさすと「キレイだな」「ハイ」
「クマド、お前は本当にクマドか?」「オレはオレです」



“オドロの道”の入り口には主がいないため、蟲が行き来自由となり、入り口は日々広がっている。
そのため、蟲とヒトの境がなくなり廃村が拡がっていたのだった。天変地異が起こる可能性もある。

クマド「ここで食い止めるのみ」
ギンコ「入り口をふさぐのが先だ。何か巨大なヤツがいる。死ぬ気か!?」

 

巨大な手のようなものがクマドを襲うが
「お前らの欲しいものは、とうの昔にくれてやったろうが」

今度はギンコが襲われる。クマドは口から白い煙を吐いて、巨大な蟲を倒す。
「森が開けた・・・」

クマドは再び魂が抜け、その体内に白い煙を入れて意識を取り戻す。
ギンコ「そんなことを身内に繰り返しているのか!?」

ギンコは「サネクイムシ」(魂を食う蟲)から助けてくれた礼を言う。
クマドは狩房にも報告する。

「悪い予兆か?」
「なんとも言えません」
「私は生涯、この蟲と連れそう覚悟は出来ている。我々は一人じゃないんだよ」




松岡修造 ほか

伊達公子

$
0
0
テニス名試合まとめ


いまだ日本女子テニス界を引っ張っている彼女はすごい!

最強グラフを敗ったことで世界にも注目されたけれども、4大大会タイトルがとれなかったことは残念。
でも、錦織圭くん以前に、日本人女子選手で自己最高世界ランキング4位まで行った経歴は、これからもしばらく更新されそうにない。

日本女子選手は、新芽がなかなか育ってない気がして心配。
そのために、松岡修造さんも、伊達さんも、ジュニア育成ほか、
自分たちが頑張る姿を見せて、子どもたちにテニスの素晴らしさを伝えようと必死なんだ。











モニカ・セレス

$
0
0
テニス名試合まとめ


グラフ最強の時代に、突如現れた少女。

両手打ちバックハンドは強烈で、打つたびにものすごいうなり声を出すから、
「試合に集中できない」と他の選手からクレームをつけられたりしてた

セレスのイチオシの名勝負は、グラフとの全仏。
2人の戦士が、1人の人間が出し得る限界を超えたエネルギーを出し切った素晴らしい試合だった。

セレスといえば、1993年ハンブルクの試合中に、暴漢に背中を刺された事件を思い出す。
映像も写真も残っているけれども、あれ以降は見ていない。

それからしばらくトラウマを抱え、ブランク後の優勝は、さらに感慨深かった。
その後、彼女は生まれ変わったように、勝負へのこだわりから、テニスを楽しむことに重点を置くようになった。

最年少記録は、ヒンギスらに次々と塗り替えられていったけれども、
彼女ほど感動と興奮を与えてくれた選手を他に知らない。











ステファン・エドバーグ

$
0
0
テニス名試合まとめ

1988から2000まで、ノートからこれまで観た名試合を振り返るのは、とても楽しい時間だったv
その後、ぷっつりとテニス観戦をしなくなって、2015年。
錦織圭くんの活躍でふたたびテニス熱に火がついた

テニス名試合まとめのラストに、当時夢中になっていたプレーヤーの記事、写真をまとめて載せることにした。

まずは、エドバーグから。
金髪、青い目、長身、紳士的で、穏やかな佇まい。まさにスウェーデンの王子様

ネットプレーが得意で、ウィンブルドンの芝がよく似合ってた。
彼が今やBIG4のフェデラーのコーチとして、ジョコビッチのコーチ、ボリスと戦っているのは感慨深い×∞



  


 


  


 


  


 


  


  





topics~錦織圭、US OPEN2015初戦敗退

$
0
0
・錦織圭、US OPEN2015 初戦敗退
 



YAHOOの速報の短いタイトルだけを見て、イヤな予感がして、テニスニュースを避けてきたんだけど。
・・・残念すぎ。
まぁ、これまでの歴史の中でもシード選手の初戦敗退は、何度もニュースになってきたけれども。。。


・錦織二世、西岡初勝利
 



その代わりといってはなんだが、この初見の選手に注目大。
男子は着々と育ってきてる気がして嬉しいかぎり。


・雑貨、カタカナシャツ
 
カセットテープ、キテるのかなあ! フロッピーも懐かしい!


変T好きには、外国人が着る変な日本語Tシャツも好きだけど、逆輸入ver.かあ!


・ディズニーランド60周年@カルフォルニア
 

ディズニーの金儲け路線は好きじゃないが、ウォルトさんの初心の愛には共感。

 

以前、派遣先の友だちがディズニーマニアで、私は好奇心の塊で雑学王を目指してるため、
世界中のランド巡りをしたことがある。
2005年に開園した香港以外、東京、LA、フロリダ、フランス。

アメリカ文化を鼻で笑うフランスのランドが一番ひなびてたなw
その赤字補填を東京が担ってる感じ。とにかく、どんどん新しいサービスを提供して、飽きさせないもんね。

 

 
こういうカップケーキをさまぁ~ずが食べたら「甘ーーーーーーーい!!」てなるよね/爆


・はに丸がCMにも!

「タイムスクープハンター」の要潤さんと共演(この番組は見た事ないけど


追。
ついにブログの最高ランキング更新。


『アンフェア』効果おそるべし/驚


***********

以前から、クリニックの担当医が
「認知行動療法の1つとしてリラクゼーションがいい。中でも呼吸法はとてもいい」
と勧めていて、自分でも呼吸が浅いと分かっていて、深呼吸が出来なくなってしまったから、
ずっと前からやってみたかったヨガやプールのエクササイズが近所でできないか探したら、
あったので電話でシステムを詳しく聞いてみた


水曜が定休日。

見学は、いつでも無料。予約必要なし。1人で好きなプログラムを見て回る。

体験は有料。1620円。予約必要なし。
 持ち物は、動きやすい服装+室内用履き、タオルなど。有料で貸し出しあり。
 プールに入る場合は、化粧を落として、水着、キャップを着用。
 場合によってはゴーグルも必要だが、ゴーグルだけは貸し出しなし。

全部の施設が使い放題。定員数は決まっているが満員になることはまずない
 プログラムも予約なしで、参加可能。途中から参加は出来ないため、スケジュールを確認すること。

「トレーニングプラン」の人は無料で、ジムの使い方等を教えてくれる。
 「パーソナルトレーナー」はマンツーマンで、その人にあった運動を指導(リハビリなど)有料。

料金プランは、今なら9、10月のふた月分が10900円のキャンペーン中。
(でも、先々月からHPを見ているかぎり、ずっとキャンペーン中ぽいw

昼間のみの「デイタイム」は8316円と若干お得。

支払い方法は、銀行からの引き落としのみ。クレカ、現金、分割はなし。
 銀行のATMカードをスキャンするってなんだかなぁ・・・
 毎月27日に翌月分が引き落とされる。日割り計算もなし。

1回ずつの利用はできない。

朝から夜まで1日中いる人もいるらしい/驚
その際は、食事の持ち込みは自由。出入りも自由だから、外で食べる人もいるとのこと。


ひと月にどれだけ行けるか分からないから、日割りがないなら、契約するなら月はじめがお得だな。
でも、9月って連休が多いから「デイタイム」には不利かも?
とにかく、一度見学に行ってみよっと。




「lyrics」もアップしました。



スマホQ&Aコーナー part6

$
0
0
【ブログ内関連記事】
au電波状況確認
スマホ料金プラン
スマホQ&Aコーナー part5

他にもちょこちょこau+KDDI絡みの記事は書いてるけど、まだまだ続きそうな予感のするこのコーナー


「LISMO」で楽曲を購入して「着信音」に設定する
電話の着信音と、メールの着信音の区別がつきにくいから、変えることにしたんだけど、
自分でやってみてもどうもうまくいかない。

まず、「LISMO」で検索すると「シングル」or「着うた」を選ぶ画面になる。
電話の場合、すぐ出るか、出ないなら10秒で「伝言メモ」メッセージが流れる設定にしてあるから、
シングルを買っても、丸々1曲聴くって状況がないよね?

でも、「シングル」は視聴可能だけど、「着うた」には視聴するところがない。
知らない曲はもちろん、知ってる曲でも曲のどこが使われるのか先に知りたいじゃん?

もう1点は、「購入」を押すと、Cメールで「au ID 2段階認証」の通知が来て、
URL上でau IDを入力したら、、、やっぱり入れないんだな、これが
一体、何回はじかれて、替えたことか。。。

で、やっぱりまた「auスマートサポート」の「リモートサポート」を利用。
たしかに「着うた」は視聴不可能なことが分かった。

サポーターさんいわく「最近はシングルで買う方が増えて、着うたを買われる方は減っています」
「え、そーなんですか?」
「好きな曲だけ買うほうが、アルバムを買うより安く済むので」
・・・論点がズレていますよ。

次、「2段階認証」について。
au IDが拒否られることを確認すると、「2段階認証なので、2回入力する設定なんです。不正アクセスを防ぐために」
いや、それにしても「IDが間違っています」ってエラー表示は出ないのでは???

で、「IDを忘れてしまった方に」を押して、IDがすでにあることを確認してから
もう一度「2段階認証」でIDを入力したら、やっと次の画面にいけた。謎は深まるばかり。

ちなみに、「LISMO」購入時は、「WiFi」を外せば、有線?での接続だから「2段階認証」は求められないという。
でも、「WiFi」を消してしまうと、今度は「リモートサポート」が使用不可になってしまうという。ううう・・・

じゃあ、もし今度、「LISMO」購入の際には、その時だけ「WiFi」を切ればいいのね。
そうすると、すぐに購入画面に移るらしい。

ここでも疑問。
いっぱいあるポイントをこんな時に使いたいんだけど、自分でやった時はその選択肢が出なかった件。
「ポイントを使う方はこちら」の画面が、サポーターと一緒にやった時には出てきた。うう・・・


電話の着信音を設定
とにかく、購入したので、あとは着信音に設定。
電話は、個人設定はできず、誰からかかっても1曲のみ。
メールは個人設定が可能ということで、面白そうだから、そのやり方も聞いた。

「設定」→「音/バイブ/LED」→「着信音」→「サウンド」→左上の三本線→「着信音選択(LISMO)」
→「楽曲から選択」→曲を選択→「OK」

この時、「OneDrive」からも選べると分かった。
注意するのは、真ん中の線から上は「サーバー」(使用権保護がかかっている)
線から下はアプリ(本体に入っている)ので、下の段の「OneDrive」から「ファイル」→「music」→曲を選択

ん? てことは、わざわざ買わなくても手持ちの音源で着信音は変えられるってことか。
いくら金儲けの手段を変えても、抜け道はいくらでもあるんだ


メールの着信音を設定

※最初だけ、なにか設定が必要だった
メールを開いて、右下の3つの点を押す→「Eメール設定」→「通知設定」→
「基本通知設定」(誰からきても同じ曲)と「個別通知設定」がある。

→「新規設定」→「アドレス帳引用」→メルアドを選ぶ→「着信音」→「その他」で「OK」
→下の段の「OneDrive」から「ファイル」→「music」→曲を選択

戻って、連続設定可能。


ほかにも着うたのおすすめアプリはあるか?
A:「ミュージック.jp」? など

※注意:auと提携しているのは「LISMO」だけなので、他社のだとポイントが使えない。



「デジラ」アプリをDL
KDDIから突然「日ごろのご愛顧に感謝してデータ容量をプレゼント(今回1GB)」ってCメールがきた。

なんだか分からないが、無料だからって「デジラアプリ」てのをDLして、開いてみたら、
「残データ量は2.94GBです」と書いてある。。。意味不明???

聞いたら、私は2GBのプランに入っていて、そこに1GB足されて、2.94GBになったという。
でも、有効期限が60日間と決まってて、使わないとチャラ。

そもそも私は、2GBすら使ってないのでは?と調べ方を教えてもらった。

残データ量をしらべる
アプリの「auお客様サポート」→オレンジ色の三本線「MENU」→「データ通信量」→
「今月のデータ通信量」の下に「前月ご利用のデータ通信量のご確認はこちら」→
なぜかもう一度「前月ご利用のデータ通信量のご確認はこちら」

前月分(8月)の使用量は、0.34GBだった。
全然、使えてないじゃん/驚

理由:
1.家でWiFiで使っていると使い放題だから減らない
2.動画、ゲーム、Eメールでの画像送付などやらないため

サポートの方に「お客様にはあまり必要のないプレゼントでしたね」と言われた。


通知パネルの余計な宣伝を消したい
前回も聞いたんだけど、まだ「アップロードしていないアプリが6個あります」て毎日来る。迷惑メールみたいだ
「設定」→「オートアシスト」→「お知らせ2次通知」を「OFF」だっけ?

なにかしら設定して、「もうこれで来ませんよ」と言われて安堵したんだけど、
今日も「アップロードしていないアプリが6個あります」て来た。
やっぱり迷惑メールみたいだ

「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #18」

$
0
0
「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3」
出演:内村光良、田中直樹、西田尚美、星野源、石橋杏奈、臼田あさ美、ムロツヨシ、塚地武雅


OPの曲の声って、いつも田中さんの声に似てるなぁ~て思ってるのは、私だけ!?

「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #18」

「囲み取材」
 
ゴルフを勧めるギャル、略してゴルギャルのPRをするアイドルにつっこむゲス。

「ほんとは金持ちのオッサン捕まえて、仕事に結びつけるためなんでしょ?」「違いますよ!」
「ウーソーダーネー! 自分では何の準備もしないんでしょ?
 家賃聞けば、どんな悪さしてるか分かるよ。都心で何十万? ん?ん?」

思わず「18万です!」と答えて、マネージャーに注意され、過剰に怖がるゲス。
「コワイ、コワイ、コワイ、コワイ!!」

 
塚地くんの影に行って「いつもボクを助けてくれてありがとう

源「すごい好かれてますね」w




「モグラに育てられた男」
 

社長の息子だというだけで仕事をしない男に対し、「私は今仕事がないけど、やりません!」と土橋は断固拒否。
「オヤジにゆってクビにしてやる!」

 

「ここで働いているのは、お客さんのためです」(あれ?前回のコントとかぶってないか?

毎回、「自分、モグラですから」に「モグラではないんだけどね」とつっこむムロさんw


「プラス車掌」
今回のプラスは「LIFE!の真実」。

 

塚地くんの入り時間が毎回遅れるので、本人に内緒に30分早めに伝えたら、間に合うようになったと教えられる源くんw
アンナちゃんのショットが他の人より多い。理由は「美人だから!」
ムロさんは、妖怪のフンドシの下にTバックを履いている。「Tバック&Tバック」w




「ラストお父さん」
 

東京の美大へ行きたいという娘に反対する父を説得する担任。
父は説得できても、ラストお父さんは納得できない。
「大学など所詮遊びに行く所!」

 
なぜか笛を渡されて、一応吹こうとして「吹けないよ!」とノリツッコミ/爆


「内村presents LIFE!チョイス」


日ごろから「卵最強説」を唱えるウッチャン。
超一流シェフが、究極の定番卵料理を大胆にアレンジする(定番は定番のままでいいと思うよ

 

しかし、ルールが!


「オレ、明日、人間ドックなんだよ! 最後の飯と決めてきたんだよ!」

 


結局、多数決には負け、作った卵かけご飯は、なぜか田中が食べた。収録時と同時に作ってたんだね/驚


「色あせない夏」
同窓会後、キャッチボールをする男性2人。
「サワコ、どうしてるんだろうなあ。お前も好きだったんだろ?」

ボールが隣りの家のガラスを割り、謝りに行くと、当時の恐いおじさんがまだ健在で喜ぶ2人。
しかし、そのおじいさんを「あんた」と呼ぶ奥さんは、サワコだった。

塚地「とにかく・・・コワイ」



「修羅場」
カレシの時計を質に入れる女。「それ、父の形見の腕時計なんだぞ!」と怒ると、

 

「大事なものを失って初めて成長できるんじゃない?」

「モノでしかつながれない絆じゃ、本当の絆とは呼べないよ!」

しかも、そのお金は新しい男に貢いで、それでエレキを買うつもりだという。それに反論すると、

 

「どんな芽だって、水をあげなきゃ花は咲かないんだよ!」

 

さすがにこの3連発は本当に痛そう・・・「イタイっ!」てゆってるし。

 
でも、最終的には「いい女でしょ?」てどっちもどっち。塚地くんからの一発もありw

***********



以前、源くんが工場で入手したカセットテープにラジオコントを吹き込む企画。
ブログに書いたけど、アプリに慣れず、予約に失敗して聴けなかった・・・無念。

 

「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #17」

$
0
0
「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3」
出演:内村光良、田中直樹、西田尚美、星野源、石橋杏奈、臼田あさ美、ムロツヨシ、塚地武雅




「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #17」

「女マン」
 

仕事でデートの約束を忘れていた男を叱る女マン。
ム「なんだ、その舞い」w

思わず突き飛ばすと、「いったぁ~い!」「おねえ出ちゃってんじゃん」
「いや、女マンだ。オンデマンド」爆


「カッツ・アイ」
 

とうとう拘留されたカッツ・アイ。父が迎えに来る。
巡査「とにかく夜中にあんなレオタードでギョッとしましたよね。何を聞いても割愛するし」

行ってみると、鉄格子を1本抜いている3人。
父「脱獄する気!?」

 

父とは縁を切ったという3人。煙幕で逃げようとして、自分らもむせるw


「個性を伸ばす」
 

前コーチとうまくいかずに悩む転校生に「投げてみろ」という新しいコーチ。
やたらタメが多いフォームに「面白いじゃないか」と言われて自信を取り戻すも、
他の選手も皆変なフォームで「前よりだいぶ面白くなってる、その調子だ!」
(モンティ・パイソンの「シリーウォーク」みたいw

 

 


「囲み取材」
マラソン大会のキャッチコピーを発表するコンセプトプランナー。

 


ムロさん、なぜホクロ書き足した?爆

シンプルすぎるコピーに早速ツッコムゲス。

「そのコピー、どうせ5分くらいで考えたんでしょ?」
「お金のために仕事してるわけじゃない!」と反論しても聞いてない。

「ラーギャ」「シーズボでしょ!?」とギョーカイ用語連発。

塚地くんに「あれ?痩せた?」


「ゲス、今日で生まれ変わります。人はなぜ生きているんでしょう」
「気持ち悪いよ、警備員ーーー!」

ゲスさんのキャッチコピーは「ゲスれ!」爆


「みんなで踊ろう! イカ大王体操第2」
 

前回、登場しなかった他のキャラクターが踊った。



カッツ・アイのアサミちゃんは、アクション女優志望なのに、合ってないよww
 





「ロミオとジュリエットとタニカワ」
 
ジュリエットを呼びに来たロミオ。

突然、隣りからおじさんタニカワが出て来て「いないよ。夕方出かけてった」
「お前、好きなんだろ? パン食べるか?」「なかったわ」w
「ジュリエットもお前と結婚したいと思ってるよ」と応援。


「妖怪どうしたろうかしゃん」
 
同僚を気遣う源くん、サラリーマン姿もハマってる

そこに現れた妖怪。
「夜もオフィスに残っているお前らをどーしてやろーか、シャアアアアア!」



「まさかシステム終了して返すつもりだな」
なぜかOLのように手際がいい妖怪。

 

「あいつ女子だったのか?」爆


「保存名はどうしますかシャ?」

次は無茶ぶりコーナー。
「初めてキスした時のことをこと細かに説明するんじゃないだろうな?」(なんだか可哀想になってきた

 

ム「中2の時、杉山神社で、帰らない彼女の服を引っ張ってキスしたシャ」
源くんは、アンナちゃんに「どう?」と感想を求めるが無言。

「話したのに、なんだこの空気シャアア!」
「まさか、この空気のまま出ていくんじゃ」


「ほんっと、お前覚えとけよ!」

改めて、アンナちゃんに「どう?」と聞くと「イヤですね」

(今回は、どれくらいカット編集されてるのか気になるww
 源くんは、サケの頃のハマケンと同じ扱いをしてるのでは???


「帰ってきた麺紀行」

第2シーズンは、町の紹介は控えめにして、麺を追求するという西田さん。

今回行ってきたのは青森。とにかくイワシでダシとりまくりで、食レポにやたら女優業をからめまくる。
2軒目ではなぜか衣装替え。最後の締めも衣装替わってたw

 


「何のために」
「自分はこの仕事向いてない」と辞表を出す女性。引き留める同僚。

 

上司「仕事は何のためにやるものだと思う? 会社や自分のためじゃない。社会のためなんだ」

それを聞いて、仕事を続ける決心をする。
それは、社員通用口の明かりをON・OFFする仕事。

ム「しまった、猫だった


「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #19」

$
0
0
「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3」
出演:内村光良、田中直樹、西田尚美、星野源、石橋杏奈、臼田あさ美、ムロツヨシ、塚地武雅



地球の未来を決める総選挙投票日。
この日ばかりは、私もテレビの前に正座する勢いで投票しましたv

「LIFE!~人生に捧げるコント~ season3 #19」

「女マン」
なにも言わずに茶碗を出しておかわりを要求する夫に「あなたっていつもそう!」と怒る妻
そこに現れた女マン。


「プラス車掌」
今回、プラスするのは「公約」。

ウッチャンが今気に入ってるキャラは「女マン」? そのままの衣装で弁当を食べていたそう。
「いや、たまたまだって!」

西田さんは、麺紀行は余暇だったという証言が浮上。

アンナちゃんは、アイスが大好きで「アイスになりたい」と母に言った。
公約は「今年中にアイスになります」

ムロさんは、トークコーナーで盛り上げようとツッコむのはいいけれども、
「一発で仕留めてくれ。言うなら言う。言わないなら言わない」



 
公約は「そろそろテレビの作り方を覚えます」(お笑い芸人じゃないのにね



「宇宙人総理」
 

みんな生コントに緊張して噛みまくりで、冷静なのは男性アナウンサーのみ。
そのたび「緊張されていますね」とフォローw



千葉15区の小津えるは、
「2020年、東京オリンピックの翌年、2021年に宇宙オリンピックを開催します!。それも毎年やる」とか
「横浜港をUFOの離発着地にする」など、魅力的な公約を次々付け足し、
アイドル候補の姫子も、負けじと付け足していくが、結果は小津える氏が当選(私も彼女に投票v

 





 

 

 

神奈川21区では、香取氏が「この選挙に負けたら、総理は宇宙に帰ってしまう」と失言し、
謎の棒でみんなの記憶を消す。

なんとイカ大王様まで急遽参加して、「当選したら、相模湾にイカ大王スタジアムを建てる!」と言って、ダントツで当選!
「本人が一番驚いている模様です。午後2時入りだった他の2人は出番はこれまでです」とアナww
(ちなみに私は、ムロさんに投票。残念だったね。あんなに体張ったのに

 



ついに党首討論で、最初は人生党圧倒的有利だったのが、宇宙人総理が喋れば喋るほど、なぜか五分五分に。危うしっ!

 

安達議員は「当選したら、宇宙人疑惑の有名人の名を明かします」と言う(誰だろう???
逆に宇宙人総理は「負けたら、わが星に帰ります」
安達「認めましたね!!」



結果は、僅差で人生党の勝利。
ウッチャン「あっぶねー!」て素w
安達「地球から出ていきたいです」
(コレって幾通りものパターンのセリフを覚えたってこと?

【臨時ニュース】
富士山麓にUFOが降りたとのこと。

 

宇宙人総理、香取、小津は、地球最初の移民を迎える。
それは、宇宙人総理の母(樹木希林さん)だった(人生党が負けたら、この出番はなし!?

 

「過ごしやすそうな星ね。でも、出迎えはたった3人? 全員が歓迎してるワケじゃないのね・・・」

とガッカリして帰ろうとする母を必死に引き留めるが、結局、母は帰ってしまう。

 
(UFOは特撮??? 大掛かりだったなあ/驚


「全国民の理解を得ようじゃありませんか!」



『むしのほん』(河出書房新社)

$
0
0
『むしのほん』(河出書房新社)
エドワード・ゴーリー/著 柴田元幸/訳
発売日:2014.12.03

最近はずっと、気になる作家や作品をネットで検索して、図書館に予約して読んでいたけれども、
先日は、時間があったので、久々、近所の図書館内をくまなく見てみたら、なんと
ゴーリーの新作発見/驚×∞

去年出てたのかあ、知らなかった。。。でも、どんどん新刊が出されていくのは嬉しい
柴田さん、河出書房新社ありがとうございます/礼
こないだ「あさイチ」のエンタメ紹介でも、大人向けの絵本として『うろんな客』が紹介されていたしv


【訳者あとがき抜粋メモ】
本書は1959年に刊行。ゴーリーの5冊目。
100冊を超える著書を遺した中では初期に属す1冊。

1953年。ゴーリーは、良質の文芸書を多数揃えていた「アンカー・ブックス」のデザイナーをしていたが、
本書の刊行と前後してそこを去り、古典的児童書の復刊を目的として創立された「ルッキング・グラス・ライブラリ」に移籍。
本書は、そこからxmasギフト本として作られた(!)

『蟲の神』(河出書房新社)とはいろんな意味で対照的。
「蟲」はinsect(昆虫)だが、本書の「むし」はbug(虫、主に甲虫系)。

本書は線もごくシンプルで、しかも珍しいことに色がついている(とってもカラフルな蟻?

ストーリーは、色の虫たちが団結して黒い虫を退治して共同体の平和を取り戻す。
本国アメリカでは「だれとも親戚でない」悪者が「黒い虫」という点が人種差別として問題視され、
ゴーリーとしては不本意な批判を浴びたりした。

ヴァニラ画廊の講演で朗読したところ、
“『蟲の神』も怖いけれども、みんなで1匹の虫を排除する本書も別の意味で怖い”という感想を頂戴した。同感である。
カラフルな虫たちをゴーリーが肯定・是認した根拠もまったくない。むろん、否定・批難している根拠もないが。

【ブログ内関連記事】
濱中利信コレクション ~エドワードゴーリーの世界2@銀座ヴァニラ画廊

登場人物の価値観=作者の価値観ではない、という当然ながら、しばしば見逃される点を感じ取って頂けて、
訳者として大変心強かった。

ゴーリーは、その後、これと同じようなタッチの本を1冊も作っていない。

「作家別カテゴリー」に追加しました。


▼あらすじ(ネタバレ注意
昔、青い虫が2匹いて、ふちの欠けたカップに住んでいた。


青い虫といとこの赤い虫も3匹、近所の青い瓶に住んでいて、中にいると、味わい深いすみれ色に見えた。


青い虫と赤い虫といとこの黄色い虫は、少し離れた草の上に住んでいた。


みんな仲良しで、よく一緒に出かけていた。

そこに、誰とも親戚ではない黒い虫が現れ、一応仲良くしようとしたが無理だった。
黒い虫はパーティを邪魔したりするので交流が絶たれ、虫たちは秘密の会合を開いた。



崖にのぼり、大きな石を、下で罵詈雑言を浴びせている黒い虫に向かって落とすと、下から恐ろしい音がした。
見てみると、黒い虫はぺしゃんこに潰れていた。



虫たちは死体を封筒に入れて、石にたてかけた(驚



その後、パーティを開いて、楽しい時を過ごしたのでした。




「水曜歌謡祭」最終回に田島貴男さんが出演

$
0
0
「水曜歌謡祭」最終回に田島貴男さんが出演


田島さんは、184cmの長身で、スーツでビシッとキメてカッチョよかった。
その他の出演者も豪華。昭和の名曲が時系列に紹介されて、懐かしかった。

♪ルビーの指環(1981年)
act:田島貴男×増田貴久(NEWS)×Flower(藤井萩花・佐藤晴美・中島美央)

歌った曲は、当時ほんとにコレしかかかってなかったってくらい聴いたヒット曲。
司会の渡部さんもゆってたけど、カバーしても田島オリジナル。
田島さんはキーが高い?からかな、どっちかというと、私はピチカートの頃を思い出してしまった。

 

途中からセクシーな女性ダンサーも加わって、最後までキメキメだった。

 

私はたぶん「水曜歌謡祭」はこれが初見な気がするんだけど、田島さんは常連さんだったのね。
数々の名曲を歌ってきたって言ってた。見れなかったのは残念。

 

で、番組終了~!といいつつ、金曜日に移るのねw





追。


ツイッタでは、池上本願寺で開催されたイベントがつぶやかれてた。
今年はいろんなフェスや、野外イベントが雨の中で観るほうは大変だね・・・
昔、スカパラのどしゃ降りの野音の時は伝説だって感動したけど、今はムリです
イベンター側も、昨今の温暖化&異常気象に合わせた対策も必要なのでは?
いろんな世代が観たいだろうに、観客が長時間びしょ濡れじゃねぇ・・・

『子どもたちの遺言』(佼成出版社)

$
0
0
『子どもたちの遺言』(佼成出版社)
谷川俊太郎/詩

谷川俊太郎さんがゲスト@あさイチ

「あさイチ」で紹介された本書を図書館で見つけて、早速借りてみた。



生まれたての赤ちゃんから、成人式までの子どもの成長過程に合わせて
写真と詩の時間が絶妙に進んでいく。

年齢ごとに、そのコに同化して書いてるってスゴイ!!
実際、取材をして書いたのか、想像力、記憶から書いたのか?

読んでいると、男女の違いすらあれ、一度は自分も通り過ぎたはずの時間でもあり、
私の両親が見て、育ててくれた時間でもある。

子どもの過ごす一瞬は、大人よりはるかに濃密で、速くて、儚くて、大切なものだと改めて実感。
同様に、大人になった今の時間も、濃密で、速くて、儚くて、大切なものなんだってことを、
私たちはつい忘れてしまっている。

仕事に追われ、天気やら、あらゆる小さな心配事に気をとられているうちに。



写真の力も強いなあ!

少年の背中に光る水の粒。日に焼けたなんとも言えないセクシーな1枚。


少女のスベッスベの肌にも見とれる。
なにもメイク、ヘアスタイリング、ファッションコーデなんかで悩まなくてもよかった時代。
その季節に合った格好で、気にせず、校庭でサッカーしたり、鉄棒の練習をしたり、
なんにもない広場で、ただただ走っているだけで幸せだった頃がよみがえる。

10代半ばのココロは、いちばん複雑だ。
奥底の、自分でも掴めない気持ちを、平易なコトバで書き表した時、
これを読んだ、同じ年齢の子のココロにストレートに響くことだろう。


何の意図があるのか、後半には詩だけが載せられている。
谷川さんの詩あってこその本だけれども、
やっぱり目からの情報のインパクトもあっての感動だと分かる。

それはカメラマンが命懸けで、無になって、被写体のありのままの「今」を切り取っているから。
それは谷川さんの詩とぶつかり合って、完璧に1つになっている。

いま、本書が私の手許にある、フシギな偶然と必然に感謝/礼



【内容抜粋メモ】

「もう まだ?」

わたしは三歳です

お母さんがいますけど
お化けがこわいです

お父さんもいますけど
地震がこわいです

でもお金がないのはこわくない



「幸せ」


わたしは幸せです
でもわたしが幸せなだけでは
世界は良くならないと思うのです
違いますか?



「もどかしい自分」

生きているってこういうことなんだ
さびしい自分 不安な自分
でも何かを待ってる自分
もどかしい自分
そいういう自分をみつめる自分



「いや」


いやだ と言っていいですか
本当にからだの底からいやなことを
我慢しなくていいですか
我がままだと思わなくていいですか

大人って分からない
世間っていったい何なんですか
何をこわがってるんですか



「ゆれる」



「きみと」


いくら働いても手に入らないものがある
お金じゃ買えないもの
どんな力も奪えないもの

疲れてくると問いかけるのも忘れてしまう
新聞を読むと テレビを見ると
この世界がとんでもなく醜く思えてしまう



「ありがとう」


誰だろう 何だろう
私に私をくれたのは?
限りない世界に向かって私は呟く
私 ありがとう





【谷川さんあとがき内容抜粋メモ~子どもの身になって】
私は七十七歳の老人の目で客観的に見ているのだが、
見ているうちに、主観的に同化してゆくことがある。

これは感情移入ではなく、意識の下のほうの、言葉になっていないあたりにひそんでいる
子ども、若者の波動が言葉になってもたらされるというのが近いかもしれない。

年を取るにつれて、子ども、若者の身になって詩を書くほうが書きやすいと思うことが多くなった。

大人の言葉がだんだんデジタル化してゆくのに反して、
子どもの言語はアナログにとどまっている。

からだ全体から、表面じゃなく底のほうから発せられる言語のほうが詩に近いからではないかと思う。

この連載詩は、はじめ私が子どもたちに向かって遺言を書くという発想だったが、
むしろ死からはるかに遠い子どもが大人に向かって遺言するするほうが、
この時代ではずっと切実ではないかと思って逆転させた。

生まれたばかりの赤ん坊に遺言されるような危うい時代に私たちは生きている。



【田淵さんあとがき内容抜粋メモ~僕のスタイル】
カメラマンは体力がなければやっていけない。
子どもたちを撮るときは特に痛感する。

0歳~20歳までの子どもたちを、約1年にわたって撮りおろしていくというのだから(驚

子どもたちを撮るとき、僕は心がけていることが2つある。

1つは、子どもたちと正面から本気で向きあうということ。
もう1つは、逆に、傍観者に徹するということ。


『蟲師 続章』2期(ネタバレ注意

$
0
0
『蟲師 続章』2期(ネタバレ注意

『蟲師 続章』1期(ネタバレ注意


▼あらすじ(ネタバレ注意

●11話「草の茵」
少年時代のギンコの話。
蟲を引き寄せる特異体質で、いつも自分に集めて、通りかかった蟲師に退治してもらっていたが、
今回は、意識を失っていたところを蟲師のスグロに助けられる。

 

片目が真っ黒な穴のようになっているのを見て「常闇」がいるという。
子どもの頃の記憶がないのもそのせい。一生治らない。
スグロは、ギンコに薬草や蟲避けの知識を教える。

スグロ「山の主にも寿命がある。新しい主が現れなければ、山は荒み、世は滅ぶ。主は“ことわり”の表れだ」

ギンコは森の中で新しい主の卵を見つける。
「これは選ばれたもの。今なら、その力を自分のものにできるんじゃないか?」

 

ギンコはその卵を落として割ってしまい「元に戻るなら、何だってするから!」というと、
光脈の中にいて、輪に戻る古い主。

 

「たぶん、あすこは行ったら戻れない所だ。もともとオレにいていい場所なんてないんだ」

両手が出てきて、割れた卵を返すと、輪に加わる。「オレは戻ってもいいのか?」
スグロに呼ばれ、現実に戻り、ポロポロと泣くギンコ。「常闇」は治っていた。



「この山は閉じねばならんな。お前が会ったのがことわりだ。
 また主は現れるだろう。オレはお前を許すワケにはいかない。
 だが、この世にいてはいけない場所などない。
 この世の全てがお前のいるべき場所なんだ」(スグロ
    


●12話「香る闇」


農夫のカオルは、娘も嫁いで、妻のイクとともに平凡だが幸せに暮らしている。
だが、花の香りを嗅ぐといつも、なにか思い出せそうで、思い出せず、懐かしい感覚になることがフシギだった。



帰りを急ぐ晩、花の香りのする洞穴に入って近道しようとすると、少年時代に戻る。
酒蔵を営む父。そこで働く少年に花瓶を割った罪を着せて、少年は酒樽にすべて穴を開けて村を去る。



桜の時期にイクと会い、その後、結婚。娘が生まれ、嫁ぎ・・・そして、またあの洞穴に戻る。



ある晩、ギンコが雨宿りに来て、「せっかくだから、なにか気になることでもあれば」と聞く。

事情を話すと、「カイロウ」という蟲のせいかもしれないという。
時間を歪めるため、何度も同じ時間を生かされる。何度も繰り返すうちに昔に戻れなくなる場合もある。

「変えたい過去もあるにはあるが、先が見たい。まだ見たことのない毎日が」
「花の香りのする洞穴には二度と近づかないことだ」と忠告される。

また洞穴を見た時、カオルは入らない選択をして、家に帰ると、イクが出迎えてくれて、
「これは初めて見る! これからはずっと新しい毎日がやってくるんだ」と喜ぶ。

ある日、森でイクが谷から落ちて瀕死となる。そこにあの洞穴を見つけ、
「お前は助かる。そして遠い未来にオレと一緒に暮らすんだ」

そして、また繰り返しの日々が始まる。イクもデジャヴを感じるようになる。
(すると、毎回、谷で落ちるところまでを繰り返すのは辛くない?



●13話「残り紅」
アカネは、夕暮れ時に友だち2人と別れて、後ろから子どもの影が見えたので
「一緒に遊ぼう」と振り返ると、そこには影しかおらず、その日からアカネは消えてしまった。



老女ミカゲは、夕暮れ時になると「家に帰らなくちゃ」と言って出てしまう。
森で迷っていたミカゲを家まで送ったギンコ。

夫ヨウキチはギンコに相談すると、「オオマガドキ」という蟲の仕業かもしれないという。
その影に踏まれたりすると、本体と入れ替わってしまう。
そして、その本体はうつし世とは別の次元に行った可能性がある。

実は、ミカゲは、突然村に現れた子どもで、アカネの父は自分の娘として育てた。
ミカゲはギンコの話を聞いて、過去を思い出し、自分がアカネを奪ったのだと言って森で泣く。



「私はずっと幸せだった。私はアカネちゃんを身代わりにしたの。あの子の全部を盗んだの」
「わしには謝らんでくれ。わしもずっと幸せだったよ。お前のお陰での。さぁ、帰ろう、わしらのウチに」

数年後、ミカゲは病死。夫はアカネの影を見る。
「お前、どうしてずっとそのままで! あのコを恨んでるか? ならわしの影を踏んでくれ!」
アカネは去るが、ある日、子どものままで村に戻ってくる。(『X-FILES』みたい



●14話「隠り江」


ギンコは水路の舟から少女ユラを見て、気になり、父に「なにか意識を失うようなことはありませんか?」と聞く。
ユラは病気で、使用人のスミと心が通じるという。「また苦しくなったら呼んでね」

しかし、父はユラがスミにべったりで、他人と交流しないのは逆効果と思い、スミを里に帰す。

「人の意識には見えない蟲の通路がある。この水路みたいに。それを通じて交信できることがある。虫のしらせってやつもそうだ。
 だが、繰り返していると、カイロギという蟲が自分の意思で動き、人は意識が戻らなくなる。当分使わなければ問題ない」



と蟲下しのクスリを置いていくが、「スミがいなきゃ、苦しくなった時どうすればいいの? 怖い!」と飲まないユラ。
(なんだかパニ障みたい・・・

スミは「もうつながりを絶ちたいんです」とユラのためを思って手紙を出す。
「ほんとは迷惑だったの?」と傷つくが、泣いているスミの姿が見えて「私も何か役に立つかな?」
と一人で舟を漕いで行く途中で倒れ、村人に助けられる。



スミは、「クスリ、本当は全部飲めなかったの」
ギンコ「会いに行きゃいいだろ。苦しくなりゃ、また町の誰かが助けてくれるさ」





●15話「光の緒」
ゲンは、村の子とケンカばかりして帰ってくる。父が叱ると
「母さんは病気なんかじゃなく、オレを産んだせいで病気になったから出て行ったんだ!」と反抗する。

 

ゲンは、ムシが見える体質で、納屋で美しく光る衣を見つける。
「きっとコレは見てはいけないものだ。見たというと、また父ちゃんに叱られる」

ゲンには、空のかなたに漂う人型がいつも見えるが、
「あれは天女で、もしかしてこの衣を探しているのかな」



ギンコが来て「その衣はオレがお前に着せたものだよ」という。
ゲンは赤ちゃんの頃、体が弱かったから、衣を着せたのだが、「ちと元気過ぎるかな」と手にクスリを塗っても効かない。

 

ゲンの母ユイは産後に生死を彷徨ってからムシが見えるようになった。
実家で養生していると、庭の木から光る糸が出るのを見つけて、それで子どもの衣を織る。他の人には見えない。
ある日、赤ちゃんから糸が抜けたのを見てから、赤ちゃんはグッタリと生気を失ってしまう。



それは「ヨウシツ」という蟲で、赤ちゃんのうちは必要でみな持っているものだが、
抜けば生きる力を失うため、衣を子どもに着せれば元気になるという。

ユイはもう2年間も魂が抜けた状態。母を初めて見たゲンは「この人はいつも見える天女だ!」



ユイの意識は戻り、ギンコは衣をもらう。もう光は見えなくなったのだという。
そして、ゲンはほかの子どもとも仲良く遊ぶようになった。



●16話「壷天の星」


家に1人で住んでいる少女イズミ。
家には見えない誰かがいて、食事の支度をしたり、大好きな人形を隠す遊びをしてくれる。

「たぶん神さまみたいなものだ。ここはずっと夜。
 あの空の向こうはどこなんだろ? 誰もいないのは、みんな向こうに行ってしまったからかも」

光脈の中にいると「ここは、なにもかもがキレイで、心地良くて、何か思い出すのが億劫になる」



そこに突然「イズミはいるか?」とギンコが入ってきて驚く。
「もう時間切れか」と言って、ギンコは消える。

姉のミズホは、イズミは古井戸の中に星が見えると言って、毎日覗いていて、ある時、人形を落として、
自分も落ちてしまったと話すが、父が底までいっても見つからなかったため、ウソだと言われる。

 

母はミズホの言うことを信じて、毎日、イズミの食事やおやつを用意していた。
ギンコ「同調する時間はわずかです。煙があがったら、名前を呼んでください」


逃げるイズミに「ここはお前のいる場所じゃない。あの空の向こうで待ってる家族がいる」

木を燃やすと、空にのぼり、母と姉の呼ぶ声が聞こえ、イズミは記憶を取り戻し、気づくと庭に戻っている。


父は心配なため、井戸の神さまが息ができるよう棒をたてて、岩で埋める。
イズミはその棒から光る蟲「イセイ」(光脈に集まる)が漏れているのが見える。


「土の底は冷たいか。寂しいか。その底は? 清らかな水の無数の星の棲むところ」



●17話「水碧む」
泳ぎの上手い少年ユウタは、川で魚をたくさんとって母を喜ばせるが、
特異体質のせいで村の子どもたちは一緒に遊んでくれない。

ギンコは、低体温、言葉の遅れ、手の水かきなどから「ウコ」という蟲が体内にいるという。
ウコは水の循環と同じ性質を持つが、サンショウウオなどに寄生し、やがては水に同化して溶け込んでしまうという。


「ヒトが溺れて仮死状態になると稀に寄生することがある。クスリで様子をみてください」

ユウタは、クスリを飲んでいくらか回復し、他の子どもとも遊ぶようになる。
突然、母に「川はどこからくるの? 海はどこからくるの?」と母に聞く。

ユウタが溺れた経験がないと知ったギンコは、母に尋ねると、溺れたのは両親だった。
川に飲まれ、夫は亡くなり、その後、身ごもっていることを知った。



雷雨の夜、「行かなきゃ」と家を出るユウタ。
「鉄砲水が来れば助かるかもしれない」と、濁流を見つめる母と息子。



蟲は抜けたかと思われたが、ユウタの体は急に熱くなって、水蒸気となって消える。
(ギンコも毎回助けられるわけじゃない。哀しい人々をたくさん見てきたんだな



「胎児は水の生物に近い。その時、ウコに寄生されたんだろう。あなたのせいじゃない。
 あいつはたしかにここに生きていた」

母「あんた、今どこにいる? 川? 雨? 海かしら?」
「どうしたの? もう怖くないよ」と言っていたことを思い出し、
「そうだね。あんたはどこにでもいるんだもんね」



●18話「雷の袂」

雷の鳴る日に、庭の木に息子レキをくくりつけ、放っておく母親シノ。

何度も落雷があった木があると聞いて見に来たギンコ。
「他にも高い木はあるのに、1本だけに落ちるというのは蟲のせいかもしれない」



レキは雷が近づくと腹に電気が走る。これまで6回もうたれたが無事だった。

「木の窪みに棲む蟲がヘソから入り、放電し、羽化する時を待つ。
 何度もうたれていると命を落とすこともある。
 ヘソの緒で煎じグスリを作れば大丈夫です」



母「さぁ・・・どこだったかしら?」

レキは、シノの実子だが、育て方、愛し方が分からないという。
昔、他に嫁ぎたい人がいたのに、母から反対されて、
レキを身ごもった時も「産みたくない!」と川に入ろうとして夫が止めたという。

ギンコ「なぜ雷から逃げない?」
レキ「雷は真っ直ぐオレを見てくれる。父も母もオレを真っ直ぐ見てくれない。もともと生まれてこなけりゃよかったんだ」

シノ「あの子は怒っているんです。だから雷を落として、私を罰しているんです。でもどう愛せばいいのか分からない」

「ここいらの雲はあっという間に大きくなる」と畑から家に戻る村人の様子を見たギンコは仮説を母に話す。
「あの木は、この家から少し遠い。レキは村人と、この家を守っているとも考えられませんか?」


また黒い雲がかかり、レキが人気のない広い場所に行ったと知り、ギンコは母を連れて行く。

「あんたでなきゃダメなんだ。お前に生きていて欲しいと言ってやれ!」

「どうしても、そんな風に思えない。なら一緒に死のうか。
 今度はきっと子どもを愛せる母親に生まれてきてあげるから」

 

雷に打たれたレキのヘソから蟲が這い出す。
その後、レキは親戚に預けられた。



●19話「泥の草」
仲の良い兄弟がいて、兄の妹が山の中で服だけが残され消えた。


「山に盗られたんだ」

その数年後、弟が崖から落ちて亡くなり、里のしきたりで山へと葬られた。
その後、7日間は山に入ってはいけないしきたりだが、誰かが破ったせいで、
村人の脚に謎の芽が出て、痺れるというので、ギンコがクスリを塗ると治る。



「ムクログサの実」という蟲で、踏むと寄生し、動物のむくろを分解する。
草には塩をかけると溶けて消える。



だが、兄の脚はクスリが効かずにどんどん成長していた


山に入ったのは兄だった。「言い伝えなどウソだと思ったんだ」
弟の息子ソウスケを引き取った兄。「この草は父さんの代わりに生えてきたんだ」

実は、兄の妹を過って荷車で轢いたのだと弟が告白。
兄は、怒りのままに石で殴って、弟を崖から落とした。
それから弟が「兄さん、すまない」と夢に出てくる。
「もういい、お前は死んだんだ。それともまだ生きているのか?」



ギンコは兄に推測を話す。
「あんたの体に死臭が染み付いているからかもしれない。洗い清めればクスリも効く。オレはこれ以上は立ち入らない」

それを聞いていたソウスケは、叔父に
「父さんを殺したの? でも誰にも言わないよ。父さんは誰も恨むなと言ったから」

兄はソウスケを殺そうとして、川に落ちて溺死する。
その泥の跡が残っているのを見て、事情を知るギンコ(哀しい話だ・・・



●20話「常の樹」(最終回)
いつも旅をして、家を建て、たまに家に帰ると、娘に土産話をするのが好きな父カンタ。
旅の途中でスモモを食べてから、なぜか森の夢を見るようになり、見知らぬギンコの過去まで言い当てる。
「あんたは10歳の頃、祖母と一緒に杉の巨木に来たことがある」



森を切り拓いて里ができる様子も思い出す。それは自分の里だった。
杉の巨木を見に行くと、伐られた後だった。

 

その根元に足がハマって動けなくなり、ギンコに助けられるが、足はまるで木のように固くなる。


「このまま動けなくなって、みんなの世話になるなんざ、真っ平だ!」

ギンコは、祖父とイサザ(誰だっけ?)とともに木の話を聞いたことを思い出す。
花が咲いたのは約500年前で大地震があった。2度目に咲いた時は170年前で雷が落ちた。



村人は、山を開墾しようとしてその木を伐ろうとしても伐れなかったため、神木として崇めた。
「ここは光脈筋。だが、時とともにこの木を訪れる者は減ってしまった」

15年前、山火事で村人は極限まで困窮し、「あの大木を大金で買いたいという人がいた」と伐りに行く。
木は真っ赤な花を咲かせていた。「山が怒っているんだよ」
木を伐ると、光る水が流れ出し、森も蘇った。

 

「草木は怒ったりはしない。でも、なにもしないワケでもない。自らを森のために変化させたんだ」

カンタには植物の成長を抑えるクスリを与え、その間に他の蟲師に文を出して聞き、
解決法が分かったらしらせると言ってギンコは去る。



カンタの足から赤い花が咲いた。また危険の予兆だと、村人に知らせて山の上に避難させる。
そこに大地震が起こり、家屋はすべて全壊したが、人々は皆助かり、カンタの足の花も落ちる。

「これまで巨木から受けた恩を返させてくれ」と村人は、カンタの家も建て替えてくれる。
1つの場所に落ち着き、人々との支え合いの大切さを知ったカンタは、娘に木の話をする。

「1本の木の話をしようか。終わらない話だ」

雷雨で避難準備勧告

$
0
0
19時10分に土砂災害警戒のため避難準備勧告が出ていたのを22時過ぎ頃に知った/驚
激しい雷雨になったり、弱くなったりはしてるけど、
実際言われると、外に出たものかどうか、分からない

「au災害対策」ってアプリは、自分で見なきゃ、お知らせみたいのはしてくれないのか?
なにか設定するのか?
私がのんびりしすぎなのか?


一応調べて、「Y!防災速報」アプリをDLして、地域を特定して、いろいろ調べてみたけど、
正直ゆって「ウチは大丈夫だよね」っていう希望的観測のほうが先立ってしまう。

「この台風は温帯低気圧に変わりました」て書いてあるし、とか。
隣りの人の物音もするから、外に出るほどでもないな、とか。


てか、急に外に出るって言っても。。。
3.11の経験から、リュックにモノは詰めてあっても、一人で公民館や小学校に行くのは勇気がいる。
ほんとにヤバかったら、そんなことも言ってられないけど、タイミングの見極めが一番難しいのかも

NHKの朝の天気ニュースでは、関東を細長く雨雲が停滞するとかゆってた。
大雨・洪水・雷警報は東京都内全域に出てるっぽいし。


備えあれば憂いなし。
一応、着替えやら、避難用リュックをそばに置いて寝ることにした。
予報を見たら、日をまたぐ時にもうひと雨ありそうだし。

で、実際やってみると、最低限必要なものを入れたつもりの避難用リュックの他に
「これは、水浸しになったらダメでしょう!」とか
「これがなかったら困る」ってモノがいろいろあることに気づいた

メガネケースとか、全部バックアップ入れたHDDとか、髪ゴム、帽子、
スマホを充電して、あとは、えーーーと・・・???


それにしても、河川の氾濫て、どこまで、どれくらい流れてくるのか?
実家は河が近いから、大雨のたびに父ほか「青年団」(一応)みたいな男衆が河を見に行って、
危なそうなら、大雨の中、土嚢を積んだりして、しょっちゅう駆り出されていたらしい。
今じゃ過疎化してるから、ムリじゃない?

「防災」ってひと言でゆっても、モノの準備より、ココロの準備のほうが重要なのかも。

*************

って思ってたら、早速、スマホ充電中に注意報の「ピロリン!ピロリン!」て鳴って驚いた
23時から激しい雨がまた降り出して、「予測される雨量」は21mmから、
翌日、0:20には53mmって書いてある



なによりこの警戒音の音量の大きさが恐怖を増大
何度も通知設定を下げても下がらず。またか・・・

そもそも警戒する降雨量ってどのくらいからだっけ???
何度聞いても忘れちゃう

*************

結局、ニュースを見ながら寝たのは午前1時くらいだったけど、
その後も「ピロリン!ピロリン!」と2~3回鳴って、起こされて、
翌朝は完全に寝不足。体力が落ちるとすぐにじんましんが出る

改めて見ると、自分の区を設定したのに、埼玉の情報も入ってるし。

オレンジ色が自分の区で、黄緑色が埼玉

他の気象情報で見ると、雨量は10mm以下。
53mmなんて予報はどこから出したんだ? ほんとに降ったのはどれくらい?


やっと音量が下がったせいか、ピロリン音が気にならなくなってしまい、
昼ごろに見たら、「全ての発令は解除されました」とのこと。ほっ・・・


でも、その後、「大雨警報」のしらせが来てた。これは都内全域だけど。



今回ほど振り回されたことはないなあ。
「災害」のイメージができていないから、行動も中途半端だし。
自分は「防災意識」が低いってことが分かったっていうのが結論か。



ニュースを見れば、「腰まで水に浸かっちゃいました」と言いながら通勤するサラリーマン、
浸水などで止まった電車をあてもなく待つ人々・・・
こんな日くらい、被害の酷い地域の会社は休みにしてあげたらいいのに。


Viewing all 8841 articles
Browse latest View live