Quantcast
Channel: メランコリア
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

notes and movies(2000.6〜 part2)

$
0
0
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
昔のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


■『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』(1989)
半分寝ながら観ちゃったお初のグルミットシリーズ。
吹替え版しかなくて、ウォレスの声を欽ちゃん(たぶん)がやってる。
ミッキーとプルートみたいな関係と思いきや、どっちかってゆーとチャーリーとスヌーピー寄り。
犬が擬人化されて対等な立場にある。


■『ディープ・ブルー』(1999)
監督:レニー・ハーリン 出演:サミュエル・L・ジャクソン ほか
とりあえず今、陸の上にいれることに感謝 考えて襲ってくる巨大サメ
『ジョーズ』シリーズも「分かってやってるでしょ、おまえ!?」てシーンが時々あったけど、
今作のは遺伝子操作された確信犯。
かなりなめらかな動きと、サメの視点カメラでリアルだけど、
人間をくわえて暴れるシーンは、張子同士って感がしないでもないのがご愛嬌

海面まで一気に上がるシーンは一緒に息を飲んだ!
黒人コックが大活躍。オーブンから抜け出して、ラストも決める。
“サメは、人はまずいから襲わない”らしい?


■『笑う犬の生活 ベストセレクション ミル姉の涙』
1本に30分ずつってのがズルイよ ついにビデオ、本、グッズ、イベントまできてるこの番組。
たくさんのキャラは、例えば悲しい女ミル姉は映画紹介、
折衷兄弟は愚痴が増えて、それぞれ移り変わりも見れる。他の巻も見たい。

ミル姉「私は藁さえ積めば脱ぐ女よ」w


■『娼婦ベロニカ』(1998)
監督:マーシャル・ハースコビッツ 出演:キャサリン・マコーマック、ルーファス・シーウェル ほか
女が男の所有物だった時代の実話。水の都ベネチア(ヴェニス)のもうひとつの顔は、
高級娼婦(コーティザン)の街だったのね。華やかな衣装とヘアメイクが見所。

娼婦にしか開かれない図書館―――どういう習慣か基準が分からんけど、当時の高級娼婦は教養があったみたい。
男やその他もろもろの情報通でもあり、トップを越えるとストリートに落ちる運命でもあった。
この映画には美しい部分しか強調されていないのかも。
個人の言論の自由などなくて、無残に殺されていった女たちのほうが多いだろうに。


■『笑う犬の生活3 小松悪魔のお蔵入りビデオ』
まさに収録中の間を縫っての皆そろってお蔵入りヴィデオを観て談笑。
こーゆーボツがあるから1H番組ここまでのばせたのかも!?
(ネタ詳細は割愛)


■『アリー my love プロローグ』


【めぐりあい/ダンシング・ベイビー】
たしかNHKでもやってた? あれよあれよとゆー間にセカンドシーズンまで出るくらいビデオ屋に並んでる。
軽いラブコメが数ある中、27歳キャリア志向の女性が共感呼ぶのと、
急にコミックみたいなカットが入るのが目新しい。

「幸せが手に入っちゃったら? Then what? 幸せを追求することが人生の喜び。
 希望なら、わたしは結構人生を楽しんでいるのかも?」

アリー役は親しみやすそうな女優。TVシリーズのヒロインって日米同じかも。
ちょっと勝気で、ちょっとドジ、でも意外とタフで持久力あるタイプ。


■『スリーピー・ホロウ』(1999)
監督:ティム・バートン 出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ ほか
最初のほう寝ちゃっていまいち話のもとがよく分からずじまい。
C.ウォーケンが首なし騎士役とは! 「ガアア〜〜〜!」って突っ込んでいくだけだけど妙にマッチしてるw
アメリカの昔話と、金田一耕介シリーズをミックスしたみたい。
ラストのなんともいえない表情がイイw
全体がモノクロに近い色調を抑えたゴシック調の雰囲気が盛り上げる。


■『アリー my love vol1』
【愛は妥協から/恋愛方程式】
だんだんそれぞれのキャラが見えてきた。リチャードに見覚えあるのは気のせい?
女性の微妙な心の揺れが出てる。

「知って傷つけるだけの真実は、言わないのが優しさ」
「女は心で浮気するが、男は体の一部の問題」これって根源的定説だよね。

C曰くアリーは「何でも欲しがり、全部幸せを手に入れても満足しない女」と解釈。
セクシーなキャスターは視聴率がイイってのも事実だけど、年齢差別は違反。

Rの恋愛方程式とは「私+あなた=私たち、“私”が不安定なら“私たち”も不安定になる」納得。

キャリアウーマンでも自分が今、手に入れてるものを自覚し、満足を得られない者は確かに惨めだ。
「何も満足に手に入らない」っていうのも自分の作り出した妄想かもしれない。
「私は忙しいから」「相手が自分の欲するものを与えてくれないから」理由はいくらでも見つかるけど、
一番の敵が自分自身だとしたら、これ以上手強い相手はいないだろう。
では何も武器も策略も持たず、裸で素直な気持ちを相手に開き続けたら、すべてうまくいくだろうか? 永遠に?


■『ファイト・クラブ』(1999)

監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム=カーター ほか
“実は最初から存在していなかったんだよ、あっかんべー”てのが今ハリウッドで流行ってるのかな?
これももう1回見直さないとトリックが分からない。彼がずっと独り芝居してたっていう秘密が。

これほどリアルな殴り合いのシーンはスゴイ。
「社会が戦争で、精神が恐慌だ!」
「俺らは皆社会のクズなんだ」
イッちゃってる男は誰よりまともな名言を吐く。


■『笑う犬の生活1 てるとたいぞう完璧版』
コントとゆーより完璧ドラマ。もしかしたら映画化も可能なんじゃないかって勢いで
作りこんであるこのシリーズを一挙にまとめたこの1本はなかなか貴重。
ホリケンが全く出てない(に等しい)のがちょっと寂しいけど。

てるを想って手切れ金を受け取るママ「早くどこへでも行っちゃいなさいよ!」
この回好きだなあ〜w 名倉の芝居うますぎ!

メイキング付き。かみかみ、セリフ忘れ、ラストシーンのその後etc...
ふざけながらも真剣な面々がイイ。もうこれ以上はさすがに続けられなかったらしい


Viewing all articles
Browse latest Browse all 8633

Trending Articles